「Le Sserafim」デビュー活動完走、ガラム復帰も期待

「Le Sserafim」デビュー活動完走、ガラム復帰も期待




「Le Sserafim」デビュー曲活動終了 – 4冠達成、「ガラム」活動中断も完走



★　「Le Sserafim(ルセラフィム)」が6月5日放送の「人気歌謡」を最後に、デビュー曲「Fearless」活動を終えました。

　「Le Sserafim」は「HYBE」とその傘下レーベル「Source Music」が共同制作した初のガールズグループ。メンバーにIZ*ONE出身「宮脇咲良」と「チェウォン」が含まれているということで、デビュー前から注目を集めていました。
その注目度の高さを示すように、5月2日リリースの1stミニアルバム「Fearless」は、発売1週間で30万7450枚の売上を記録。ガールズグループのデビューアルバム初動歴代1位記録を達成しました。

　音楽番組での活動は5日放送のMnet「MCountdown」よりスタート。これまでに、地上波1冠を含む4冠を獲得。途中、メンバーの「キム・ガラム」が「学校暴力」疑惑で活動を中断。一時、活動自体が危ぶまれましたが、5月下旬からは5人組として活動を再開し、5週間の活動を完走しました。



　並の新人ガールズならガラムの騒動に競り負けて活動中段に追い込まれていただろう。
　5週間の活動をやり通せたのは、宮脇咲良とチェウォンのIZ*ONEパワーと人気の底力、HYBEの力強いバックボーンのスクラムがあったからと思われる。
　ガラムの騒動に寄り切られず、5人体制で「Le Sserafim」が完走できたのは大きい。
　これでガラムの騒動に左右されることなく活動を継続していけるのは確定だ。
　
　出来れば騒動が落ち着いてガラムにはグループに戻ってほしいと願う。　　　
　一番の理由は「Le Sserafim」が6人体制のガールズであってほしいからだ。ガラムがグループに戻れず、5人体制の「Le Sserafim」でも活動していける目鼻はついた。だが、戦略上において「Le Sserafim」はIVEと競う形で活動していってくれた方が望ましいのだ。


　IZ*ONEのマンネラインだったユジンとウォニョンは、他メンバーを加えてIVEでデビューしてきた。
　IZ*ONEは12名の大所帯だった。昨年5月、IZ*ONEは惜しまれながら解散に至ってしまった。人気の勢いはほぼ頂上にありながらだった。
　おいてけぼりを食った多くのWIZONEは、どんな形ででもいいからメンバーらのグループ再結成をひそかに願っていた。
　そんな期待に応えるようにしてデビューしてきたのが、ユジン＆ウォニョンらのIVEだった。


　多くのWIZONEはIVEのデビュー活動に対して喝采を送った。
　IVEのすてきなステージを目の当たりにしながら、こうも思ったはずである。
「ユジン＆ウォニョンのIVEのステージもいいけど、他のメンバーたちに
よるステージも見てみたい」
　と。　


　それはそのはずである。IZ*ONEの個性に溢れたパフォーマンスを記憶する者たちが、ユジン＆ウォニョンのグループのパフォーマンスだけで満足できるはずはなかったのだ。
　その物足りなさに応えて登場してきてくれたのが、「Le Sserafim」だった。そして、どんなステージを見せてくれるだろうか、とチェウォンや宮脇咲良らに期待したのである。


　両グループの総勢メンバーは12名。元IZ*ONEの12名と同じである。
　左の翼が「IVE」、右の翼が「Le Sserafim」の旅客機に乗るのはもちろんWIZONEプラス新しいファンたちである。
　この時、左の翼が6名で右の翼は5名となるといかにも塩梅（バランス）が悪いではないか。元IZ*ONEの総勢にも足りなくなって来るし…。
　これでは本体に乗っているファンらの乗り心地も悪かろうというものだ。
　また両者が拮抗して競っていけば、相乗効果のファン増も期待できるところでもある。
　ガラムのアイドルとしての資質についてはまだ分からない。ただ、ライバル関係の両者のバランスを満たす上ではひとり足りないのは確かだ。
　両者には第4世代のガールズとして先頭を競い続けていってほしい。

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