雨の記号(rain symbol)

K-POPガールズの活躍と”オール推し”の憂うつ







K-POPガールズの活躍と”オール推し”の憂うつ
The success of K-POP girls and the melancholy of “all-stars”



「Le Sserafim」BlackPink超え!初日ミリオン達成「102万枚」



★ 「Le Sserafim(ルセラフィム)」が5月1日、1stフルアルバム「Unforgiven(アンフォーギブン)」をリリース。発売初日に「ミリオン」を達成しています。

ハントチャートによると、「Unforgiven」の発売初日の売上は、「102万4,034枚」でした。

これは、K-POPガールズグループの初日売上としては、過去最大です。これまでの1位は、BlackPinkが昨年リリースした「Born Pink」で記録した「101万枚」。「Le Sserafim」はデビューから1年で、凄まじい購買力を持つファンダムを形成した。




 新型コロナの”暗雲”が取り払われようとしている今、K-POPのグローバルな勢いはくっきりと明瞭となってきた印象を受ける。


 K-POPの歌やダンスのステージは、他の音楽よりも優先して見られ、聴かれ、率先して踊られる音楽となって来ているようなのだ。


 それを裏付けているのは第4世代ガールズの天井知らずの活躍だ。K-POPガールズの音楽は世界中のファンが率先してダンスでカバーされる音楽となっている。その視聴者も膨大な数に上っている。
 じつは自分もそのひとりである。

 少女時代とKARA、TWICEとBLACKPINK、といった2つばかりのガールズの活躍で沸き返った頃とはもはや較べるまでもない。
 規模がまるで違うからだ。


 先に挙げた例は第2世代と第3世代ガールズの話だが、当時は2者が大きくブレイクすると、全体のキャパがそれほどないので、他ガールズの入り込んでいく隙間は乏しくなっていた。

 TWICEとBLACKPINKのブレイクしていた頃は、少女時代とKARAの活躍した頃に比較すると、普通の鍋が大きな鍋に替わったくらいの違いは出ていたのは確かだ。


 だが、第2世代と第3世代の谷間を埋めたガールズであるApinkとAOAが日本で人気を出し始めると、KARAや少女時代の人気はやや緩んでしまう現象を起こした。

 KARA人気が急激に萎んだのは、すでにニコルやジヨンがグループを離れていたこともあるが、K-POPファンの絶対量は少なく、KARAや少女時代のムード的ファンはApinkやAOAに乗り換えるか雑食となって、足場を複数にする背景もあったかと思う。
 そういえばその頃、雑食という言葉も流行った。


 第4世代と呼ばれるガールズが登場しだした今、推しのガールズを複数持つのは珍しくもなくなっている。
 よって”雑食”の言葉もダサくなって年寄りしか使ってないかもしれない。
 いわば複数のブランドを上手に使いこなすのが今は時流というわけである。


 カムバックしたIVEの音楽を夢中で視聴してきた自分は今、カムバックした「Le Sserafim(ルセラフィム)」の音楽にまたまたハマりだしている。
 この日を待ちかねていたかのような張り切った表情と、パワーに溢れた歌とダンスがとても痛快だ。
 スキルは高い上にガールクラッシュの表情を持ちながら愛らしさもある。けっこうイケてるガールズだ。

 Le Sserafim(ルセラフィム)を視聴してIVEに戻り、またLe Sserafim(ルセラフィム)を視聴してIVEに戻る。


 これらの繰り返しの中でaespaの音楽を視聴しに行く時間はあるのだろうか…?
 aespaは今回、どうしてなのか、立ちあがりが思わしくない、との記事が出て来ている。


 見に行く暇はないと思っていたが、出足が思わしくないなら、どんな音楽出したのか、K-POPガールズの”オール推し”として放っておけない気持ちにさせられる。
 ”オール推し”として心配なのは、人気はあるのに活躍できないガールズである。aespaも第4世代ガールズのトップを走ってもらわねばならないガールズのひとつだ。
 'Welcome To MY World (Feat. nævis)'か…まだMVの視聴に出向いてもいない。
 じっくり仕上げてのカムバックでスタートをつまづくなんて心配でならない話である。



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コメント一覧

Unknown
さすがにエドやテイラーなんかはPopでいいとは思いますけどね
ブルーアイドソウルならアデルとかいますけど

今は韓国のストリーミングチャートでもJ-POPのあいみょんやYOASOBI、米津玄師、優里がランクインしていてメロディアスな音楽がまた見直されてるのかもしれませんね

