一番違和感を持ったのが「デタラメな実験を根拠に自己の主張を正当化する<目的のために手段を選ばない>ことが批判されているのに、今回の実験の問題点に言及せずに“遺伝子組み換えの是非”という一般論に話をすり替えている」こと。一言で言えば「人の話を聞いて」。
2人が書き込んでるのは
「批判者は推進側の回し者のようだ」
「推進側は儲けたいから必死になって批判してる」
「妨害にあっても真摯に研究したり、学習会をする人を応援したい」
「遺伝子組み換えは自然の摂理に反する」
「リスク評価で、即、人間が食べても安全、生態系にも影響ないと、結論付けられるか?」
「結論ありきで反対派を批判してるのはあなたたちだ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1b/3309a2ef394f7ce6d0a9fbcd57c6391f.jpg)
・・・書いてて頭痛くなってきた。それでも感情的な部分は書かなかったんですけどね。
まずレッテル張りは問題外。天笠さんだって、反対派の学習会や本の出版で儲けてるわけでしょう?いや、別に悪くないですよ。それは商行為なんだから。企業が利潤を追求するのは当然のこと。推進側に都合の悪い研究するから妨害に遭うんじゃなくて、デタラメな研究だから止めろ、って言われてるんじゃないの?
絶対安全な食品なんてありえません。「食品に「安全性試験」の義務はない。医薬品や残留農薬や食品添加物同様のレベルで「安全性が確認されている食品」などというものはこの世に存在しない。だから食品添加物や残留農薬より食材そのものの方が一般的に安全性は低い」(食品安全情報blog)という常識を共有しなけりゃ議論なんて無理かなぁ。
結論ありき云々は問題外。イリーナ博士の実験そのものが恣意的なんだから。とにかく、自分たちの殻に閉じこもらないで相手側の文章をきちんと読んでもらわないと話にならない。もう何言っても無駄って感じかな。
さて、先の講演会の主催者も内心ヤバイって思ってるんじゃないか・・・って書いたんですが、甘かったですね。
「遺伝子組み換え食品の次世代への影響を評価する実験を求める」という要請書を3日に厚生労働省に3団体連名で出してました。天笠さん、正気ですか?だとしたら、「やるわけない」ことを見越してアリバイ的に出して、内部に宣伝するんですかね。だとしたら完全に確信犯・・・ですね。