ワールドカップサッカー（W杯）

フィギュアスケートで世界舞台を制覇した‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ（２０、高麗大）が、昨年１学期、２科目で「Ｆ」（不合格）を受けたことが明らかになった。
高麗大の李基秀（イ・ギス）総長は１７日、出入記者との懇談会で、「昨年キム・ヨナ選手は２科目でＦ単位を受けた」とし「（別途の特別配慮なく）スポーツ選手に適用される学則に基づき単位処理をしたところ、Ｆ単位が出てくることになった」と述べた。
学校関係者は１８日、「キム選手は昨年、競技日程が多かったため、講義に出席し、中間・期末試験を受けるのが難しかったと理解している」と説明した。キム・ヨナは代わりにレポートを提出したが、２科目の担当教授はレポートだけでは単位を与えるのが難しいと判断した。キム・ヨナは今年、国内に滞在する間、できる限り授業に出席したという。
一方、高麗大側がキム・ヨナの単位を公開したことについて、インターネットを中心に「なぜ学生の私的な成績を公開するのか」という批判の声も出ている。
バンクーバー冬季オリンピック（五輪）フィギュアスケート金メダリストのキム・ヨナは昨年、高麗大体育教育学科に入学した。
（ニュース記事より）

　スケートシーズンがオフに入っても、ＣＭ撮りしている頃は話題もそれなりあったが、キムヨナ選手がトロントに行ってからはめっきり聞こえてこなくなった。たまに出てきたと思ったらこんなニュースである。
　単位をひとつふたつ落としたから何だというのだ。多忙きわまりないキムヨナ選手とて特別扱いしていないというのを伝えたいためなのか。
　こんなニュースよりは、現在、キムヨナ選手がどのような練習メニューをこなしているかについて知りたいものだ。ちょっと太ったとか痩せたとか、たまの休日の話でもいい。
　勉強の話しを出すなら、少しの休み時間を見つけて勉強に励む彼女の姿でも報告していただけないものか。
　今はワールドカップ・サッカーがたけなわで、毎日、創作そっちのけでテレビにかじりついている状態だが、キムヨナ選手の話題は何かないかといつも気にしている。
　気にしていても何も見つからないではどうにもならない。
　ブログの更新をしばらく休もうか、それともふだん見ていないサッカーのことでも書こうかと考えたりもしたが、結局、ワールドカップサッカーは見る楽しみだけに留めた。
　ワールドカップ・サッカーのどこがいいかって、始まる前の優勝予想と、優勝したチームの軌跡をたどるのが最高なのだ。途中をワイワイやってもしようがないというのがサッカーなのだ。したがってその途中は見るだけ。見て、見て、熱狂し、一喜一憂するだけ。その中にサッカーの醍醐味がある。精髄がある。
　最後は勝者も敗者も讃えて、優勝チームをたたえればいいのだ。
　次の日にはそれを忘れればいい。
　そして、次のワールドカップの始まる直前くらいまで、僕はサッカーのことなど目をくれないで過ごすことになる。