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「BLACKPINK」の「DDU_DU_DDU_DU」MV、33日間で2億ビュー突破=K-POP歴代最短記録
韓国ガールズグループ「BLACKPINK」が、楽曲「DDU_DU_DDU_DU」ミュージックビデオ(MV)の2億ビュー突破も歴代K-POPグループ”最短記録”で達成した。
【動画】BLACKPINK -DDU-DU DDU-DU M/V
「DDU_DU_DDU_DU」MVは本日(19日)、YouTube視聴回数2億ビューを突破。YGエンターテインメントはこれを記念して、公式ブログを通して祝電を公開した。
今回もやはり「BLACKPINK」が歌謡史の新たなページを装飾した。
先月15日午後6時に初公開された「DDU_DU_DDU_DU」MVは、33日間で2億ビューを突破。従来の記録より11日も前倒しの大記録となった。
(K-POPニュースより)
「BLACKPINK」の「DDU_DU_DDU_DU」MVが33日間で2億ビュー突破し、K-POPの歴代最短記録を更新した。
記録を更新されたのはBTSの「FAKE LOVE」である。
ひょっとして破られるかも…と思っていたがその通りになった。
これまでのK-POPのうねりに変化が起きた可能性を感じる次第である。
2010年のK-POPブームは第二次ブームとされている。自分はこのブームからK-POPを追いかけだした。
なのでこれを最初のブームのように受け止めているし、ブームの流れを説明もしやすい。
2010年のK-POPブームについては繰り返し触れてきている。
KARAと少女時代の活躍によってこのブームは大きく花開いた。日本の茶の間を沸かせたほどだから、日本のマスコミも歓迎ムード一色だったのが知れてくる。
しかしこのブームはいろいろあってマスコミも自粛モードに入り、ブームは沈静化していく。
日本中を沸かせたKARAと少女時代もどんどん活動の場を失い、ドーム公演を行って姿を消した。
今になって思うに、それらは日本のマスコミが仕掛けたK-POPブームだったのが見えてくる。それもK-POPガールズを主役としたブームである。
自分はその流れを追ってKARAや少女時代を追いかけたわけだが、ガールズブームの成功は単にKARAや少女時代の活躍だけでなく、地味な活躍に留まっていたボーイズグループが脚光を浴びてきたことだ。
東方神姫やBIGBANGが大きな成長を見せるのはKARAや少女時代の活躍に沿っての話である。すでに知られていたボーイズだけではない。ほとんど無名のボーイズも知られて活躍を始めていくのだ。
KARAや少女時代、ほとんどのガールズグループは引き上げたが、それなりの数のボーイズが足場をつくったのが2010年のK-POPブームだったのだ。
K-POPが沈静化していた2013~2014年頃、「ボーイズグループはまずまず息をついているが、ガールズグループは壊滅状態…」というようなコメントをよく見かけたものだった。
それから思うと今回のブームは信じられないものになっている。イベントで来日するガールズグループは引きも切らないほどになってきてるからだ。
今回のK-POPブームの火をつけたのはTWICEだ。これは間違いない。
それは2016年春、幕張K-CONに登場したTWICEとその夏のTWICEを思い出していただけばはっきりするだろう。
TWICE人気はほんの2~3ヶ月で2倍3倍と急激に膨らんでいたのだが、その間、マスコミは静観を決め込んでいた。気の利いた記者がスポーツ紙のコラムで記事をちょびっと流すのが精々のところだった。
TWICE人気が明らかになると他のガールズも日本上陸に向けて動き出した。
その流れは現在に至っている。
このブームを引っ張る役割を果たしてきたのはBTSだった。アメリカで活躍するBTSを眺めるには韓国も日本もなかった。
いわばBTSのワールドワイドな活躍がガールズグループの土俵も広げたようだった。
そしてその結果、BLACKPINKはアメリカビルボードに注目される存在に成長してきた。
驚くべきはBLACKPINKが注目されるとApinkにまでスポットが当たってきた。MAMAMOOもである。
BTSが担いだ神輿の上は、いつしかガールズグループばかりが乗っている状況となってきた。
K-POPは道半ばの先頭をガールズグループばかりで折り返したような具合となってきた。
”うねりの変化”としか思えないわけである。
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