雨の記号(rain symbol)

ときわ荘のぼんくら談義③

2016-01-18 20:54:43

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　　KARAの解散(3)

「一時は熱中したガールズグループのメンバーの名がにわかに出てこないなんて健忘症でも始まったか？　はっははは、ちょいと早いんじゃないのか？　まあ、家族の考えも絡んでいるだろうし、ジヨンがどんな風に同調したかどうかなんて俺にわかるはずもないが…。そういえばあの騒動の時、”奴隷契約じゃないか！”とお宅もひどく興奮していたのだったな。当時は地上波テレビがニュースを流したほど日本のファンの関心も熱かった。あの時のしこりを引きずり、次の更新時期が近づいた時、ニコルは早々に契約更新しない姿勢を取っていたが、ジヨンの場合、契約更新しないとの声は多かったものの結論はぎりぎりのところまで引っ張った。DSPを離れ、ソロ活動する意志はあってもいざとなると自分のおメガネに適う事務所はなかなか見つからなかったのかもしれない。留学と称してイギリスに渡ったのもじっくり腰を落ち着けて事務所を探したかったからかもしれないしな…」
「ジヨンが渡ったのはイギリスだったか…俺はてっきりアメリカだとばかり思ってた」
「…確か親戚だか知り合いだかのつてがあったんじゃなかったかな。しかし行った先がイギリスかアメリカかなんて、遊園地に行ってジェットコースターに乗ったかゴンドラに乗ったかの違いに過ぎんよ。仮にアメリカをジェットコースターだとすれば、ジェットコースターはそれに乗って恋もしたことだし、今度はセレナーデを歌うためにゴンドラの方がいいやみたいなもんだ」
「何だそれ？…ぜんぜん意味がわからんぞ」
「はっはは、お宅は分からなくてもいいの。俺はKARAファンのために、気分でしゃべってる」
「そうか。では、貴君のどうでもいい気分や途中はいいから、イギリスに渡ったジヨンはどんな経緯で今の事務所を探し、日本のドラマやラジオに出るようになったんだ？　そこを聞かせてくれ」
「ラジオで話すジヨンを聞いたことあるのか？」
「あるよ」
　ボンタは目を剥いた。怪訝そうな顔になった。
「ラジオで聞いたって…ラジオで話す声を聞いて、ジヨンだとわかるなんて大したもんだ」
「…」
「年を取ると人の顔と名前を一致させるのに往生するよ。俺は最近、これで悩むことが多くなってるんだ」
「そうなの？」
「ああ。顔は思い出せても一致する名前が近頃はなかなか出てこなかったりする」
「話の雲行きがおかしくなってきた。人を健忘症呼ばわりしたが、何だか貴君の方が危ないみたいじゃないの」
　クラヤは笑い出した。
「いや、認めるものは認めなきゃあね。ラジオで話すジヨンの声がわかったなんて、そのへんはほんと大したもんだと思うよ」
「本気でほめてるの？　俺より危ない人にほめられてもなあ」
　軽い笑い声を立て、タクヤは空になったコーヒーカップを握って立ち上がった。キッチンに行き、インスタントコーヒーを淹れて戻ってきた。
　ボンタはコーヒーカップに手を伸ばしミルクを注いだ。砂糖も少し入れてスプーンをかき回した。
　コーヒーをひと口すすってクラヤは話し始めた。

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KARA ハラ、騒動後初のメッセージ…直筆文で心境告白

KARAのハラがキーイーストと専属契約を結んだ中で、ファンに直筆の手紙を伝えた。

ハラは18日、自身のSNSに「KARAファンの皆さん、そして多くの方々に久しぶりにご挨拶申し上げます。こんにちは。ハラです」という手紙を掲載した。

続いて彼女は「しばらく前からあまりにも多くの話が急に降って心配してくださる方が多かったと思います。私としても容易ではない決定でしたが、新しい場所で再起動する気持ちでゆっくりと歩いてみようと思います」と伝えた。

ハラはまた、「KARAのメンバーの一人として生きて、私の年齢では簡単に享受することができない多くの経験をして、様々な感情を感じながら生きていて、ファンたちの愛をたっぷりと受けました」とし「KARAという名前でお互いの意見を尊重しながら一緒にした9年間の貴重な時間を心に留めて、新しい道を歩いてみようと思います」と語った。

18日午前、芸能事務所キーイーストは「ハラとの専属契約締結を確定した」と公式発表した。これに先立ち、数回の契約説がふくらんだ双方は初めて書類に印鑑を押し、関係を明確にした。

キーイーストエンタープライズ事業総括ヤン・グンファン社長は「ハラさんは歌手としての魅力だけでなく、MC、役者としての可能性も高く評価されるアーティスト」とし「多方面で無限の成長の可能性をもっている点で大きく期待している。韓国だけではなく、日本と中国など、海外活動においても専門的なマネジメントのノウハウを積極的に活用し、今後もハラさんが韓国を代表する韓流スターとして活発な活動を展開していけるよう支援を惜しまない」と伝えた。

キーイーストにはペ・ヨンジュン、ソン・ヒョンジュ、オム・ジョンファ、オム・テウン、ハン・イェスル、チョン・リョウォン、チュ・ジフン、ハン・ジヘ、キム・スヒョン、パク・ソジュンなど多くのスターたちが所属している。