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木村王位 VS 藤井棋聖(王位戦第三局)戦から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/a3/3e391bd50fbf2b710a76963f731cd8d9.jpg)
今回の王位戦は藤井棋聖の攻めに対して木村王位が受ける戦いとなっている。
第二局は木村王位が藤井棋聖の攻めをうまくしのぎ、逆襲に転じた。勝ちの見えるところまで追い込んだ。しかし、追い込まれながらも藤井棋聖は最善の応手を続けた。木村王位になかなか決め手を与えなかった。その粘りが秒読みも始まっていた木村王位の緩手を呼んだ。わずかの隙をついて藤井棋聖は勝負手を放って逆転勝ちに成功した。
手中にあった勝ちを逃がした木村王位は自分が後手番となる第三局に対し、期するものがあったと思う。
木村王位は相掛かりの戦いを望んだかもしれないが、藤井棋聖は7六歩から矢倉戦の意向を表明、木村王位は藤井棋聖の注文をすんなり受け入れる展開となった。
がっちり金銀で囲い、そこに入城しての戦いになるかと見ていたら、藤井棋聖は自分の見慣れない工夫を見せた。
金銀を三段目と二段目にダランと横に並べる囲いを採用した。土居矢倉と呼ぶらしいが初めて知った。
この戦型は大正期に活躍した土居市太郎名誉名人が好み、1940年の第2期名人戦第3局で木村義雄名人(後の十四世名人)を相手に組んだ陣形らしい。
この戦型は堅固な城というより、柔軟でバランスの取れた囲いらしい。人は石垣人は城、の武田の城みたいなものかな?
しかし、”風林火山”じゃないが、手数少なく藤井玉は入城し、先手は攻めの態勢を築くのは早かった。
後手の木村王位は先手の動向をにらみながら慎重な構えを取った。途中、自ら動いて桂馬をはね、飛車先を切る展開もあったようだが、そこにあったいろんな変化を見送ったようである。藤井棋聖相手にその攻めが上手くいくかどうか自信がなかったと見られる。
インタビューはいつも緊張が感じられるけれども、藤井棋聖は対局後の感想戦でもいろんな変化をたくさん語っていて好感を覚える。勝負の分かれ目となった後手の1三銀打ちについても対局中にその手は見えなかったと正直に吐露していた。話しっぷりから局面が過ぎた後に気づいたようだった。
藤井棋聖からいろんな指し手順をこれだけ披露してもらえれば打っている時以上に学べることは多いんじゃないかと思った。
さて、戦いは先手が後手陣の玉頭から襲い掛かり、金銀角桂香に守られた堅陣をバラバラにして寄せ切った。
途中銀打ちを間違え、あわや入玉されてしまうかの局面も生じたが、一度寄せそこなっても切り替えの早いエンジンをもつ藤井棋聖、攻めの構想を立てなおし、眠っていた飛車まで働かせて勝利した。
木村王位に三連勝でタイトル奪取に早くも王手となった。
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