母であり妻であり女である私の・・ひとりごと

38歳と35歳の息子と時々、私の息子に間違われるダンナ・・自転車ライフを出来るだけ楽しみたいネ♪

雪の闇の中・・

2011年01月28日 | ひとりごと


多いですね~・・

完全に大雪の年ですね・・

こんな中・・
私達は水曜日と木曜日で大阪出張へ行ってきました・・

大阪への出張は・・車で行きます・・

健太が大学にいた時は・・
冬だって・・車で普通に行ってたし・・

2人で行くなら交通費は車の方が安いからね・・・・



長期予報では・・この週・・そんなに降らないって言ってたけど・・

予報とは大違いで・・

・・

降るって・・・・


出発の水曜日の朝だって・・

かなり積もっちゃってて・・


2時までに会場入りしなくちゃいけないから・・


時間に余裕を持って・・

朝・・7時に出発・・


普通なら・・3時間半チョイで到着なんですが・・・


出発から・・

道路もガッタガッタで・・

高速乗るまでに・・3倍の時間
(普段は10分なのに・・30分)・・



それでも・・高速道路はちゃんと・・手入れされているだーろーーーって思っていたんだけど・・


高速道路も・・・ガッタガッタの道・・


え゛ーーーーーーっ・・・・

家出て・・30分で・・もう・・不安でした・・


今回・・大阪出張車の中で聴くCDを新調して・・

ルンルン気分でドライブだ~・・

なんて・・思っていたのに・・・

音楽は流れておりますが・・

全く・・耳に入ってこず・・・・

いつもの歌を歌う!とか・・ありえない状態でした・・



出発して・・・金沢まで行けば・・多少・・雪は少ないと思ったけど・・

ガンガン降ってるし・・・


でも・・不思議な事に・・小松は・・降ってないし・・雪・・少ないのよね~・・

でも・・小松を過ぎたら・・

敦賀を抜けるまで・・・


ずーーーーーーっと・・緊張のドライブで・・

空は重く暗く・・

車の中の会話も弾まないから・・
なんとなく・・シーーーーーーン・・

って言うか・・なんか・・私・・ずっと・・歯をくいしぱっていたって感じです・・

ダンナの運転が下手とかじゃなく・・

もう・・自然の怖さをひしひしと感じておったのです

途中・・3台の車事故を・・・

ゆっくりのペースで走りながら・・

じーーーーーーーーーーーーーーーーーっと・・見つつ・・・・

『怖い~~~』・・


極めつけは・・・私達の3台前を走っていたトラックが・・

完全・・横向きになり・・止まってて・・


「ワァワァワァ・・」

急ブレーキを踏むと・・こっちまで・・大変な事になるので・・


全身に力・・入りまくりですよ・・歯も食いしばるし・・
全身に力も入るし・・

現地に着く前に・・・ヘトヘト・・


滋賀に入ってしばらくしたら・・・


空は青い~・・

空って
こ~~んなに青かったのね~・・


雪なんて・・ドコの世界のもの??って言うくらい・・

いい天気~・・

「わぁ~~空が高い~」

って言うと・・ダンナが・・


「ホントにお前の言う通り!空・・高いなぁ~」


そんな事に感動しながら・・


予定では・・現地に到着してからの昼食だったけど・・

それでは間に合わないと言う事で・・途中のSAで・・

うどんをすすりながら・・

目的地へと・・GO


あのね~・・大阪・・

いい天気ですね~・・
自転車とか・・普通にビュンビュン乗れるし・・
洗濯物も・・外に干しても・・乾く感じ・・


世界が違いすぎます・・


大阪にいると・・

来た時の雪のひどさ・・忘れてしまいますわ・・・・


健太が大学生の頃・・大阪から帰ってくるときに・・

「こっちは雪が酷いからブーツで帰っておいで~」
ってメールしたのに・・

普通にスニーカーで帰ってきた事があるんですが・・・


そりゃ・・そーーなるわさ

こんな青空の下で生活してたら・・・・



いいなぁ~いいなぁ~~なんて・・言いながら・・

私達は・・翌日も展示会&講習会をこなし・・・


また・・暗くて重い北陸の空の下へ帰らなければ

午後の4時・・出発・・

ホテルのテレビでチェックした天気予報では・・

