日日不穏日記gooブログ版

食材より食生活の安全を

 午前中に接骨院に行き、午後は仮眠を取った後、サンマリーンへ。この暑さでさすがに混んでる。ウォーキングでカロリー消化・・・したかなぁ?ここんとこ体重は横ばい。食事の制限には限界があって、運動をとにかくしなさい、って言われてるからなぁ。毎日、プールに行くわけにいかないし・・・後は地道に運動するだけ。散歩かなbe



 アマゾンに注文しといた『ヤマザキパンはなぜカビないか 誰も書かない食品&添加物の秘密』が届く。この本、受け入れてくれる出版社がなかなか見つからず、消費者関係の本を多く出している実績のある緑風出版がようやく引き受けて日の目を見たのだとか。その勇気は認めていいとは思うけど、問題はその中身。僕は添加物“毒物”論には立たないから、ざっと読んだだけで違和感のある記述が頻出。



 以前も書いたと思うけど、身の回りの食品(市販)は危険なものにまみれているという前提に立つか、基本的に安全性は(冷凍“毒”餃子を除いて)確保されていると考えるかで、食品添加物や農薬、遺伝子組み換えに対するリスクの評価がまるっきり違ってくる。僕は<食材の安全>より、<食生活の安全>の方が遥かに重要だと思ってるし、現在の食の安全の課題はウイルス、細菌の問題を除けば、ほとんど存在しないって思ってるから(関連リンク)、食材にこだわることが、健康にほとんど寄与しないって考えてるんだ(生協職員にあるまじき考えって言われるかも・・・)。



 例えば、有機農産物の宅配でパイオニアとされたT・F氏や有機農業の研究者として知られたO・T氏、合成洗剤批判の第一人者と言われたS・S女史など、おそらく日常の食材に人一倍気を配ったであろうこれらの人たちは、70歳を前にこの世を去っている反面、日清食品の創業者で“添加物の塊”と批判されることの多い即席麺を毎日食べ続けた安藤百福氏は96歳で亡くなる前日まで、仕事を元気にこなしていたという。

 結局、健康で長生き出来るかは、食材の“優劣”ではなくて、(健全な食生活に気を配ることを前提として)個人差に負うところが大きいんじゃないか・・・って思うんだよね。もちろん、一日三食即席麺やコンビニ弁当を食べる生活をしていたら、間違いなく健康には良くないだろう。だけど、それは添加物の問題じゃなくて、栄養バランスや濃い味付けが問題ってことだろうと思う。

 ↑は生協で扱ってた冷凍の栄養バランスセット。初めて食べたんだけど、味はまずまず。栄養バランス良し、冷凍なんで保存料無添加。これ、結構いけるかも。



 ニコニコ動画で、バンパイアハンターDを見る。これ、ジブリや押井守作品に負けないアニメ映画の大傑作だと思ってるんだけど、ニコニコにアップされてるのは、手持ちのDVD(劇場公開版・字幕)と違って、あとで発売された日本語版。劇場版との微妙なセリフ回しの違いを比較するだけでも面白い。これ、見たかったんだぁ・・・。

