プルチーノへようこそ。
夏休みでレッスンが休みになり久しぶりに会う生徒さんの表情に なんだかしっかりさが、
感じられるような気が毎日のレッスンでしています(休みが生徒さんの予定によってばらばらなので)
振替したり、休みの調整したりしていると曜日の感覚が分からなくなっているこのころです。
生徒さん方もお疲れか、新学期で少々頭が混乱気味か 「お道具しまってー」
の私の言葉には反応しますが、同時に2つの作業を言われると「えーと、、」
何から先にすればいいのかという風に、夏前とは明らかに聞いたことをすばやく頭のなかで
優先順位を決め、行動するという作業が遅れているようです。 暑くてぼーっとしているという
こともあると思いますが、ピアノを弾く人には「 瞬時に 」という動作もたくさんの必要な要素の
一つです。 文字にすると長くなってしまうので嫌ですが、自分の弾いている曲の流れを
決めるのは自分です。 例えば、出だしから間違えてしまうとします、けれど弾きなおしはいけません
ので、どうにかこうにか一番うまく弾けたときの状態にもっていくか、うまくいかなかったフレーズを
どう乗り切るかなど、瞬時の判断、瞬時の気持ちの変え方で、曲は良くも、悪くも変わっていきます。
曲をスタートしたら、かけっこと同じで「やり直しは無し」だと言っていますが、悪い状況の
流れをどうやって良い流れにかえられるか 脳が「あーあ」としょげることを
感じる前に良い選択を優先して行えるように、気持ちか技術、どちらもすばやい反応出来るように
いつもの自分を整えていると流れは良いほうに自然と選べるようになっていくと思います。