さーて、昨日書いた鎌仲ひとみ監督の講演会行ってきましたよ。鎌仲さんってのは、イラクの劣化ウラン弾をきっかけに“核問題”に関わりを持って、六ヶ所村再処理工場、山口県で建設中の上関原発と社会派のドキュメンタリー映画を撮ってきた人。
2本の映画は、自主上映会へ観に行ったし、その会場で鎌仲さんのトーク(20分くらい)を聴いたし、直接いろいろ話もしたよ。
もともと核問題から、原発施設の賛成反対両者を取材して映画を撮って、最新作では、原発反対運動をする祝島と自然エネルギー“先進国”のスウェーデンを題材に、自然エネルギーへのパラダイムシフトを明確なメッセージにしたわけ。
その鎌仲監督が、歩いて10分もかからない信州大学の教育学部で4:30~講演するっていうので、夕ご飯をちょっとお袋に頼んで、出掛けたんだ。
でも、いくら近くにあると言っても、歳のかけ離れたおぢさんがキャンパスに行くのって違和感ありまくり。
正門から入ったけど、看板は出てないし、案内する人もいない。小さなポスターが貼ってあるだけ。でも意外だね、学生がいっぱいいるのに、誰も僕のとこ気にしないわけ。見るからに怪しいと思うんだけどな。
開始5分前に到着。鎌仲さんは、自然エネルギーのことはほとんど話さず、原発と放射能のことで一時間。まぁ、核燃料サイクル、高速増殖炉もんじゅの話などの話は、脱原発に関する本を何冊か読んでいれば分かる内容で、目新しいものはなし。
会場の入りは、100人弱程度かな。学生もいるけど、意外に社会人っぽい人の顔も結構見える。ざっと印象を書くと、鎌仲さんは、3.11を機に(もともと脱原発だったけど)、変わったなーと云うのが第一。
やっぱり、“原発事故が起きるのはまだ先で、自然エネルギーにシフトしていくための問題提起”ってスタンスで映画を撮ったけど、「甘かった」と。だから、即刻止めないとダメって危機感が、前よりもはっきり出てたね。
前日には、福島に行って、山本太郎氏や“かけはし”の野呂美加氏と会ったみたいで、“低線量被爆の問題”にかなり危機感を持ってるみたい。
ただ、この間の立ち位置の変化に僕がいささか危うさを感じてるのも事実。行政や科学者への不信が、“市民発”の情報が正しく、そうでないものは信用できない<御用>だって方に流れるのはまずい。なんか、鎌仲さんがそっちに少しづつ、流れてるような気がしてね・・・
あ、質疑応答で焼却灰の受け入れでこんな話が出てた。一応、参考まで。
それでは、また明日。
コメント一覧
haikyotansaku
みねうちじゃ~
haikyotansaku
non
最新の画像もっと見る
最近の「環境問題」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 格闘技(4372)
- 本(296)
- 食の安全(339)
- ノンジャンル(898)
- 政治(95)
- 趣味(133)
- 事件(80)
- 環境問題(76)
- パソコン(50)
- 繧「繝九Γ(0)
- 歴史(45)
- 身辺雑記(5364)
- お仕事(679)
- スポーツ(78)
- ダイエット(7)
- アニメ(132)
- Twitter(739)
- 繝?繧、繧ィ繝?ヨ(0)
- 鬟溘?螳牙?(0)
- 譛ャ(0)
- 繝弱Φ繧ク繝」繝ウ繝ォ(0)
- 謾ソ豐サ(0)
- 雜」蜻ウ(0)
- 莠倶サカ(0)
- 迺ー蠅?撫鬘(0)
- 繝代た繧ウ繝ウ(0)
- 譬シ髣俶橿(0)
- 豁エ蜿イ(0)
- 霄ォ霎コ髮題ィ(0)
- 縺贋サ穂コ(0)
- 繧ケ繝昴?繝(0)
- 日記(0)
- 旅行(0)
- グルメ(0)
バックナンバー
人気記事