晴彦日記

双極性障害1型と1型糖尿病(インスリン注射必要)と闘いながら、少しでも幸せになれるように頑張っています。

大前研一著 ロシア・ショック

2008年11月19日 21時32分01秒 | 読書
大前研一著 ロシア・ショックを読みました。

私の目からはロシアというと元社会主義国で
あまり親しみの薄い、ちょっと怖いイメージがありましたが
この本のお陰でロシアという国に親しみを持ちました。

意識調査によるとロシア人は
日本のことを非常に好きな人が23%
まあ好きな人が51%もいる親日的な国だということを知りました。

旧ソ連時代に日米貿易摩擦が起きたり
ロックフェラービルやコロンビア映画を買収したりした
日本をすごいと思ったそうです。

ロシア人は同じような製品なら迷わず日本製を買ってくれるそうです。
これは大きなビジネスチャンスです。

ロシアの強みは教育水準が高いのでこれからの成長が期待できます。
インドやブラジルは貧困層が多いのでなかなか成長は簡単ではなさそうです。

ブラジルの将来に期待していたので残念です。
またブラジルでは治安の悪化が進んでいるそうです。
ブラジル行きが遠のきそうです。

チェチェンを手放さない理由も理解できました。
チェチェンに住むロシア人を悲惨な状況にさせないためです。
ソ連から独立した国に住むロシア人はいじめられているようです。

ロシアはいづれユーロ圏に入るようです。
ユーロ圏は巨大になります。
アメリカの地位が低下する要因はいくらでもあります。

日本は北方領土返還などにこだわっていてはいけません。
ロシアと平和条約を結び、仲良くしなければいけないと思います。

日本たばこがロシアでシェア34%をとっているのには驚きました。
日本たばこは完全な衰退産業だと思っていましたが
こんな所で頑張っているとは。

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