関西は18日に梅雨明け宣言をしたが、梅雨明け前の16日にレインコート・・・を着た訳ではなく・・・へ行って来た。大阪十三(ジュウソウ)にあるBar Raincoat、ライブもやる素敵なバーだ。この日の出演はスタンダップコメディアンの直之さんとIsa Jamming(Vo)・和田八美(pf)さんのDuoというジョイントだった。
開店早々に行くから、もう予約は良いかなと思いながらもオーナーの小林君に連絡してから行ったら、座席にこれ(笑)・・・お手間を取らせました。ライブはまずナオユキさんから。少し間が空いたので新ネタばっかり(笑)。相変わらず観察力がスゴイ。ネタにされた店から『ウチの客、ここまでひどない』と抗議されたとか。
伊佐・八Duoに変わるが、伊佐君って並みのヴォーカリストじゃない。本人はエンターティナーと言っていた気がする。口開けはTボーンの①Stormy Monday、そして 作者は別にあるがBBのアレンジが一番と言われてる②Everyday I Have The Blues、スタンダードで③Work Song。ここら辺りから得意の口トランペットが入る。口は四角ではなくクチ(笑)なのだが、本物に聞こえる。
プレスリーで④Love Me Tenderここでは本物のハープが入る。元ネタはアルゼンチンタンゴの⑤Kiss of Fire、カラオケ初期にオヤヂの定番だった⑥My Way。サッチモのヒット曲⑦この素晴らしき世界と続く。日本語が西岡さんの訳じゃないなと思ったら伊佐君自身の日本語詞だった。最後はキャブ=キャロウェイの“頂き女子ミニーちゃんの歌”で⑧Minnie the Moocher。
小休止の後、ナオユキさん二部へ。この辺りから知ったネタも出てくるようになった。特に最後のネタ・・・(バーの中で)『お客さん、そろそろ終電ですよ』・・・心配してもらわなくても、もし間に合わなかったら駅から戻って来るから・・・『それが心配やからゆーてるねん』
実はこのネタ、ナオユキさんを聴く前に高円寺にあった“ブリキの時計”というバーで店主の金沢君がなかなか帰らん千葉のオバちゃんに言ってて大笑いした話そのもの。正確に言うと『また帰って来られて、朝まで居られたらたまらんし』だったけどね。あ、勿論彼女が帰って居なくなってからの呟きでっせ。
最後のアンコール??は3人で大熱演。いや、面白かった。+