サンバーで憩う(旧:電気自動車で逝こう!)

血迷って電気自動車ハイゼットEVを買ったおじさんが、その後立て続けにサンバーを買って、メンテナンスにどハマりする格闘劇

SMFの電池容量と深夜電力の件

2009年01月13日 19時27分33秒 | Weblog
 以前テストを行った公称105A容量のSMFの件であるが返答が来た。
 10時間率の場合65Aで正常だそうである。つまりこのバッテリーは長時間かけて絞り出せる容量が大きいということであり、伝記自動車など時間率の短い状態での容量が求められるものには向いていないということになる。
 やはり鉛蓄電池でSER60の性能は驚くべきものなのだろう。

 んで、ついでに出張先で中部電力に深夜電力の件に問い合わせてみた。
 正確に言うと先日の電気工事点の言ったことは正しくもあり、正しくなくもありだった。
 いわゆる1km=1円をやるためには安い深夜電力の契約が必要であり、この契約のためには基本的にはオール電化にしなければならない。表向きは(正確には分からないのだが)、現在ある他の光熱手段を全部撤去することが条件であり、たとえば隠れて他の光熱手段を持っていると×になる。
 この契約(Eライフプラン 3時間帯別電灯)の場合、
 平日AM9:00~PM5:00まではkwhあたり31.43円
 平日AM7-9時、PM5-11時までは21.23円
 休日はAM7-PM11まで31.43円
 そのかわりPM11-AM5時までは9.33円となる。

 ではこれしかないのかというと、あるのだ。
 時間帯別料金と言って、電気温水器を導入すればOK。電気温水器のサイズは問わないと言っていた(担当者は)。
 この場合(タイムプラン・時間帯別電灯)はいわゆる3段料金に夜間を加えたタイプとなり
 AM7-PM11の間は、使用する量によって金額が異なり
 ・90kwhまで 20.70円
 ・90kwh~230kWhまで 25.55円
 ・230kWhを超えるもの 27.33円
 一方PM11-AM7の間は9.33円となる。

 つまり、ガスなどの光熱手段を撤去しないで深夜電力を契約したい場合、とりあえず電気温水器を入れることで契約をすることは出来るわけだそうだ。
 
 これならば契約時の負担も少ない訳だ。電気温水器?ヤフオクで安いのありまっせ。でも当然その分、ガソリン代がかかったのと同じことになるわけである。

 しかしこの場合忘れてならないのが一番スタンダードな従量電灯ABCだ。
 この場合基本料金はさておき
 ・最初の120kWhまでは 17.05円
 ・120kWhから300kWhまでは21.09円
 ・300wKhを超えると22.52円となる。

 つまり、深夜は安いが昼間は高いよということだ。1km=1円で走るために、昼間の電力が20%増しになる。その家の消費電力全体を考えた場合、電気自動車を含めても昼間のウェイトが重い場合など、注意が必要だ。

 ちなみにウルトラCという訳ではないが、太陽電池で発電して売電すると、その売電単価はこの電気料金に準じる。つまり、昼間に高い料金で契約していると、高く買い取ってくれる?訳である。そのコンボで戦うというのはどうだろう(笑)
 担当者はそういっていたが、この部分はまだホームページでチェックしていない。未検証なのでご注意ください。