雪ヒドイ・・みたいなので・・

もしも・・何か・・あった時のために・・
(私は結構・・こんな準備は必ずします

たとえば・・車が動かなくなって困るとか渋滞とかもあるしね・・

飲み物と何か食べるものを準備して・・

いざ!出陣・・

大阪からの出発は・・ビュンビュン系で・・

行きで耳に入ってこなかった・・音楽も・・ガンガン入ってきて・・


2人・・大合唱・・


「どの辺りから・・雪になるかな~」


まさか!雪が降る!とは・・想像出来ない『空の下』から出発した私達は・・


だいたい・・どの辺りで雪が降ってくるか?を予想していたのですが・・


えっと~~・・予想より遥かに早い段階で・・雪になり・・


滋賀県になって・・すぐくらいのトコ・・

来る時は・・
雪の「ゆの字」もなかった場所が・・真っ白になっておりました・・

「もう??!!・・早くねぇ~

「マジか・・ここからかぁ~~

勿論・・空は・・夕方だから・・ではなく


重く暗い空・・


でも・・ソレからが・・私達の想像を遥かに超えた・・

恐ろしい『雪の闇の中』に突入していくとは・・思っても見なかった


今思うと・・・「一か八か」の賭け・・


えっと・・雪の降り方がね・・
ハンパなく酷くって・・


イヤ・・行きも酷くって・・前が見えにくかったんだけど・・


帰りは・・・夜になっていくので・・
更に暗くて・・前が・・・
全然見えない・・


ハァ~~・・雪は・・白くてフワフワした物なんだけど・・


その白くてフワフワしたヤツが・・

周りの景色を全部消すんですよね・・

センターラインも見えず・・
一体・・自分たちは・・どこをどーー向いて走っているのか?

まーーーーーーったく・・・わからなくなるのです・・一瞬で・・


下手にブレーキも踏めず・・

私が運転してたら・・怖くて・・ブレーキ踏んでしまっていたかも・・
そしたら・・後続の車が追突してくるんだよね・・
ソレって・・大事故やん・・


助手席の私は・・

全く・・周りが見えないんだけど・・
運転してるダンナも・・・

全く・・見えなくて

「ヤバイヤバイ」の連発は・・・怖いよ~・・


真っ白な雪の闇の中に落とされたって感じで・・

前も後ろも横も・・全くなんの感覚もわからない状態で・・


ただ・・・アクセルだけ・・静かに踏んでる車の中って・・・・
生きた心地・・ゼロでございました

どんどん・・雪の闇に吸い込まれていった私達は・・

「オレ・・どこ?走ってるんやろ?ここでいいんかな?」
って・・ダンナが不安げに言うから・・
私も不安になるんだけど・・

横のなんとなく見えるガードレールを見ながら・・
「ここで・・あってると思うよ





道のどこを走っているか?わからない状態なのに・・

トラックの人たちは・・バビューーーンって行くのが・・
信じられなかった・・
私達より上の目線は・・
まだ・・周りが見えるのかしら?・・
トラックがバビューンとすぐ横を走り去っていくのも・・怖くてね~



前に車がいたら・・その車から離れず・・

その車を目印にただ・・ブレーキを踏まずに(みんながね
ただ・・走るしかなく・・


歯も食いしばれば体に力も入りまくり・・そして・・目も開きっぱなしで・・
ヘトヘトになって
パーキングやSAに入るんだけど・・・

なぜか・・入ると・・雪・・止むのよね~・・


ンで・・止んでるうちに行こう!って・・走り出すと・・・


また・・吹雪がやってくるのよね~・・

いじわるっ


結局・・・いつもは・・3時間半チョイの所・・

約6時間かかって・・・


無事に帰ってきました

こんな怖い思いをしたのは・・初めてでした・・


雪道の玉突き事故って・・・どーしても起こるもんなのかも~・・
って・・妙に納得した日でした


結局・・大阪行きのために・・新調したCDは・・・
行きも帰りも堪能出来ず・・

それでも・・昨夜は・・ホントに無事に帰ってこれて良かった~って・・
心の底から思いました

ホンマに怖かった~


本日・・全身・・コリコリでございます
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