ここに咲いていてくれてありがとう
風が吹いても揺れません
「ロウバイ咲く花見山公園(2014.1.26)その1」の続きです。
ナンテン畑から・・・なにかしら他の花が咲いていないか探しながら
誰もいなかった花見山山頂展望場
吾妻小富士はこの日この時間、姿を現さず
見えていたのは・・・
大徳坊がつくった信夫山
昔々、どこからか大徳坊という大男がやってきた。
たんがら(背負い籠)に三背ほど山土をいれて背負ってきた。
ぽつんぽつんと土をあけたところが羽黒山・熊野山・羽山になった。
たんがらの底に残った土くれを、ぽんと空けたのが一杯森である。
ひる飯にしようと飯曲輪(めしわっぱ)を開けてみると
飯の間に小石が混ざっていたので
箸ではさんで投げたのが石が森だという。
(福島市こでらんに博 公式パビリオンガイド2013年秋号に載ってました)
一杯森とは写真真ん中右側のこんもりとした標高113.7mの一盃森
ところで石が森ってどこ?
右手前の山は殿上山(春日山)だし
投げたというから遠い場所にあるんでしょうか・・・と
気になってしょうがなかったから調べてみました (^^ゞ
その場所とはズバリ!
福島市鎌田字石ヶ森の石森神社(石森稲荷神社)
思っていたよりその小石は飛んでいませんでしたね~
信夫の三狐
御山(信夫山)の御坊狐(権坊狐)・一杯森の長次郎狐・石が森の鴨左衛門狐
・・・
ふと思いついただけで、この記事時は関係ないし・・・
キリが無いので調べるのはこの辺にしときます (^^ゞ
昨年春のサクラが満開の時期にここを歩こうと思っていたけれど
結局、まだ春浅い一切経山に登ってお目覚め前の魔女の瞳を見に行ったから・・・
今年はどうしようかな?
その奥には半田山が見えていました。
キリが無いといいながら
半田山の大男が信夫山をつくったという話も・・・
展望場を後にして
風に揺れてポツリポツリと咲いていた
ジュウガツザクラ・・・蕾
寒さで傷んでるものも多く、綺麗に咲いているものを探すのは大変でしたがなんとか見つけました。
春に開花したものと比べると、その大きさもだいぶ小さくて同じ花とは思えないぐらい・・・
ここで20分以上粘って
しのぶの細道・十万劫山への登山口
傍のマンサクを確認してみましたが、こちら錦糸卵の様な花弁はまだまだ
赤みを帯びた木々はナンテン
青空なんだけれども、日差しが無くてちょっと寒い・・・
北斜面のロウバイは
意外な事に南斜面のものより開花が進んでいました。
梅の花が咲いていないかジックリ観察しつつ園路を下り
これで〆
後は、やっぱり帽子を手で押さえながら福島市ウォーキングトレイル駐車場まで
これでおしまいです。
徐々にですが咲き始めてますね。会社の近くの公園ももの凄く早く咲き出す梅のような子がいるのですが近くに寄れず誰だかわかりません(笑)
ふと思いつくくらい伝説がいっぱいありますね。伝説を追ってトレースしてみるのもまた楽しそうな予感がします。しかし。。伝説の大男座談会はもめそうなのでうかつに開催しないほうが良さそうです(笑)
蝋梅の後がしばらく空きそうですが、次に咲くのはマンサクで、その次が梅やサンシュユ。春が待ち遠しいです。
梅ではないとして、今頃咲いている桜といったら十月桜の他だと寒桜でしょうか?
伝説を追うにしても多すぎて、一つに絞らないと大変そうですね。
伝説の大男といえばダイダラボッチとか・・・ん?
「ぼっち」を変換したら「法師」
いかん(^^ゞ
最初の返し。。なんだか好きになってしまいそうです。。
信夫山周辺は伝説が多いらしく深く掘り下げた著作も多いようですから、ハマるとかなり深そうなので浅く浅く入って行く方が良いかもしれませんね。。
早咲きの梅のような子たちは濃いマゼンタで赤々としていました。何ぶん人通りが多くて札を読むのも大変そうなのですが、機会が狙ってみたいと思います。
いい感じの返しでしたか~
その梅のような子がでてくる記事も、楽しみに待ってま~す。