貰って嬉しい～♪

昨日、試合から帰ってきた康平が・・

「ハイ」・・と言って・・

野球のボールを手渡してくれた・・

ホームランボールだ

「ヤッタね！」と言って・・ハイタッチ

公式戦で打ったホームランの球は貰えるのです

ワーーイワーーイ・・

この何気なく・・・
「ハイ」と手渡されるのは・・いつも・・私・・

ダンナは手渡された事・・なし・・・・

コレって・・母の・・「特権」？？・・


修学旅行の時の「おみやげ」も・・

いっつも・・私だけ・・

なんか・・コレって・・かなりの優越感なんだよ～～


でもね・・

そんな嬉しい事ばかりを提供する・・康平ではなくて～～・・

あいつのチェックは・・ホントに厳しくて・・

最近では・・私の後ろを姿を見て必ず・・

「母さん・・ケツ・・デカくなったなぁ～」

ナント！レディに向かって！・・
ケツがデカくなった！って・・

セクハラだよっ・・

「足も太くなったし」


まっ！・・なんだって～～・・
そんな事は・・お前に言われなくっても・・
自分で気づいてるんだ・・


「母さん・・年・・いくつになった？・・もう・・オバちゃんだから・・諦めな～」



クゥゥゥ～～悔しい～～・・

サラリと言うな・・

最近の自分の中年太りの・・拍車の掛かり方に・・

ビビッてるのに


テレビを見てるとき・・
私の・・わき腹を・・
むんずと掴み・・・

「母さん・・ダメや～母さんの脂肪・・硬いから落ちにくい脂肪や・・こりゃ・・ダメやわ」


・・・・・・・

何をいきなり！！

人が楽しくテレビを見てるのに

人の腹を勝手に・・つかみやがって！・・

アカン脂肪って・・

「マジか・・ダメなん？母さんの脂肪」

「ホラ・・オレの腹。・・つまんでみ～伸びるやろ～・・こうでないと・・ダメなんやぜ～」

・・ホントかよっ・・

「誰が言うた？」

「授業で・・そんな事・・聞いた事ある」

ハァ～～・・
悲しい～～

幼少の頃はさぁ・・

「母さん・・口紅の色・・変わったんや～・・可愛い」とか・・

「今日の母さんはニコニコしてて・・可愛い」とか・・

可愛い～～を・・連発してくれたのに・・

康平が保育園の頃・・

友達の母親のロングヘアーがステキに見えた康平は・・私に

「どーして・・母さんは・・○○君のお母さんみたいに・・髪長くないの？」
って言ってきたので・・

「康平は・・母さんの髪が長い方がいい？？」

「うん・・長い髪の母さんが・・いい」

って言ったから・・・

よっしゃ！！息子のために髪伸ばすぞ～って
（ホントは・・着物を着る機会もあったついでに伸ばしたんだけどね）

数ヵ月後・・着物も着終わり・・髪を伸ばさなくてもよくなったけど・・
康平も・・髪の長い母さんがいい～って言ったし・・

そのまま・・伸ばし続けていたら

当時・・小学1年になりたての康平が・・
申し訳なさそうに・・

「母さん～～もしかしたら・・ボクが・・髪伸ばしてって言ったから・・母さん・・髪切らないでいるが？」


「うん！そ～～やよ～・・結構・・伸びたろ？どぉ？」

って聞いたら・・・

「ゴメンね～母さん・・母さんは長いより・・短いほうが似合うよ」

・・・・・・・・・

ガーーン・・
そーーなのかい・・

6歳の康平は・・自分の言ったことに後悔してやんの・・

「じゃ・・母さん・・髪・・切ってもいい？」

「うん切って～・・短い髪が・・ボクの母さん」


なんか・・ガックリだけど・・
嬉しかった一言・・

あいつの一言に・・今も昔も・・・

なんか・・踊らされてる気がする


ホームランボール・・貰って嬉しい・・けど・・
ついでに

ケツのデカさと・・足の太さも指摘され・・
そして・・まさかの・・ダメな脂肪もつままれて・・
なんとも・・複雑な心境なのであります

康平には・・上げられたり下げられたり・・

そんな康平も・・来年は大学生活ラストだね～

いろんな事・・がんばってくれ～～


母は・・一人・・トイレに座り

「ホンマに・・この腹の脂肪・・アカン脂肪なんやろか」と・・

何度も・・・つまんで・・引っ張って・・・落ち込んでおります