暑い上に花粉症で鼻水が止まらないってことは水分不足で配送はバテバテ。最初は元気だった「お世話さま~!」「まいど~!」の声も次第に弱々しく・・・悪いのはオレじゃない!みんな花粉が悪いんだ。【スギ花粉 猛威 長野 1日で昨年総飛散量の2倍】「県環境保全研究所によると、7日午前8時半までの24時間飛散量は、長野市の観測点で1平方センチ当たり786・2個。調査を始めた1992年以降で最も多く、花粉の飛散が少なかった昨年の総量(348・8個)の2倍を超えた」←辛いのは鼻もそうだが、オレも場合は目。眼瞼下垂で左の瞼が上がりにくい俺にとって、必然的に負担は右目にかかる。そこに花粉で目をやられるわけで、これが配送中結構辛い。目薬も結構使うし、痒みを我慢するってのは精神的にも堪える。「免疫力を低下させるからひたすら我慢」なんて正論言ってられんのよ。さて、昨日触れたタバコと花粉症の関係だけれども、一般でも入手できるタバコにもっとも詳しい本だろう『新版・喫煙と健康』(保健同人社、2002年)を読んでも喫煙によってリスクが下がるとされる疾患ということで取り上げられているのはパーキンソン病と潰瘍性大腸炎の2つだけ(P.156)で、逆に「花粉症になると鼻粘膜の過敏性が高まります。タバコの臭いで症状が出たり悪化することがあります」という記述も見つかったぞ。まあ、喫煙で花粉症が治ったというものもあるけど【タバコは花粉症の特効薬? 】子どもの頃からひどい花粉症だったけど2年前から出なくなった。この2年間で変わったことは喫煙だけだ、ということらしい。そりゃ個人的過ぎる根拠だな。だいたい、タバコと花粉症に明確な因果関係があるならサ、非喫煙者と喫煙者で花粉症患者数に明確な相関関係がなきゃおかしいだろう。さて昨日ちょっと触れた教科書問題だけど、【文科省、扶桑社を3回指導 検定中の教科書流出で】「文科省によると、扶桑社の営業担当者は教員の意見を聞こうと昨年7月下旬以降、1都10県で歴史と公民の白表紙本計43冊を貸し出していた。同省は10月27日に回収を指示するとともに、管理を徹底するよう指導したが、その後も3県で6冊を貸与し、1都9県で19冊を閲覧させたことが判明。今年1月25日に再び指導した」←申請者以外に見せてはいけない白表紙本(教科書の申請図書)を出版社自身が、外部に貸し出してた(中身を漏らした)というのは言語道断さ。検定中の教科書のコピーを内外のメディアに配った大学教授の行為を、“中国や韓国と連動するもの”と産経抄は批判するけど、当の扶桑社が情報を漏らしていることに目をつぶったのでは説得力がなさ過ぎる。批判はフェアにやってこそ説得力を持つってもんだ。
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