カエデも多くてなかなか素晴らしい雑木林なんですが・・・
日山【天王山】は晩秋の趣(2015.10.25)
「その1 日山原生林遊歩道」「その2 富士山が見える北遠の山」の続きです。
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山頂から下山する茂原登山口までは約3.9kmの道程。
山頂広場を後に 12:10
鳥居の上に鳥が止まる葛尾の日山神社。
その横を抜けて・・・
茂原の旭神社。
そこからすぐに胎内岩とその巻き道の分岐があって・・・
2009年の山開きの時の記憶では「山頂側から胎内岩に下る道は、短くも滑りやすい急斜面」と。
なので、一度も通ったことがない巻き道へ。
西側は福島県中通りで東側は浜通り。
二本松市と葛尾村の境界尾根を南へ。
注連縄(しめなわ)の紙垂(しで)が風で靡く、神域と現世を隔てる結界のその先には?
巨石が積み重なる・・・
胎内岩 12:18
6年と4月ぶりに。
前回は小さめの25リットルのザックで山頂側からすんなりと通り抜けてきましたが、
今回は表から大きめの45リットルのザックでキツキツ。
通り抜けないで窮屈さだけを味わってみました。
10分ほど写真を撮るために出たり入ったりした後、戻って道標なき分岐を・・・どっち?
これまた奇妙な樹形。
やはり注連縄の紙垂が靡く・・・
御神水を通過 12:34
先程の道標なき分岐からの道を合わせて・・・そろそろかな?
書くべきか書かぬべきか迷った挙句・・・
気になる方は田沢登山口からの山頂往復。
こちら側に下ったとしても、この辺りまでにとどめておくべき。
セシウム134の半減期は約2年。
2013年4月16日に福島登高会(http://ftk-ac.net/)さんが放射線モニタリング調査・測定。
それから約2年半が経っていて、数値がまた下がっているはず。
それでも、標柱「これより山頂まで0.5km」~「これより山頂まで1.5km」の区間に長居は無用。
「登山道・ホットスポット(葛尾側)」とあるので、部分的なんでしょうけれど・・・
藪漕ぎはしない・苔生す場所には近寄らない。
これを守って通り過ぎるだけなら大丈夫と個人的に判断。
開けて・・・
天王平を通過 12:50
幅広い尾根に続く登山道。
その前だったか後だったか、いつの間にか二本松市と田村市船引町との境界尾根を西へ進んでいたりして。
なかなか魅力的な雑木林ですが、素直には楽しめない・・・
これより山頂まで1.5km 13:04
常緑樹が尾根上にはほとんどないので、新緑の頃も間違いなく綺麗でしょうね。
ここからは普通に。
ハウチワカエデ?
それともコハウチワカエデ?
黄色が占めていますが、徐々に紅へ。
他にもウリカエデなど。
とにかく山頂からずっとカエデがいっぱい!
左の道を選べば田村市船引町の移へ。
右の道を選べば二本松市の茂原へ。
移分岐 13:23
三角点がある860.1mピークはどこ?
だいぶ遠くなった日山。
そしてヤドリギ発見!
こういうものを探すのもこれからの時期の楽しみ。
続きます。