晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

iPS細胞

2008年01月10日 21時47分01秒 | バイオテクノロジー
山中伸弥教授が開発に成功したのが
iPS細胞(人工多能性幹細胞)です。

ヒトゲノムのデータベースから
iPS細胞に重要だと考えられる
24遺伝子を4年ががりで絞込み
ノックアウトマウスを用いた実験により
4遺伝子まで絞り込みました。

細胞内にある4遺伝子を
過剰発現させると
細胞が初期化され
iPS細胞ができました。

iPS細胞が
再生医療に革命をもたらすことを
期待しています。

アメリカがiPS細胞に
投入する税金額が
日本の10倍以上と言われています。

山中伸弥教授は
再生医療技術でアメリカに負けてしまい
日本人は治療する時に
アメリカにお金を払う可能性もあると
言われていました。

山中伸弥教授はiPS細胞の
基本特許は押さえなかったのかな?

iPS細胞の過剰発現する遺伝子には
癌化を伴う遺伝子も含まれているので
これが実用化への大きな壁になると思います。
そのためにsiRNA等色々試しているようです。

関連英単語:
iPS細胞 人工多能性幹細胞
induced pluripotent stem cell
induced 誘導する, 人工の
pluripotent 分化万能性

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