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賞味期限が近い、規格外であるなどまだまだ利用できる食品を、廃棄せずにNPOなどを通して、有効利用する・・・いわゆるフードバンク事業に生協ひろしまが積極的に協力するとニュースが今月初め報道されている(2月4日、生協ひろしまリリース フードバンクと協力して生活弱者の支援や環境に配慮した活動を行います)。
在庫を持たざるを得ない店舗事業では、どうしても廃棄ロスが生じる。それを有効利用するってことは本当に良いことじゃないか、って僕は当初普通に思ってたのね。
派遣村の問題とか、一日の食事にも事欠く格差社会から、はじき出された人たちは大勢いるし、一個のおにぎりを食べられずに餓死した人さえいるんだから。
マスコミの報道も好意的。国が積極的に支援すべきだって声もある。ただ、全く問題がないってわけじゃない。それは食品としての安全の問題なんだよね。
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渡辺宏氏はフードバンクの問題点について、以下のように指摘する(フードバンクについて 森羅情報サービス)要点をそのままコピー。
1)廃棄食品の再利用には一定のリスクがある。
2)廃棄食品の再利用は利益を生む事業ではないので、流通管理のコストが負担できるかどうか心配である。
3)廃棄食品の再利用は利益を生む事業ではないので、事故があっても誰も責任をとれない。
4)結論として、安全性を考えるなら、食品のリサイクルはやめておくべき。
詳しくはリンク先を読んで貰いたいんだけど、一番大きな問題は③。事業として成り立ってるわけじゃないから、誰も責任を取れない、ってことなんだよね。
ううん、なるほど。それに貧困の解決はお金ですべきものであって、食べ物を配るべきじゃない・・・というのは確かに正論。<生活保護制度の根本的な改善が課題>だって、僕も思う。
取り組んでるNPOのページを見ても、本当に善意でやってるんだと思うし、それで助かる人は間違いなくいる。企業にもメリットもある。財政難の国は民間が慈善事業でやってくれれば、ありがたい。
でも、「タダより高いものはない」という原点に立ち返って、ちょっと待ってくれ!って考えるのも必要じゃないか、って書いときたい。
繰り返すけど、関係者の善意も受ける人の恩恵も認めてる。それでも・・・って言いたいんだ。
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