昨日、スポーツ番組「kunoichi」について書いた。走り書きのようなものだったので、少し付け加えたい。
いろんなスポーツがあふれていることは昨日も書いたが、その多くはスポーツのためのスポーツの印象が強い。
実際生活とかけ離れたスポーツが多いということである。格闘技は、人間が現在ももっとも好んで行う喧嘩をモデルに取ったものであるから、いいにしろ悪いにしろ、これは実際生活の近くにあると言える。将来、悪い奴らと良い奴らによる争いが発生するかもしれないから、大義や正義を信じる者はいっそうの鍛錬が必要…(?)
球技などの団体競技は采配、チームワークや戦術面などで社会生活に直結して活用性は高い。
僕がもっとも買うのは「kunoichi」スポーツなのである。
人類はどのような状況においても生き残って行かねばならないが、たとえば都市を捨てて我々が山岳地帯などに避難しなければならない時、「kunoichi」スポーツで設定されたような状況は当然予想されてくる。
そこを乗り越える困難さが幾つかのステージとして用意されている。胸がワクワクするスポーツ番組ではないか。
なお、途中で数を数えるなどの馬鹿げた同種の番組を見たが、あれはどういうコンセプトを持つのであろう? 文字通りお笑いであるが、似て非なる番組は困るとだけ言っておこう。