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揺らぐ虚像。
福島市民家園(2014.12.14)
「その1」「その2 事八日」の一応続きです。
福島市民家園はあづま総合運動公園内にある施設。
その中央園路を挟んだ反対側には巨石広場があって
今回は駐車場と民家園との行き来の際に通り抜けたわけです。
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なんとなく寂しい・・・
色もそうですが
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池を泳いでいた鯉も、冬期間は一時的にどこかに引っ越し。
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(2010年4月24日撮影)
ここはやっぱり桜咲く頃でしょ!
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「室石」
康保年間(西暦995年頃)
この地に室石将監と言う妖怪が住んでおり、狐に化身しては村人に禍害を与えていました。
出羽の国(現在の山形県)羽黒山の修験者3人は、朝廷の命を受けて恐怖の日々を送っている村人の難を救うため
500人の山伏を率いてこの地に遠征して来、苦戦の末に狐を捕らえました。
村人をはじめ修験者・山伏1000人余の人たちは、妖怪将監の降伏の祈祷を4日3晩続け
遂に将監は真人間に立ち戻る事を祈り続ける人たちに誓いました。
1000人余の人たちは歓喜絶叫!
この歓びの響きがこだまして巨石が割れたと伝えられています。
ここに稲荷宮を祀り、また天水分神を併祀して
養蚕・五穀豊穣・家内安全・身体健全の護り神として崇敬されました。
毎年4月25日には、庄野の人たちによって祭礼が続けられております。
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(2013年4月21日撮影)
室石観世音の幟。
民家園から駐車場に戻る際も被写体探し。
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水面に映る桜の木が気になって
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ひっくり返してみよう!
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ホワイトバランスもカスタムイメージも変えて、気温に合わせてもっと寒く!?
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ドライフラワーな紫陽花。
常緑樹の緑までも色褪せる冬枯れの寂しい風景。
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そんな中でも比べて鮮やかな色がある事が嬉しい♪
雪をまぶした山茶花。
これでおしまいです。
福島民家園の方、この寒い中、ちゃんといろりの火を起こして回ってくれてるんですね。
目籠がぶら下がってるのにはびっくり!事八日だけのサプライズ。
ぶら下がってるのが金だらいだったら、神様もいやでしょうけど。。。
将監の話は面白いですね。
狐が化けるんじゃなくて、狐に化ける謎の妖怪。
そう、冬の鯉はどこにいるのかも謎です。
冬の桜は寂しいけれど、水面に映すとふしぎと透明感が増すようでまたきれいです。
寒い日に囲炉裏の火の誘惑を断つのは辛い・・・
暖をとる以外にもその煙による湿気対策や防虫対策。燻す事によって茅葺き屋根の耐久性を高める効果があるようです。
今回のように寒い時ばかりだけではなく梅雨時の蒸し暑い日でも囲炉裏に火が起こされていました。
でも、晴れていた日はどうだったかな?
金だらいが玄関先にぶら下がっていたら人も家に入りたくない(^^ゞ
狐に化ける妖怪・・・気になって検索してみましたが???
ちなみに「将監・妖怪」で検索してみたら「赤岩将監」なる狸の妖怪が阿波の国にいたようで・・・
若いころは悪戯者、歳をとって霊力を身に付けた後は人助けをしたそうな。
水面の揺らぎで無いはずの枝先の葉が見えるような見えないような・・・