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コメント一覧

haikyotansaku
http://www.coopnet.or.jp/ot/news/2008/importance/080305_20.html
延々とコメントをし続けるのも、どうかな・・とは思うんですが、もう一つ。
生協が中国産商品の取扱いを見合わせている理由については、下記のリンク先を。
「今後の中国製商品の取り扱いに関して、品質管理レベルがこれまでどおりで十分なのか、販売者責任を果たすために、再度問い直す必要があると考え…一品一品評価しながら品揃えを見直す」というのが、中国産への姿勢なんですね。
それが済まない限りは、中国産商品の撤去を生協は続けるというわけです。
僕は、そういう姿勢ではなく、中国産を含め、基本的に安全は確保されていると考えているので、<撤去する必要はない>とあえて言いました。その点では、生協とは明確に異なる考えを持っている・・・ということを、はっきり言っておきます。
ただ、その考えが、組合員(消費者)には、受け入れられるものではない、ということも承知はしています。現実には、中国産から、タイ産や台湾産に変わったところで、コスト増になるだけで、安全性が高まるとは到底思えません。餃子事件の真相は永遠に解明されることはなく、中国産を忌避する状況は、当分変わることはないでしょうね。
個人的には、日本人を憎悪する反日分子が意図的に毒物を混入した「食品テロ」事件である・・・と僕は思っています。
haikyotansaku
弁当の件忘れてました。保存料無添加...
は添加物有害論に立ってるわけではないので、ま、<使わないに越したことはない>程度の認識です。
石油云々で言えば、コンビニや弁当チェーンは、膨大な廃棄ロスがあるわけで、環境負荷を考えれば、どっちもどっちかと。
おいしさに関しては、個人的な嗜好の問題があるのでコメントしません。栄養バランスガイドに沿ってるので、生協の弁当は薄味でヘルシーですね。その分、物足りなさを感じる人が多いかもしれません。
haikyotansaku
正直に言えば、別に中国産商品を撤去する必要はないんですね。
<組合員に誤解を与える行為>。確かにその通りです。結局、事業者として、中国産を排除することで、組合員感情に答えたってことであって、あの餃子事件の状況では、中国産を継続して扱うという選択が出来なかった・・・という経営的な判断でしかない、というのが僕の個人的な意見です。
正直言えば、今の生協が「安心・安全」を言う出来ではないと思っています。実際、空念仏だと思っていますから。
ここまでブログで、個人の意見を書いていいのかは、正直迷いはしましたが、それが偽らざる本音です。
もこみち
突っ込みで申し訳ないんだけど、「保存料無添加」はありがたがる必要はないよ。そのために冷凍なら石油がもったいない。それに個人的にはチンして食べるより、ほっかほかの出来たてを食べる方が精神的にも満たさせる。それも長生きの秘訣。
それと、そういう知見であれば、別に中国産をコープが売り場から撤去する必要もない。組合員に誤解を与える行為で、いまだに”安全・安心”を念仏しているようだな。
ちょっとひつこいみたいでごめんな。
haikyotansaku
食品の効能に過剰な期待や批判をするのは、フードファデズムです。以前の健康バラエティで特定の食材を持ち上げた<でっち上げ>も、食の安全に対する不信感を植え付ける言説も、根っ子は同じで、表裏の関係にあるとしか思えません。
生協であれ、有機であれ、スーパーであれ、どこで食材を調達するにせよ、きちんと食生活のバランスさえ取っておれば、そこそこの健康は確保できる。
食の不安情報に振り回されて、ストレスを抱えるより、大らかに構えて食に向き合う。
その方がよほど健康な生活が出来ると思います。極端に言えば、考えすぎるより、何も考えない方が幸せだってことです。
haikyotansaku
国への不信感の根拠として、薬害問題や社会保険庁がどうとかの利敵行為で、信用できない・・という声は、当の渡辺雄二氏らなど、いわゆる消費者運動の活動家と言われる人たちが繰り返し言ってきてるんですね。
ただ、そういう消費者運動(かつてはそれなりの功績があったことを認めつつ)がどこまで今、信用できるか?を考えると、むしろ不必要に社会不安を煽ってるようにしか思えず、全面的に信用できるかは別にして、ある程度は国や食品メーカーの方が信用できるように感じてるわけです。
ハッキリ言って、生協がかつて言ってきた添加物批判についても、消費者をいたずらに不安にさせた弊害があったとさえ、思っています。ま、その延長で“安心・安全”を念仏のように唱えてきたツケが、<冷凍餃子事件>であった、と思っているわけですが。
もこみち
冷凍毒餃子を除いて・・・ね。
これから○○を除いてが増えるだろうね。いずれわかるでしょう。
現在一般に把握される範囲の問題はそうであろうが、アスベストにしても血液製剤にしても後でわかることもある。農薬などの安全を訴える厚生労働省が色々と安全性や社会正義に相反する行為をしているとどこまで信じていいのかな?右に左に簡単に言い切る人間ほど何も考えていないもの。かびないも含むけど。

それと、人一倍気を遣った方々が求めた食材を食べれたか疑問だね。有機とかあれ嘘が多いからね。生協に入っているものも含めてね。
haikyotansaku
どのような条件で、カビが生えるのかっていう微生物的な条件をよく考えて、原因を特定しないと・・・。安易に添加物(臭素酸カリウム)に原因を求めてはいけないと思うんですよ。確かに水分が飛んでいれば、カビは生えにくいでしょう。生協のパンってパサパサしてますものね。
かんちゃん
http://blogs.yahoo.co.jp/hkanzakijp
生協のパンもカビにくい。。乳化剤が入ってなくて水分が飛んでパサパサしてるから。。カビだ生えるのは水分も必要条件だからね。。。。
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