快晴の空の下輝くのは雄国沼。
雄国山&1236P(2014.10.19)
「その1 雄国沼せせらぎ探勝路」の続きです。
雄国沼は後で立ち寄るので分岐を右折、雄国山方面へ。
落葉せずに残っているのは、ほぼカエデだけ。
九十九折れというか・・・そんな登山道を登って後ろを振り返れば
すでに晩秋の雰囲気の雄国沼を展望。
今度はほぼ一直線。
木階段を登っている途中、後ろから声が聞こえてきて振り返ってみましたが登山道には誰もいない?
とらんぼう!?
雄国沼で泥鰌すくいはしていませんから・・・
山と高原地図や地形図には登山道の表記がない標高1236mピーク。
(地形図には雄国山に至る道「雄国パノラマ探勝路」も記されていません)
目を凝らせば山頂に標柱の様な物が立っていて、おまけに笹藪が刈り払われていて
・・・あ、誰かが歩いてる!
以前、笹藪の中に薄い踏み跡を見つけて登ってみようとしましたがすぐに断念。
これならば大丈夫そうなので雄国山に登った後のお楽しみという事で
先ずは三等三角点と展望台がある
雄国山山頂(標高1271m) 9:46
誰もいない展望台に上がってみれば
磐梯山と櫛ヶ峰。
霞んでいるからC-PLフィルターを使おう・・・
吾妻連峰の眺めも良し。
山頂から続く道はラビスパ裏磐梯に続く雄国パノラマ探勝路。
18-55mmの広角側で撮ると青空にムラ。
西大巓と西吾妻山と桧原湖。
1236mピークの彼方には越後の山々。
猫魔火山の外輪山・・・左から厩岳山・古城ヶ峰・二子山。
そしてフィルター効果で水面の輝きを失ってしまった雄国沼 (^^ゞ
ちなみに猫魔火山は約40万年前に火山活動を終えたとされているそうです。
飯豊連峰に距離的に近付いたのに一週間前の鬼面山の時より霞んで見えるのが残念。
喜多方市。
今回は付けっ放しにはしません。
C-PLフィルターを収納して
雄国山山頂出発 10:10
こうして見るといかにも1236mピークに正規の登山道が続いているように見えますが・・・
その入口はこんな笹藪。
躊躇なく笹藪突入! 10:19
5mほど我慢すれば笹が刈り払いされていて登り易いんですがトカゲに足下を横切られました。
マムシとか蛇じゃなくて良かった (^^ゞ
山頂直下はあきらかに登山道そのもの。
1236mピーク到着 10:26
植生を踏みつけないように注意して
三角点や(北塩原村と喜多方市の)境界杭を探してみましたが何もなく
磐梯山と猫魔ヶ岳を背景に朽ちかけている・・・山頂標なのかな?
輝くのは雄国沼休憩舎と雄国沼。
金沢峠。
ちなみに峠の右側の山には道があって、下から見た感じでは祠もあるみたいです。
雄国沼湿原の木道で草紅葉を楽しんでいる方が数人。
光モノを撮り終えたので再びのフィルター装着。
吾妻連峰を隠す雄国山。
沼ノ平火口も確認、安達太良山。
眺めが良いピークなんですが
吾妻連峰や飯豊連峰を眺めるのであれば雄国山の方が断然良いと思います。
フィルター外して
1236mピーク出発 11:00
正規の登山道に戻る途中
吾妻山と安達太良山と磐梯山が揃い踏み。
次で最後・・・続きます。