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ワールドカップ2020(オランダ)のショートトラックから
夏の陸上競技に対する冬場のホットなスポーツ(ショートトラック)がとても面白い。
長野オリンピックで見てこの競技を知った。確か日本もメダルを取った選手がいたと思った。
冬はスキーでもスケートでもタイムを競うレースが多い。クロスカントリーは陸上のマラソン同様、同じステージでリアルに順位を争って面白いが、どっちかというと個々にタイムを競うのが多い。
誰かの出した最高記録を目標に競うのだ。だがイマイチ臨場感が乏しい。
ハラハラドキドキはあるにはあるものの一緒にスタートして走る競技に比べたらだいぶ見劣りする。
しかし、長野オリンピックでショートトラックの競技を見た時、エキサイティングで駆け引きもあって面白いと思ったわけだった。
当時はデモンストレーションレベルの競技だったが、今では多くの国が選手を送り出してくるようになり冬場の競技として、会場は熱気を帯びたものになっている。
ショートトラックのコースは一周100メートルあまりと小さい。ここを数人の選手でぐるぐる走り回って順位を争うのだ。よって滑るスピードもさることながらスケート技術もかなりのものが要求される。
特筆すべきは前を走りさえすればそれが即1位に近いポジションでないということである。スタートダッシュに成功してトップを走れば、それが優勝に極めて近い競技(500メートル)もあるにはある。だが、1000メートルと1500メートルのレースは、ダッシュしてトップに立っても最後まで1位をキープして勝つのはあまり見たことがない。そんなに甘いスポーツではないのだ。
競輪のトップ引きみたいに風圧を受けるのと、抜きにかかってきた選手のスピードに即対応するのは簡単じゃないようである。トップに立ったらスタミナを消費しないようにジリジリスピードを上げていき、抜きにかかるスピードを消耗させられればよいだろう。だが、待機策で後ろについた選手がそれを楽にさせてくれるはずもないのである。
100メートル少しのコースを数人で周回しながら、前を滑る選手と前に出る機会を窺う選手間の駆け引きこそが観客にとっての醍醐味となっている。
現在は韓国、オランダ、カナダ、ロシアが先頭を引っ張り、アメリカ、日本、カザフスタンあたりがそれに続いて活況を作り出している。
この競技は狭いコースをぐるぐる回るので選手がクラッシュする場面が多く出てくる。自爆もあるが、他選手のラフプレーに巻き込まれるケースも少なくない。
審判団もペナルティーを科すのが当初はあまり上手でなく、抗議を受けることも少なくなかったようだが、競技の様子を見ていてだいぶ上手になったと感じる。
ラフプレーで思い出すのはひとりの女子選手だ。エミリ・クリスティという選手で、イギリスのショートトラック界を牽引してきてる。とっくに引退したと思っていたらまだ現役だった。
イギリスはまだ強い選手を送りだしてこれないようだが、オランダが会場となった先日のワールドカップ500メートルで、一人予選を勝ち抜いている選手がいた。他の選手より太っていておばさん感が強い。強引な割込みをしてる選手なので誰だろうと思って調べたら彼女だった。
彼女が予選を勝ち抜いて決勝に上がってきた。
先にも書いたが、500メートルはスタートが肝心だ。ダッシュに成功して第一コーナーをトップで回ったらそのまま一位で最後まで流れ込むパターンは多い。
なので自分は500メートルを600メートルか700メートルに距離を延長すべきでは(?)と思っているほどである。
その日、彼女が決勝に残ったのは予選で有力選手がクラッシュして消えたせいもあっただろうか…。
さて、決勝のそのラウンドが荒れた。最初の一周で選手が数名クラッシュしたら、スタートのやりなおしになる。第一コーナーで選手が先を競うから当然である。そこで選手間で多少のおしあいへしあいも発生するわけだが、クリスティ選手はそれが露骨で何度もスタートのやり直しとなって笑わせた。
あまりひどいとペナルティのはずだが、一周目は多少目をつぶったりするのらしい。明らかにクリスティ選手のラフに選手が巻き込まれているのに審判団は彼女にペナルティーを科さなかった。
3度目だったか4度目だかにスタートは成立したのだが、運よく前を滑れた彼女に有力選手のクラッシュもあり銅メダルのチャンスのレースとなった。
最後のコーナーまで3位で滑ってきた彼女だったがそのコーナーで後ろの選手に抜かれそうになった。そしたら何と彼女は自分の腕をその選手の足元に腕をもぐりこませたのだ。2人は絡まって壁に激突していった。
審判団はビデオ判定で彼女にペナルティを科し、後ろから抜こうとした選手を銅メダルとしたのだった。
若い頃、クリスティ選手シャープな滑りでメダルを取る活躍を続けた。たいてい決勝にコマを進めてきていたが、ダメな時は後ろを滑って負けたわけでなく、ペナルティを科されてだった。強い選手だったのだ。
彼女はペナルティを科された後、他国の選手と笑顔で友好を深めていた。いずれ若い選手を率いてオリンピックにやって来るのかもしれない。
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