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女王蜂Blues Band

高円寺にある老舗ライブハウスJirokichi、ここの凄かったのは創立者の荒井さんが馴染みの演奏者に声をかけ、当時では珍しいセッション的な臨時バンドでの演奏を聴かせてくれたことだった。Juzz界では珍しいことではなかったけどロックやブルースではかなり画期的なことだったと思う。

 

最近はあちこちでそういった演奏が増えたのは嬉しいことだ。ここに良く取り上げる角打ちシスターズは音楽好きだった飲み屋の大将が一緒に演ってくれないかと言ったのが最初だった。そしてこのDuoにリズム隊を加えたのが十三のライブバー、レインコートの小林さんだった。名付けてQueen Bee Blues Band。

 

女王蜂BBは敬称略で静沢真紀(g)和田八美(p)東ともみ(WB)前島文子(Ds)の皆さん。今回、京都に初お目見えで、会場は老舗の拾得。角打ちのDuoだとどちらかがリズムを刻む必要がある。それに強弱のアクセントを付けるとなると神業と言っていい。その二つをリズム隊に任せたのだから、角打ち姉さん達の弾け様が凄かった(笑)。

 

 

一部が始まる。

①Delta Boy ②真っ赤な太陽〜忘れられないの ③ロックンロール⁼ウィドゥ ④On The Sunny Side Of The Street ⑤Mustang Sally ⑥Baby What You Want Me to Do

 

①真紀ちゃんの師匠、塩次伸ちゃんのオリジナルインスト。②昭和歌謡メドレー、真紀ちゃんのヴォーカルに八ちゃんのコーラスが絡む。絶品だなぁ(笑)。③ご存じ百恵ちゃんのヒット曲。八ちゃんのヴォーカル。④ジャズスタンダードを東さんが日本語で。このバンドのコンセプトは『全員で歌う』⑤八ちゃんが歌うウイルソン⁼ピケットの大ヒット曲。東さんのベースが大活躍。⑥一部最後はこの人の番。ドラムの文ちゃんが歌う。

 

 

二部

① Sis ②Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu ③午前1時のスケッチ ④悪い星の下に生まれて〜夢は夜開く ⑤Flip, Flop & Fly ⑥Rock Me Baby  enc:Let Your Light Shine on Me

 

①八ちゃんオリジナルインスト。Sisterから ②ジョニー⁼リヴァースのヒット曲。ニューオリンズ風をという文ちゃんのリクエストから。今日まで選曲は“Iko Iko”だと思っていたら見事に裏切られた(笑)③カルメンマキ&オズのナンバー。真紀ちゃん若い頃からの憧れの曲だとか。真紀ちゃんのヴォーカル、事前にジャンカラで特訓してきたそうだ(笑)。名前に反しロックバンドそのものの演奏だった。

 

 

④真紀ちゃんアレンジの本格ブルースから昭和歌謡という力作。間奏でジミーページのフレーズ弾きまくり(笑)。天国への階段のイントロから藤圭子に行くという凝った作品。これをネタと呼ぶのは止めよう(笑)。⑤ビッグ・ジョー・ターナーの名曲。当初はロックンロールと言われていたが、カナダのDownchild Blues Bandが再ヒットさせたそうだ。筆者の好きなのはBlues Brothers版。八ちゃんのヴォーカルで。

 

 

⑥BBがヒットさせたブルースの名曲。真紀ちゃんのヴォーカル。Duo結成時からこの曲を歌って来た真紀ちゃん。最初は恥ずかしそうだったのが、どんどん迫力を増してきた。この変遷を一番よく知る八ちゃん、凄みのある歌い方がツボにはまり、大喜びの顔がこれ(笑)。『何笑ってる!?』と真紀ちゃん。いやぁこの進化が楽しいんだよね。サカチーもこの歌褒めてたぞ。

 

 

二部が終わり、しつこい客の要望でアンコールを文ちゃんのヴォーカルで。『録画してもいいけどネットで流したら許さん』だそうな。はなから録画すんな!!で良くないか(笑)。最後にDuoの角打ち姉妹として10月10日に3曲入り??CDを出すそうだ。楽しみに待ちたい。

 

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