羽山の上空に七色
「結果的に信夫三山縦走(2014.1.13)その1」の続きです。
第三展望デッキから信夫山一周道路を進むと
前方に鳥居が見えてきました。
古峯神社の鳥居
鳥居のすぐ先には空間があるのみ!?
崖に沿って急な狭い石段が下に続いていましたが、雪で滑りそうだったので止めにしました。
古峯 三峯山・金剛山・石裂山 霊場記
・・・家内安全・養蚕倍盛・水難火難盗難を悉く(ことごとく)除いて
五穀成就諸願満足を守護して二世安楽を祈る・・・
さて、気になるのは道路を挟んで鳥居と向かい合う石段
道標には立石・金華山の文字と
「※急な坂道ですので、気をつけてください。」という注意書き
もしかすると昨年元旦に立石山から下ろうとして断念した急な道の登り口がここ?
上の方から荒い息使い?が聞こえて・・・ザックを背負った方が登っているし
という事で、ここから予定を変更
立石・金華山登拝口 14:10
あれ?さっきの方は何処へ・・・
上の方から大きな立石に見つめられているよう・・・
その付近の斜面にジグが切ってあるのが見えましたが
そこまでの踏み跡も落ち葉と薄っすら積もった雪でハッキリしないので、登り易そうな場所を適当に (-_-;)
木に掴まったり、その幹が近くに無い時は木の根を利用したりして急坂を登って
行きはよいよい帰りは恐い
やっぱりここは下れない(ストックがあれば下る自信がある!)ので
ここから家に帰るには最低でも熊野山を越えなければなりません
立石山到着 14:16
そういえば登り口の案内板に「切り立った巨石が連なり、丸子口から登拝する人の修行場であった」と
修行者よろしく立石に無理して登らなくても隣の岩からの眺めで十分
下から眺めると顔のようにも見えるし・・・
互いに雪で真っ白なおかげで吾妻小富士が東吾妻山と重なって、その形がよくわからない
ここからの眺めは第三展望デッキとほぼ同じですが
標高が高い分、左端の羽山の上に安達太良山が見えます。
ちなみに、BS-TBSで土曜21時から放送されている「日本の名峰・絶景探訪」
1月25日の放送は安達太良山だそうです。
左の鉄塔のピークが熊野山、真ん中の鉄塔の右のピークが羽黒山
そして右奥のピークが信夫山最高峰の羽山
立石到着1分後に通過した・・・お約束の?東北新幹線
立石山出発 14:22
右側の踏み跡を辿っても左側の斜めに傾いた道を辿ってもどちらも同じ場所へ
右は大きな石が積み重なった岩場の道で虚空蔵岩を登るかその横を伝って進むことに
そちらは前に通ったことがあるので今回は楽な左側の道を選択
道を合わせると後は熊野山まで一直線
ちょこっと下って後は登り
最後の斜面にはトラロープがあるけれど・・・
二等三角点(標高268.1m)と信夫山無線中継所がある
熊野山(金華山) 14:30
石碑がありましたがなんと読むのか・・・黄金???
追記・・・この石碑は金華山遥拝碑で刻まれている文字は「黄金山大神」
ここは展望が無いので
ゲートの横を通り抜けて第二展望台への道を分けて、そのまま真っ直ぐ砂利道を進み
駐車場から
杉木立の中を
石祠立ち並ぶ裏手から
羽黒山(標高260m)2回目 14:42
羽黒神社と比べてみると日本一の「大わらじ」の大きさがよくわかります。
長さは12mで幅が1.4mで重さが2t
社殿が昭和51年の8月5日に焼失し、現在の社はコンクリート造で建て替えられたもの (T_T)
焼失前は高さ15m余の総欅造りの豪壮華麗な重要文化財クラスの立派な社殿が建っていたそうで
かなり立派な彫刻も施されていたようです・・・
続きます。
今年に入ってからもどんどん山行増えてますね!
(*´▽`*)
あっつぁんは…
ぽち子が落ち着くまでお出掛けは無理っぽい~
パニックになって吠え通しになっちゃうので…
仕事は行くしかないので行ってますが、それ以外のお出掛けは、今の所、最小限って感じです
どうする~??
立石金華山で、先に登ってた人、どこ行っちゃったの?
ひーたさんをこの方面に誘導するための何者かの力とか…
(っ゜Д゜;)おおぉーのー
以前岳温泉に行った時に、近くの山道に夕日石というのがあって、説明はなかったんですが、どうも夕日に反射して照り返すので夕日石らしいと。
もしかしたら、この黄金?の岩も、夕暮れになると夕日を反射して黄金のように輝くから黄金?なのかも、なんて思いました。
ひーたさんの写真も、午後の光で半分ぐらい照り返してますね(^^)
去年は春までに体力が落ちててガッカリしたので今年は早いうちから登り始めようと思っていましたが、行っている場所が去年と変わらないような(^^ゞ
ぽち子ちゃん、どうしたらいいんでしょうね。
一緒に出掛けるにしても・・・お留守番をすると何か良い事があると思わせつつ、徐々にその時間を長くしていって慣れてもらうしかないんでしょうか。
信夫山にはいろいろと怖い噂話がありますが・・・
ちゃんと途中まで雪の上に足跡が残っていましたよ。
たぶん急登を物ともしない方で、別のルートを選んだんだと思いたいです。
夕日石とは鏡ヶ池の近くの遊歩道にある石ですね?
この石碑の文字がどうしても気になって先程検索してみたのですが「黄金山大神」と書かれているそうで、金華山遥拝碑とのことです。
山麓や山上の方々。春の初巳の日の夕暮れ時から暗くなるまで・・・この場所で酒盛りをする習わしがあったそうです。
もう少し遅い時間だったら本当に照り返しで黄金色に見えたのかもしれませんね^_^
夕日石の近くにも、立石山の神様という巨岩が祀られていました。
あそこはほんとに緩やかでのんびりしたいい山道でした。
私も金華山で検索してみましたら、巳に縁の深い信仰のようで。
春の宵に外で酒盛りはまだ寒かったでしょうに、う~ん、でも面白い習わしですね。
続き、楽しみに待ってます。
その時は風邪をひいていたので自重して夕日ヶ丘遊歩道は歩きませんでしたが・・・
福島の3月はまだ雪が積もりますから。
昔の人達は寒さに慣れていたかもしれませんが、それでも風邪をひきそうですね。