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KARAの解散⑨
「歌手業から3人が離れていってバラバラになって行きはしないかってことだよ。ハラの所属したキーイーストは、リーダーペ・ヨンジュンを筆頭に錚々たる俳優(女優)連中が顔を揃える事務所だし、スンヨンもはっきりしないとはいえどうやらそんなところに向かいそうな雰囲気を出してる。一人、ギュリは自分の事務所を立ち上げそうだが、近況を伝える彼女の写真を見て、”おやっ?”って気持ちにさせられた」
「おやおや」
ボンタは笑った。
「はっはは…そうだ、おやおやだったよ…で、事務所を立ち上げるのはいいけど、下手すると彼女の芸能活動は片手間にとどまる可能性を感じたんだ」
クラヤは落花生を剥いていた手を止めた。
「感じたねえ…」
「ああ。アイドルのアイドルたる生命線は何だと思う」
「生命線? アイドルの?……そりゃあ、決まってんだろ」
クラヤは皮からつかみだした実を口に放り込んだ。
「だから、何だ」
「アイドルは身体が資本だ。いや、身体というより容姿と言った方がいいか…きれいな顔とスタイルで勝負して、(もちろん声も入るよ)ファンの目や耳を引きつける。身も心も虜にする、”魅力”とか”魔力”とかいうものだろ?」
「それだけか」
「それだけか、って…それを表現しきるために自分を磨きぬくことの他に何がある?」
「あるんだよ」
「まさか、一にも二にも愛嬌なんていわせるなよ。そんなのは生命線でも何でもない。過度の愛嬌はむしろ弊害になりかねない。下手すりゃせっかくの誇りさえ蝕むものだ」
「それだ」
ボンタは相槌を入れた。
「何だ?」
「プライドだよ。俺はそう思う。プライドを失ったらきれいな顔もスタイルも輝きを失うに違いない。愛嬌振りまくのもいいよ。率直なプライドに支えられた愛嬌ならね。だが、ただあやふやな思惑や邪念の混じりこんだ愛嬌がファンの心を打つはずもないんだ。パワーやエネルギーがまっすぐでない愛嬌なんてとらえどころのない笑みとしか映らないはずだ」
「なるほど」
クラヤは顎に手をやった。小さく生え揃った顎鬚を軽く撫でた。
「どことなく説得力のある言い回しではある。だが、それとギュリの写真とやらがどう結びつくんだ?」
「ギュリのその写真は僕らの目に触れてはいかんと思ったね」
「というのは、つまり…」
「ああ。彼女は少し太ったようだった。テーブル前で椅子に腰をおろしたごく普通の写真だった。だが、KARAのステージで見てきた姿とはかなり違和感があったんだ」
「…」
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