チビ&ウルフのつぶやき

在りし日のチビの思い出とウルフの日常をつぶやいてます。

チビがいるって!

2019-05-10 | チ ビ
今回のゴールデンウィークで、
何らかの形でチビを感じ、感触があったと。。

娘と孫達を。。相変わらず見守っていてくれるのね。。
息子を。。。疲れと風邪で寝てるのを心配してくれて。。
妹にも。。。大好きで、仲良しだったもんね。。

夢も見ない!(本人曰く)
霊感もナッシング!
基本、自分の目で見ないと信じないと公言している主人が。。

「いやね。。チビが旅立ってから、
 時々いつもの場所にいると二度見する時が。。」

「感触がある。。」とも。。

皆が口々にチビの話しをした時に、初めて吐露

普段そんな話しをせず、流す人だけに、
チビとの絆の強さや、思いの深さが余計。。
どれほどの時間が経とうとも、私達の家族であるチビ。。
皆が顔を合わす度にチビの話しは出るし、
姿が見えず、触れ合えない寂しさを共有しているけれど、
見えないだけで、ちゃんと存在してくれているんだ。。と実感。
寂しいやら。。
嬉しいやら。。
でも、恋しい。。チビ

弱っている時にこそ出てきてくれるなんて。。
チビらしいなぁ。。。


今日で五十日

2019-04-19 | チ ビ
仏教で言えば四十九日法要。
神式だと五十日祭で忌明けとなる。
旅立ってからもう五十日たったんだな。。
これを一区切りにしないとな。。

悲しさ、寂しさは常にあるけれど、
それ以上に、
チビと出会えた喜びと幸せが大きい
まして、あのタイミングでの出会い。
本当に神様かご先祖様が遣わしてくれた
我が家にとっての天使と受け止めている。

猫がこんなにも愛情深く優しくて、
甘えん坊で可愛いなんて初めて知った。
そして、きれい好きで賢いのも驚きだった。
猫を飼っている家は臭いとよく聞いていたけれど、
いやいやそんなことはなく、
トイレ掃除さえキチンとしていれば無臭に近かった。
家に来る人が「え?猫ちゃんがいたの?」と驚くほど。
まぁ抜け毛問題はあるあるだけど。。。ね。
今となってはその毛すら愛おしく、
時に涙を誘うチビの大切な一部となっている。

実家では大型犬が常にいて、
番犬も兼ねていたから庭に放し飼いだった。
どんなに仲良く遊んでも、心通わせても、
頭のどこかで動物は外で生活するものと思ってた。
外国じゃあるまいし、
ここは靴を脱ぐ日本だし。。なぁんて。。

歴代のそれぞれ個性的な実家の家族

初めて家の中で一緒に暮らすチビ。
だから、朝起きると顔から始まり全身を拭き上げ、
トイレ後も拭いてきれいにしていた。
というのも、動物病院で「肛門腺しぼり」といって
肛門腺の分泌物を出してあげることは大事と聞いていたから。
確かに菊の御紋の両脇に小さな穴があった。
シャンプーの時もそこを優しく絞るように洗ってた。
匂いの強い子もいるらしいけれど、
幸いチビは短毛で匂いも無いタイプの猫だった。

可愛いから世話をする、それに応えるように
どんどん甘えるから世話するのが楽しくなる。

家と鹿児島の行き来と、心身の疲れや溜まっていくストレスで
重度の自律神経失調症になり寝床から起き上がれない。。
そんな状態の時でも、チビの世話だけは苦も無くやれていた。
まさか、そんな。。
酷い自律神経失調症になってるとは思わないから。。
そこに重なる更年期障害。。
元々病気一つしない元気な体だったし、疲れだけならまだしも、
精神的な疲弊は転げ落ちるに十分なきっかけになっていた。
それでも、頑張らねば!の一心で自分に鞭打つから。。。
本当にその頃の呼吸は浅いし、歯を食いしばるし。。
雲の上を歩くような状態でフラフラだし、
心臓破裂する~と思うほどの動悸だし。。
その結果、鼻からドボドボの流血。
血圧計が振り切るほど。。
メディカルの先生によく生きてたねと呆れられて。。

こんなはずじゃ。。と、思う自分の体の変化と、
このまま頭の血管切れたら昇天できるのに。。
なんて考えるとこまでいってたから。。。
やはり人間、自分の限界を感じたら無理はあかんです

