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KARAの解散⑫
ボンタの真剣な表情にクラヤは吹き出した。
「悪夢って、あのな…顔が強張ってるぞ。講談師にでもなったつもりか」
「講談師?」
「ああ、幽霊話じゃあるまいし、話がオーバーで笑っちまうってんだ。太ったギュリを見たのがたまたま彼女の熱烈なファンだったとしても、いくら何でも悪夢って呼ぶほどの感情にはならないんじゃないの。年齢も30歳くらいになればよほど活発に運動でもしない限り、ちょっと食べればすぐ太ってしまう。育ち盛りの若い連中と違って、身体から摂取したカロリーが抜けていかなくなるんだ。そんなこと今は誰でも知ってるよ。一週間もあれば誰だってすぐ太るし、ストレス受け続けたら食事を口に出来ず痩せる者もいるが、よく食べて太る者もいるってことまでさ。いつだったか少女時代のスヨンは”自分はすぐ顔に出る”ってそれを嘆いていたりした。ギュリは確かジヨンとともに太りやすい体質だったと思った。日本に登場した頃のKARAたちは映像でずっと追いかけてたけど、自分の記憶ではジヨンは太ったり痩せたりを繰り返してた。食欲も旺盛だったんだろうね。だけどガールズグループのステージや練習でよく動いたからすぐ痩せることも出来た。といってもあくまで映像を通しての話で、太ってると見えても実際はそうではなかっただろうけどね。インタビューを受けてK-POPガールズをじかに見た連中は映像で見たよりもっと細かったって口にしていたし…俺の見る限り、ギュリは顔立ちなどから見ても骨太タイプだ。顔や腰に少し肉がつけば写真を通してでも実際でもずいぶん太った印象を周囲に与えるかもしれない」
ボンタは写真のギュリを脳内に思い浮かべた。仕事のために立ち上げた事務所での日常スナップだった。新しい事務所に所属する以前に彼女にはドラマの仕事が舞い込んできていた。KBSテレビで放送予定でソン・イルグクとパク・ソニョン主演の歴史ドラマ「チャン・ヨンシル」への出演である。ソン・イルグク演じるチャン・ヨンシルの護衛武士役である。主人公(チャン・ヨンシル)を快く思わない敵対人物たちから身を守る役どころだから出番はコンスタントにありそうである。
ギュリ立ち上げたのは女優として活動する自身のマネージメントを行う事務所なのかもしれない。
「ハラやスンヨンは新しい事務所も決まり、二人を迎えいれた事務所も全力でバックアップするとコメントを出したが、ギュリはどうなんだ。自分の事務所を立ち上げそうだと言ったが、引き合いがないからそうしたんじゃないのか」
「まさか」
ボンタは笑った。
「KARAのリーダーを務めたギュリにそれはないだろが。引き合いがあるのかないのかは知らんが、彼女にはすでに女優としての仕事が舞い込んできてるんだ。ギュリの側近はその仕事をし終えてから所属事務所について検討するとしてるよ」
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