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ヨナ絶好調!連続3回転あっさり
【ロンドン(カナダ)11日(日本時間12日)】フィギュアスケートの世界選手権の公式練習が本番会場で始まり、13日の男子ショートプログラム(SP)に向け、羽生結弦(18)=宮城・東北高=ら日本勢が調整した。14日がSPの女子では2季ぶり出場のバンクーバー五輪金メダリスト・金妍児(キム・ヨナ、22)=韓国=が2連続3回転ジャンプを着氷する好調な仕上がり。浅田真央(22)=中京大=は姿を見せなかった。
無言の一撃だった。ミュージカル『レ・ミゼラブル』の音楽に乗って流れるように滑り出した金妍児が、いきなり3回転ルッツ-3回転トーループを決めた。その後も高難度の2回転半-3回転を含めて6度のジャンプですべて着氷。仕上がりの良さを印象づけた。一方、永遠のライバル、浅田真央はこの日、リンクに姿を見せなかった。
真央は2月の四大陸選手権(大阪)では、SPで2年ぶりにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたものの、フリーでは3回転半に加え2連続3回転を投入したが、いずれも回転不足と判定された。
その2連続3回転を金妍児があっさり決めているのは脅威だが、付けいるすきはある。スタミナだ。金妍児は体力面について「心配があるとは思っていない」と話してきたが、昨年12月のNRW杯(ドイツ)で復帰し、今年1月の韓国選手権を含め、まだ復帰3戦目。フリーの演技以外は、単発のジャンプを跳ぶごとにリンクサイドへ戻り水分補給。腰に手を当てる場面もあった。
練習後、金妍児は韓国メディアを含めた報道陣への対応はせず、12日に心境を明かす。真央も現地入りする予定だ。2年ぶりとなる直接対決の機運は、いやが上にも盛り上がってきた。
(フィギュアスケートニュースより)
どの選手もここまできたら「やるべきことはやった。あとは天の意に従うのみ」の心境であろう。
一発勝負である。どれだけの練習を積んでこようが、練習と試合の場はぜんぜん違う。ただ、これだけは言える。大勢の観客が見守る中、練習で積み上げた成果をそのまま100パーセント、リンクで再現できた選手にこそ勝利の女神は微笑むということだ。
二年ぶりの対決になるキムヨナと浅田真央、世界女王のカロリーナ・コストナーと役者も揃った。ソチ五輪を占う大会でもあり、今年の世界選手権は大変な盛り上がりのようだ。
だいぶ前、この大会を制すのはキムヨナと浅田真央のどちらかである、と予想したが、僕の見立ては間違っていただろうか?
選手たちがカナダの小さな都市に集う前、専門家筋でカロリーナ・コストナーを推す声が多いのに驚かされた。前年の世界選手権を制しているから別に不思議ではないが、それらの雰囲気を寄せ集めてみると、優勝するのはカロリーナ・コストナー、銀に浅田真央、キムヨナは銅に滑り込むかどうか、といった按配だった。
いや、ここまでくればそんなことはどうでもいいのだ。
世界選手権に向けて、キムヨナの公式練習の映像がアップされていたので見た。キムヨナの動きはかなりよくなっている。動きに切れがあり、身体も軽そうである。
公式練習を終えた後、「勝ちたい」と口にしたそうな・・・多少とも手ごたえを感じたからこそ口にしたのではあるまいか。
競技開始の時間は迫ってきた。キムヨナが舞う。彼女がどんな滑りを見せるのか早く見たい。
★キム・ヨナ、公式練習で完璧な演技後…「勝ちたい」
キム・ヨナは13日(日本時間)、2012-2013シーズン国際スケート競技連盟(ISU)世界フィギュア選手権が開催されるカナダ・オンタリオ州ロンドンのバドワイザーガーデンズで練習を終えた後、優勝への意欲をはっきりと表した。
キム・ヨナは「(昨年夏)現役復帰を宣言した時から、結果よりも軽い気持ちで選手生活を続けようと決めていた」としながらも、「しかし私も人間なので、今は頑張って勝ちたいという欲が出る」と明らかにした。
一方、女子シングルのショートプログラムは14日(日本時間)午後11時30分に始まる。最近の国際大会の成績が少ないキム・ヨナは、出場選手35人のうち序盤の17人に含まれ、前半に演技するとみられる。