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孤独なコバイケイソウ咲く
魔女の瞳と涙雨(2014.7.13)
「その1 春夏花々」「その2 一切経山」「その3 姥ヶ原のチングルマ」の続きです。
中途半端な場所 (^^ゞ
チングルマが咲いていた姥ヶ原のベンチを後に、木道を辿り
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雨滴ピンボケ。
ハクサンシャクナゲかアヅマシャクナゲか?
分岐 10:55
いつもならこのまま姥ヶ原から蓬莱山南斜面を通って浄土平に下りますが
台風8号や梅雨前線による雨、そしてこの日も雨。
たぶん水が流れて滑り易くなっているはずのこの登山道は避けて
鎌沼南岸を通って先の姥ヶ原への分岐まで戻り、酸ヶ平湿原を再び通って浄土平に下る事にしました。
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両脇にチングルマの果穂が微風で揺れる木道を再び霧の中へ。
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右手に鎌沼。
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山開きの時に氷河の先端のような光景が広がっていたあの場所。
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何時しか雨も止み鳥の鳴き声も聞こえなくなり
ただジッとしていると「シーン」
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この沈黙の中で水面の波紋を見詰めて考え込む・・・何を?
そんな気もしましたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/06/22d6ee2399fac1ee33084de7867408ae.jpg)
しばらくすると濃霧の中から・・・
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先程の小湿地のワタスゲはさらに濡れそぼり
分岐 11:15
あとは往路と同じ道。
ただし一切経山にも酸ヶ平避難小屋にも寄りません (^_^)
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マルバシモツケが波でチャポンチャポン。
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昨年はコバイケイソウの当たり年。
この日見掛けた咲いていたコバイケイソウはこの一株を含めて2株のみ。
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虫達にとっては地獄絵図。
モウセンゴケがわんさかありましたが、小さな白い花が咲くのはもうちょっと先。
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鎌沼が満水ゆえエゾオヤマリンドウかエゾリンドウも水没。
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ミヤマリンドウとイワオトギリの蕾
ここまではよかったんです?
コバイケイソウの写真も怪しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/c0/ed455e9377b5d073c04a4300a5a9018f.jpg)
写真を撮って確認してみたらなんか変だぞ!
レンズの中心に直径5mmぐらいの円形の曇り・・・もしかして内部結露?
あのマガモの親子が池塘に移って元気に泳いでいるのも撮れず (T_T)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e9/a80980c1b598fe98163911f92c50cda6.jpg)
曇りが徐々に小さくなってきたので試し撮り。
酸ヶ平分岐 11:40
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/b6/7294063a9b9a24f66dc43bed14b20899.jpg)
大丈夫そう?
ザックに入っているマクロレンズに交換する手もありましたが再びの雨。
花冠が5裂したツマトリソウを見つけても撮れず (T_T)
ここにキレイなハクサンチドリが咲いているよと声を掛けられても (^_^;)
その他、クロウスゴの実・・・云々。
浄土平湿原 12:05
もう少しでレンズの曇りが消える!
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ガスで大穴火口から手前側だけが見えている一切経山。
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・・・
浄土平駐車場 12:12
車に荷物を全部置いて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c8/5dc1db06d8081aaa5b51b3e9d94be751.jpg)
浄土平ビジターセンターに立ち寄ってオコジョのミニタオルを購入後
車に戻ってきたら完全にレンズの曇りが消えていました。
さて、帰り道にドキドキすることが・・・
ガソリンメーターが示すは残り5目盛り。
磐梯吾妻スカイラインを高湯温泉側に下り始めると、なんと燃料警告灯が点灯。
メーターが示す値は残り3目盛り、時々2目盛り・・・これは気が気ではありません。
高湯温泉を通り過ぎて坂道も下りきってようやく平坦になるとメーターが4目盛りに回復して燃料警告灯も無事消灯♪
最大11%の急勾配の効果?
いつものガソリンスタンドに直行して満タン給油したら14リットルも余裕がありました。
これでおしまいですが・・・
レンズとカメラ。
先ずはレンズの前玉をクリーニングした後、湿気取りを入れた抽斗の中で約一週間ほど寝かせておいて
先週土日に撮りまくりましたが・・・こんなふうに↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/98/e27506b89f17c7a7e86478a8c3cf1cee.jpg)
2014年7月20日撮影
雨の中、三脚を立ててライトアップされたヤマユリを同じレンズで撮ったものですが
元の写真にはヤマユリに絡みつく蜘蛛の糸までしっかりと写っていて、以前と変わらず問題ないようです。
台風と梅雨前線の雨から1日空きましたので、普段通りのスカイラインでした。
もっとも帰りは雨降りでしたが。
昨日・・・今だと一昨日になってしまいました(^^ゞ
下界では37.7℃まで気温が上がりましたので・・・10℃ぐらい低い浄土平、仕事でなかったら涼みに行きたいぐらいでした。
魔女の瞳の魅力に囚われてしまうかもしれませんが!?
ぜひ行ってみてください。
昨日浄土平に行って暫く涼んで来ました。
雨あがりの後は何とも言えない美しさですが、昨日は陽射しも強かったですね。
山登りの準備もしてなかったのが残念
魔女の瞳行きたくなりました。
今回は同じルートでの下山時の出来事。往路でほとんどの花を撮っておいて正解でした。
昨年6月の雨降り安達太良山ですね。
霧の中にいると、なんとなく息を潜めなければならない気持ちになるような。そういえば鎌沼の水音さえ聞こえなかったような。
湿度100%の中、簡易防滴なのに酷使したのが原因。首から下げたカメラにタオルを被せて・・・蒸れたのかも?
オールウェザータイプのコンデジはK‐5を買う前から欲しいと思っていて、今でもたまにお店で見ています。
ただ、なかなか踏ん切りがつかなくて・・・i一体いつまで悩むんでしょう(^^ゞ
そういえば、以前にも霧のなかでシーンとしたエントリがあったのを思い出しました。普段霧に包まれてしまう事が殆どないのですが、音の伝わり方もかわってしまうんでしょうか。
結露に見舞われる事は少ないのですが出来る範囲で外気温との差を少なくするしかないようですね。ひーたさんくらい行動力があるとオールウェザータイプのコンパクトがバックアップにあっても良いのかもしれませんね。ケースによってK-5を休ませられますし。。被写界深度が深いのも便利です。ちょっと出費がかさみますが強い味方になってくれると思いますよ。