
今日は鉋の刃の研ぎ方です。
まず、刃を研ぐための道具を作ります。
金板。
刃を砥ぐのに一番最初に使う道具です。
鉄の板のことだが、その板を貼る台座の調整を師匠が行ってくれます。




台座の中央に配置。



次は中砥(なかど)。
まず台座。


木工用ボンドで接着。
接着後1カ月で外れなくなるそうです。
特殊な接着剤を使うのかとおもっていたので、木工用ボンドなのが意外。。。





金板で砥ぎます。
砥ぐのは刃の表だけ。
刃がピッカピカになります。



裏をグラインダーという機械で削ります。





中砥(なかど)で裏(グラインダーで削った方)を中心に砥ぎます。
自分の中砥は接着したばかりなので師匠の中砥を借りました。


そして仕上げの仕上砥(しあげど)。
これは天然でものすごく高価なものだそうです。
これも師匠にお借りします。
金板でピッカピカにした刃を、砥いで砥いで、なんというか、くすんだ感じになるまで砥ぎます。

砥いで薄くなったので、鉋の台座を紙を貼って調整します。
紙を貼るなんて以外。。。





この工程でお昼を挟んで朝9時から夕方4時まで。
結構大変ですが、自分で道具を調整することは想像もしていませんでしたが、なんだか愛着が沸いてきました。
次は鑿(のみ)の砥ぎ方です。
がんばるぞ!!!
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