先日、メシを作ってる時間がなくて買い物帰りに回転寿司に入った。回ってる間にネタが風干しになる上、関西では質・価格共に同レベルの寿司屋があるので余り回転寿司には行かない主義なのだが、最近は注文してから握って・・・型抜きした酢飯に刺身を載せているだけだが・・・出すようになったのでたまに行くようになった。ただ、気に入らんことがいくつかは残ったままだ。
一番嫌なのは、握られた寿司のネタをめくって自分でワサビを後付けすること。めくって握りを崩すのが嫌で、ネタの上に箸でワサビを擦り付けるようにしたが、やはり気に入らん。次いで安全性の為、お茶の湯温が低いのも嫌だ。マックのコーヒー苦情ババアはやはり釜茹での刑にしておくべきだった。寿司屋の茶は舌を焼くほどに熱くないと、口内を洗い流せないと思う。
とはいっても値段的にあの価格で食わす店が減ったこともあり、しゃーないなと言ったところだった。が、とある系列店がまたやってくれましたぜ。付属の容器から酢漬け生姜、いわゆるガリを取って食べた所、味や歯切れがおかしい。またボケチューバーがガリを直接食いして熱湯消毒されたか??と思ったがなんとこれは大根で作ったガリだった。店曰く『特製ガリ』。
大根そのものは大好きなのだが、ガリにするには問題がある。少量の生姜は混ぜているが、これでは口直しにはならん。また噛んでも歯切りが悪く、ガリという音がしない。有体に言ってガリとは呼べないと思う。価格が安いのは判るが騙しにあった気分だ。メニューに有料ガリがあったので頼んでみたが、生姜の割合が増えただけで、やはり大根が入っている。金取るなら本物を出せよ。
回転寿司に真っ当な寿司屋と同じであることを望んでいる訳じゃない。何処に行ってもあの価格で食べられるというのは大きな利点だが、他のチェーン店では普通のガリを出しているゾ。ただ外国人観光客で回転寿司から寿司に入る人はかなり多いと聞く。生臭さを洗い流すには、ヤッパリ舌の焼けるような熱いお茶に生姜のガリは欠かせないと思うのだが、どーだろう?
ま、こっちも食材を作り出した国に後足で砂をかけていることが多いので、多くは言うまい。関西で多い、肉饅にソースは中国人が怒るだろうし。筆者が良くやる固くなったバゲットを蒸して食すなんてフランス人からすりゃ噴飯ものの食い方かも(笑)。でもね、電子レンジで加熱すると一時的には軟らかくなるが、その後は前にも増してカチカチになるんだよね。蒸しフランスパン、こっそりとお試しあれ。ナン替わりにするとカレーにも合うし、このモッチモチ感がいい。