で、舌の根も乾かぬ内に関西にまた来てくれた。お店は西野やすしさん一番弟子、伊藤さんのお店Teasin’。西ヤンにイジメ倒されTeasin’にしたかと聞いたが曲名からとったそうな。24日は西ヤンと新井さんのDuoだった。
昨年のさよならライブでは西ヤンがベースを弾いていたのだが、この日は新井さんアコギ、西ヤンはセミアコという組み合わせ。まずはビールとバーボンのストレートを頂く。ここはストレートグラスが大容量で嬉しい。ボトルネックにも無理なく使えそうなグラスだったけど・・・ちゃんと返した。大人になったな、ワシ。
懐かしいダウンタウンの頃の曲も披露してくれた新井さん。頭にファイティングが付いた頃は古いレパートリーを封印していたこともあったが、やはりそれは不親切。熱心なファンは古い曲も聴きたいと思う。それに持ち歌って成長するからね。同じに弾いたつもりでも受け取り側は変化を感じることだってあるし。
例えばデビュー曲の“知らず知らずのうちに”は竜童さんがリードヴォーカルを担当していた。でもメンバーのライブに行くとギターの静さん、新井さんも歌うが、みんな違う曲になっている。大ヒットはしなかったが僕はこの歌が大好きだった。
西ヤンはブルース路線だが曲の間は二人で掛け合い漫才をしてくれる。『西ヤン、空手は何段?』突然何聞くんだという顔で「七段」と西ヤン。『なのにギターはゴダン(Godinというカナダのブランド)なんだ』と新井さん。そこに持って来たかったか(笑)
新井さんにお袋が天国に行く奴やってくださいとお願いしていたが、先に西ヤンからこの曲でリクエストが入っていた(笑)。元は“I Was Standing By My Window”という讃美歌だったのを、ギター演奏で有名なカーターファミリーが“Can the circle be unbroken”という曲に編曲したバージョンだそうな。
新井さんのお母さんが亡くなった日のライブは泣きながらこれを歌ったとか。僕もこの曲を聴いた時は親孝行が頭に浮かぶのだが、帰って婆さんの顔を見たらすぐ喧嘩になるのは何故??(笑)まぁ、もう残り少ない人生だからちっとは大事にしてやるかな。
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