表示も規制も必要ない

　接骨院に行った帰りに平安堂でしばし立ち読み。小林よしのりのゴー宣ｓｐｅｃｉａｌ『平成攘夷論』は、『戦争論』以来の“日本弁護論”ってとこ。「ＷｉＬＬ」は米国下院の外交委員会の従軍慰安婦決議という情勢を受けての別冊を発行。「正論」も「諸君！」もこの手の問題では連日論陣を張ってるし、「慰安婦」「南京」「靖国」「対中国、韓国」というテーマでの本や雑誌、ムックはよくこれだけ同じようなネタで売れるのかな？って言いたいほど次から次へと出てくる。昔はリサーチしてそれなりに読んでた時期もあるけど、これだけ矢継ぎ早に出てくると、もう立ち読みで済ませるしかない。結局、何も買わずに撤収。

　午後は美容院へ。呉智英『健全なる精神』を読みつつ、熟睡。帰ってから、担当者ニュースの作成。地ビールネタで書いてみるけど、正直言って不発（；´д｀ ） ・・・ま、しょうがないかぁ。



　今日の朝日で「減らせトランス脂肪酸」という記事が。消極的な行政（厚生労働省）に対してコンビニや外食産業が対策を主導し、欧米では表示や規制が進んでるといういつもの構図での構成。「日本人の摂取が少ないとは言っても、米国人並みに摂取してる日本人もいるはずで表示を義務化して、含有量も規制すべき」というコメントで締めくくる。基本的に反対派のスタンスで書かれた記事だけれども、米国人並みって、そりゃ石ちゃんみたいな食生活してる人はそうはいないよ。行政の「脂肪全体の摂り過ぎを止めるほうが大切だ」というコメントのほうに説得力があるんじゃない？摂取量を減らす必要があることは認めるけど、それはバランスの取れた食生活でなすべき。表示も規制も（今のところ）必要ない・・・というのが僕の考え、ってことは繰り返しとこう。