今週を抜かして今年度のニュースの発行は5回!年度末までたったの5回なんだよね、改めて考えてみると。今年度の配達もいよいよファイナルカウントダウンかぁ。最後の週は一年間のお礼の挨拶だから、知多半島ネタは後4回で完結させなきゃいけないわけだ。こんなに年度末が近いなんて考えてもいなかったなぁ・・・今日暖かかったはずだよ、明日から雪でまた冬に逆戻りとはいわれてるけどさ。徐々にだけど春の気配は確実に近づいてきてる。
さて、3日の日記で書いたコープネット参加の説明会での「洗剤政策と遺伝子組み換え表示について」聞いた質問についてちょっと書いてみよう。
洗剤問題というのは生協にとって食の安全と並ぶ“運動のアイデンティティ”とも言うべき大きなテーマ。生協陣営でも<合成洗剤追放>とともに<せっけん運動>を進める先鋭的な少数派と<よりよい洗剤>としてLAS系洗剤を批判しつつ、高級アルコール系の普及を進める多数派の生協という構図が長く続いてきたのだが、現在の日生協の新しい方針は「どの界面活性剤も一長一短があり、全てに優れているものはない」「大切なのは使用量の削減」というところだろうか(関連資料一覧:洗剤と水環境 コープネット事業連合)。だとすれば、「全ての市販の洗剤は優劣なしということで品揃えで扱えるのか」「洗い上がりを白く見せる蛍光増白剤は本来の洗浄とは別だが、これも品揃えとして許容するのか」という質問をまぁ、したわけだ。簡単に言えば、優劣ないなら、全部扱えるの?ということ。
先走って言えば、洗剤の使用量がポイントとなれば、これからの“よりよい洗剤”というのは界面活性剤の使用量が少ない<コンパクト洗剤>ってことになるのだろうか。
洗剤問題については、ネット上にせよ、一般書にせよ、合成洗剤有害の立場を取るものが圧倒的に多いと思う。消費者向け情報を分析、時には矢面に立って反対派とやりあうという労多くして得るものの少ない場に出てくる専門家というのはほとんどいない。というか、大矢勝さんくらいのものだろう 以前、大矢さんの所論について触れたことがある(<追放>するには、それなりの根拠が必要だ)。その大矢さんが近く『消費者の環境情報学』という本を出すそうで、【環境・安全の消費者情報】というページを先月からスタートさせていて、せっけんと合成洗剤について考えるのにとても有益なページとなってるので一読をお奨め。無論、合成洗剤追放派から見れば“不倶戴天の敵”ということになるのだろうが・・・(苦笑)。
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haikyotansaku
かんちゃん
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