孤独に狂い咲き。
お盆休み1日目の8月14日。
ああ、もう一月が経ったんですね (^^ゞ
今回は単独行なので慣れた場所。
今年はピークをひとつも踏んでいない東吾妻の山々・・・東吾妻山へ。
空一面、雲に覆われていて山は見えていないけれど。
まあ、標高を上げればきっと雲の上に抜けられるはず。
8時頃に自宅を出発。
主要地方道県道70号福島吾妻裏磐梯線・・・
災害復旧工事の通行規制が解除されたので、もう遠回りする必要はないんです。
久しぶりに高湯温泉側から磐梯吾妻スカイラインへ。
標高1000m付近で雲の中に突入。
標高1200mの不動沢橋は、もちろんガスで真っ白。
ここまでは予想通りでしたが、標高1400mの天狗の庭を過ぎてもまだ・・・
これはまずいかも?
いやいや、標高1500mの涅槃坂でガスが晴れて青空の下へ♪
山歩きの準備をして・・・
兎平駐車場を出発 9:02
先ずは磐梯吾妻スカイラインを歩いて先程通り過ぎた浄土平に戻るんです。
浄土平湿原 9:08
エゾオヤマリンドウ(蝦夷雄山竜胆)が咲き始めていましたが、
まだ目立たない。
それにしてもこれは誰の仕業だろう?
浄土平駐車場のトイレに立ち寄って・・・
涅槃坂より下のガスも晴れているけれど?
が、福島盆地を覆う雲海は健在。
浄土平ビジターセンターに備え付けてある登山届に記入して提出 9:30
いつものブクブクは水量が少なくて見られず。
吾妻小富士はそこそこ混んでいますが、こちらの登山道は閑散としています。
モウセンゴケ(毛氈苔)が賑やか。
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
よって、浄土平からは一切経山に登ることができません (T_T)
分岐 9:50
ウメバチソウ(梅鉢草)
ラン科の?
パンフレット「浄土平周辺花あるき」にも載っていないし、
磐梯朝日国立公園パークガイド「浄土平・裏磐梯」にも載っていないし。
マイヅルソウ(舞鶴草)の実。
サロメチール臭。
思わず実を潰して臭い?匂い?を嗅いでみたくなるシラタマノキ(白玉の木)の実、その一歩手前。
ダケカンバ(岳樺)とナナカマド(七竈)の林を抜ければ、ここから日陰はもうないぞ!
暑い!
振り返れば吾妻小富士。
一足早く紅葉し始めていたのはオオカメノキ(大亀の木)やナツハゼ(夏櫨)など。
大穴火口からの噴気は静かに噴出。
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
ピンボケ・・・
ゴゼンタチバナ(御前橘)の実。
分岐で鎌沼方面への木道を見送って 10:32
姥ヶ原の木道のリニューアル工事はだいぶ進んでいました。
それにしてもなんだかお天気が (-_-;)
途中で話をしたおじさんもその他の方々も東吾妻山に登るそうですが・・・
ヒンヤリした風も若干感じられるようになってきて・・・
季節外れのチングルマ(稚児車)
去年の秋もこの辺りで孤独に咲いていたような?
ネバネバ。
ネバリノギラン(粘芒蘭)
ヤマハハコ(山母子)
前大巓・平石山・一切経山には日が当たり・・・
姥ヶ原十字路に暫し立ち尽くす 11:00
姥神石像・谷地平方面へと続く木道の先に、眺めるだけの中吾妻山。
雲が雲が・・・
どちらに進むべきか迷いましたが、やっぱり予定通り東吾妻山へ。
あれ?先に行ったさっきのおじさんが戻って来たけれど?
続きます。