ひーたの休日

続々編「ひーたの休日#3」
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残雪の東吾妻山(2015.4.26)その1

2015年04月30日 21時39分52秒 | 2015年の山歩き

6月7日の東吾妻の山開きまでには再び登れるようになってほしいな~。



本日(4月30日)。

磐梯吾妻スカイラインにおいて火山ガスの濃度が基準値を超えたため、
磐梯吾妻スカイラインが終日全面通行止め。
昭和34年の開通以来、火山ガスの影響で通行止めになるのは初めてだそうです。

硫化水素濃度・・・
6時 28ppm(基準値超)
7時 18ppm(基準値超)
8時 0.5ppm
14時 0.5ppm
16時 5ppm

最新情報は何処で調べればいいんだろう?

とりあえず・・・

「福島県HP 県道福島吾妻裏磐梯線(磐梯吾妻スカイライン)の通行止めについて【H27.4.30】
自然公園財団浄土平支部
浄土平ビジターセンター

再開通がいつになるか分かりませんが、先程の21時前のニュースによると当面の間は全面通行止め。



5月3日追記。

福島市防災ウェブサイト(磐梯吾妻スカイライン一部通行止め解除について)

5月4日追記。

高湯ゲート~浄土平の通行止めも解除!
(夜間通行止めは継続)

福島市防災ウェブサイト(磐梯吾妻スカイラインの通行止め解除について)



  



4月26日。

雲が何処にもない。


前日から夜間通行止めが17時から7時の間になった磐梯吾妻スカイライン。

気持ち的には夜間通行止め解除と同時に・・・

7時に過ぎに自宅を出発 (^^ゞ
磐梯吾妻スカイラインをいつものように高湯温泉側から。


火山性ガス発生駐停車禁止区間を過ぎた涅槃坂から眺める一切経山。




噴気はあまり出ていない様子。




シモフリの向こうに南蔵王の不忘山・南屏風岳・屏風岳。


浄土平駐車場 8:15


山歩きの準備の前に、ビジターセンターの入口にある登山ポストから登山者カードと注意書きのプリントを。

吾妻山の観光客・登山客の皆様へ。
吾妻山は、現在、「火口周辺警報」が発表され、火山活動が活発な状態です。
万が一、噴火が発生した場合は、下記の行動を撮るように心がけてください。


「火山ガスについて」「噴石・火山灰について」「空振について」「避難について」
4つの項目がありますが・・・

「避難について」の項目に、
「鎌沼周辺、吾妻小富士にいる方は、裏面を参考に」とあるので、
その裏面の文面だけ載せておきます。




登山される皆様へ。
下記の注意事項を読んで、十分注意して登山してください。

1.「浄土平~酸ガ平」及び「酸ガ平~一切経山」の登山道は、通行できません。

2・登山中に噴火があった場合は、大穴火口から1km以上離れてください。
(1).酸ガ平及び鎌沼付近においては「姥ヶ原」方向へ避難してください。
(東吾妻山の南からスカイラインへ通ずる登山道があります)
(2).吾妻小富士においては、山頂の周回遊歩道にいる方は大穴火口から遠ざかる方向に移動し、
噴石を避けられる場所に避難してください。
レストハウスに近い場所にいる方は、レストハウスに避難してください。
(3).桶沼付近においては、「吾妻小屋」地域に避難してください。

3.登山される方は、万が一に備え、「ヘルメット」と「多めの食糧」を持参されて登山されることを推奨します。

4.「登山カード」提出のお願い。
登山される方は、「登山者カード」を記入し、備付けのポストに必ず投函してください。



浄土平からは一切経山に登ることができないし、もちろん魔女の瞳に逢いに行くこともできません。
(不動沢登山口から登れば・・・でも標高差と距離がネック)




ということで、今回は東吾妻山登山。
歩いたルートはこうなりました。


下山予定時刻は14時、いや15時頃かな。
登山者カードに記入して・・・




下山時に提出する「下山カード」を切り離してからポストに投函。


投函してからの準備。

キャップを風に吹き飛ばされ慌ててキャッチ。
この風なら昨年みたいに羽虫に悩ませられることはないはず♪
でも一応、羽虫が口の中に入るのを防ぐための・・・マスクをザックの中に。

日焼け止めも忘れずに顔にも・・・
あ、耳にも忘れず塗って。
雪目防止のサングラスもOK。


浄土平駐車場出発 9:05




浄土平天文台と一切経山。
吹き上がる噴気のジェット音はかなり控えめ。

ちなみに木道の向こうの砂利敷きの駐車場は、まだ雪が残っていて使えません。




目指す東吾妻山。


ちょっと寄り道したい場所があって、




高さ約2mぐらいの雪の回廊を通り・・・




蓬莱山。

塩ノ川に架かる、まだ雪に埋もれて現れていない橋を渡る。


浄土平湿原の一番南側の木道付近には、まだ凍りつく地塘。
そして・・・




白いフワフワの果穂は有名ですが花は?
ワタスゲの花。




一切経山から流れ込む澄んだ水。


直登コースは以前から通行禁止。


日陰の雪は何となく堅め。
ここは念のために軽アイゼン。


分岐 9:32




酸ガ平への登山道は通行止め。


今まで数十回。
いつもは下りで利用、登りでの利用はゼロ。
姥ヶ原方面への登山道へ。




枝を掻き分け掻き分け。

雪の重みでまだ起き上がらない???の樹林帯を抜けて振り返れば・・・




小さな池と吾妻小富士。




ダケカンバ。




写真を撮る時はサングラスを外して・・・
強烈な日差しで雪面が白とび状態!?




噴気孔は以前と同じく2つしか見えません。




蓬莱山の南側のこの辺りは遅くまで雪が残る場所。




ほら、オオシラビソやコメツガの天辺が僅かに雪の上に出てる。
昨年の前大巓の二の轍は踏みませんよ!




暑い!
赤いジャケットを脱いでも、その中には赤いフリース。




雪が解ければ真っ直ぐに起き上がる。


いつもの場所のいつもの踏み抜き地獄をクリアして、少しばかり木道を。
再び雪原に出て、未だ雪の下に眠る鎌沼から流れ出る沢を渡り・・・


分岐 10:25




分岐のベンチでちょっとお昼のオニギリ1つ、つまみ食い。


休憩した後は・・・
東吾妻山に登るには少し遠回りになるけれど、
この時期、そして青空限定。
特別な鎌沼へ。



続きます。


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