あと気になったのは以前ほどYouTubeの再生数で記録を出そうとしなくなりましたよね
ストリーミングに移行してきたのでしょうか

Spotifyですと世界各国のチャートが見れますがFifty Fiftyのヒットの大きさとNewJeansの粘りがわかって面白いですよ
hi8392
こんにちは。ご訪問、ありがとうございます。
R&Bスタイルの音楽といえば、昔は黒人歌手主導のイメージでしたが、R&Bで代表的な歌手を検索したら、エド・シーランやテイラー・スウィフトなども顔を出します。
 つい先日ラジオの番組は、R&Bが登場して50周年なんてゲストとペチャクチャやってましたが、調べてみたらR&Bの草分け的な登場は1950年前後だからほぼ70年前の話。
それから20年経った1970年頃はビートルズなどのブリティッシュロックがまさに全盛でした。
 R&Bの音楽はその頃にようやくマイナーイメージから脱け出してくる。
 他ジャンルと手を取りながら音楽性を深めつつ、枝分かれもどんどんしていく。形にとらわれず独創性をどんどん発揮していけるのがR&Bのようですね。
 ジャズやブルース、ゴスペルソングあたりを祖としているなら、当初は黒人ソングの再編成か脱皮の音楽で、活動の場はアンダーグラウンドだったということでしょうか。
 エド・シーランはともかく、テイラー・スウィフトはカントリーソングのイメージでしたが、この歌手も今やR&Bで語れる歌手となって来てるんですね。ちょっと驚きでした。
Unknown
今の北米音楽っていわゆるK-POP的なハイパーR&Bみたいなものが衰退しているんですよね
PinkPantheressだったりSZAのようなY2K風のローファイなR&Bが流行っていてNew Jeansは上手くそこに入り込んだなと感心しました

Fifty Fiftyは英語版まで用意して普通にSpotifyでグローバルに聴かれてるのは素直に凄いと思いましたし、あれだけヒットするとお金が集まりますので次は結構楽しみですよ
hi8392
 少し言い足りないし、せっかくなので続きを書きます。
 aespaには、ここは岩盤が固い、別の突破口から進もうみたいな…グズグズしてるうちに後ろへ置いて行かれそうな、グループとしての危惧も覚えました。
 IVEやルセラは”これぞK-POP”とばかり、BLACKPINKに迫り、追い抜いて、世界の”音楽シーン”の最前線を請け負い、切り開いて行こうとの”情熱と気迫”を感じます(当人たちの闘志と体力も充実してるのでしょう)。
 だけどaespaの方は”パワーとスキル”でIVEやルセラに追いすがる自信をイマイチ持てない。そこを後押しする資金力も乏しいのでは(?)、とも考えたりしました。
 少女時代を抱えてた頃の自負と意気込みは今のSMにはもうないのかも…と(最近、中枢本部ではいろいろありましたからね)。
 もう一つ抱いた感想がありました。
 先行曲を視聴し終えた後、無名状態からブレイクしてきた「Fifty Fifty」をちょっと思い浮かべたりしました。洋楽の懐メロみたいな感じで…。今のK-POPならスキルの高いダンス力を持つ分、洋楽の懐メロに手を入れても少しは売れたりするかもしれません。省エネで行ける点ではそこも魅力的な畑(市場)ですね。
 欧米は先の時代をリードして繁栄した国々です。懐メロに親しめる年配者は日本同様少なくはない。「Fifty Fifty」のように向こうから人気を出す戦略も大いにありかもしれません。ただし、田舎の商店街の店がやるようなことを大手がやってはいけません(笑)
hi8392
aespaにはブレーン(口の減らない者)が多すぎるのでしょうか? それともIVEやルセラみたいに同じ調子(ある意味ステレオタイプ)でガンガンやりあっても勝てない(?)、と踏んで、目先を変えたんでしょうか…? 

 IVEやルセラは正面突破の意気込みに溢れてて好感を覚えます。
 
 ですけどaespaの先行曲は視聴してるうちに拍子抜けを覚えました。どうしてこんな曲で勝負を…って、がっかりもしましたね。
ノエル
aespaの今回の曲自体は若干オルタナティブに寄せてて良い曲だとは思うのですが、今までと一貫性がないのがなんだかなーって気になりましたね。(ルセラの新曲より好きです、IveのKitschほど面白くなかったですが)

K-POPっていかにビッグになるかの人気競争みたいになっちゃってる所が面白くもあるけど残酷でもありますよね。
New Jeansはそういう競争から逸脱した所が好きなんですが、結局は数字との戦いになっちゃうのかなと思うと憂鬱ですね。
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