そんな状態を見かねた家族が無理やりジムに連れて行き、
トレーナーと相談して少しずつ元の体に戻さなきゃと。。
トレーナーもあまりの状態に「体力ないだろう。。」
と思って基礎体力のテストをしたら。。。
もう驚いた顔で
「ワッ!ビックリ!基礎体力高いんですけど!」って

これはきっと、鹿児島の坂の上の学校で鍛えられた体力と
あの電停から自宅までを歩き(これも坂)約10年。
鹿児島を離れここに来て、何をするでも歩いて脚力を鍛えて、
無意識に有酸素運動を日々取り入れてたから、
心臓も破裂しなかったし、鼻血で済んだのかも?
そして何より!
朝から夜までいない家族の時間に、
チビという癒しの存在がいたからこそ生きていられたのかも。。
本当にチビの毛並みを撫で、モフモフを吸って、
時々深い呼吸ができていたから。。
動物療法ってあるけれど。。これは体感したから。。
そんな私を生かしてくれたチビが旅立って五十日。。
「死ぬ時は一緒だよ!」って約束したのに(一方的な私の願い)
やはりちゃんと。。
主人との時間を大切に過ごしてからでないと
私は逝かせてもらえない運命なのかもしれないな。。
じゃあ、それまでは姿が見えなくてもチビ応援してね


桜島が真正面に見える丘の上の母校



チビの肉球の匂いが大好きだったよ


あーまだ慣れない。。

2019-04-16 | チ ビ
朝一番の家事から始まり、夜寝る迄の時間。
寝てる時間でさえも。。一緒に寝てたし。。
そこには必ずチビの姿があり、触れ合いがあった。
ホッと一息つく時は、付かず離れずの距離だったり、
モフモフ吸いや膝の上、抱っこの濃厚な触れ合いもあった。

猫らしさを発揮して気ままな時もあれば、
え?もしかして猫の被り物をした犬?
というほどの甘えっぷりだった。。

それが。。突然なくなったんだもの。。

慣れる訳ないよね。。

泣き暮らしてはいないけど、この喪失感たるや。。

口にしないけれど主人も一緒。。

そうよね。。

主人のことが大好きだったチビ。。

なんだかわからないけれど、
よく会話してたなぁ主人とチビ

赤いマッサージチェアに残された爪とぎ跡。

クローゼット内で見つけたビニールバッグに残された噛み跡。

時々ふと出てくるチビの茶色い毛。

たまに感じるチビの匂いや足音。

帰宅時に、いないとわかってても声かけてしまう癖。

いつも寛いでいたここ、あそこの場所etc。。

もう。。ペットロスど真ん中。。
この間目にしたアンケート。。そのまんま。。

チビが来る前の一人の時間はどうしてたんだろう?
全然思い出せない。。
一人でいる事や行動が大好きで充実してた気はする。。
忙しくしてたらいいかな?と思い動いても、
結局はその後ギュンと「いない!」という
現実に戻されるだけ。

人と人は距離があった方が楽なのに。。
こんなにも違うものなのか?
人と動物の心が通い、失った後のぽっかり空いた穴。。
暫くはこの感覚の波の中を漂うんだろうなぁ。。
上手く泳いで抜けられたらいいけど。。
どうなんだろう?
少しずつ。。少しずつ。。
慣れていくしかないんだな。。
又以前のように
一人の時間を思い切り楽しめたらいいな。。

本当にこんな感覚は初めて


揺れる心

2019-04-10 | チ ビ
ここのところ忙しく用事に追われ、
人と会い、合間に桜も堪能して来た。

都心は相変わらずの人混みだったけど、
様々な国の言葉が飛び交い、
以前は速足の人が多かった気がするけど、
今は色んな速度の人達で。。
スマートなマナーとそうでないものと。。
来年はどうなるんだろう?
用事がなければ、場所を選らんで来なきゃなぁ~と
思ってしまった。

自然の豊かな場所は空気も澄んでいて、
目的地に着くまでの時間は旅行気分を味わえた。



それぞれの用事を終えて家に着き玄関を開ける。
そこにはいつもチビが出迎えるか、おもちゃがあるか。。
おもちゃの場合は長い外出だと諦めて寝てた。。
その寝顔を眺め、撫でて、チビが手を舐める。。
抱き締めて、モフモフして吸っていた。
疲れた時なんてそれで疲れも吹っ飛んだ。
それが当たり前だった。。
そうなったのは約13年でしたけどね。。

ついつい「チビただいまぁ~」と。。

外でリフレッシュできても、家には思い出だらけ。。
まして今は主人と二人。

以前ならバタバタと次の動きが始まるけれど、
二人分の食事の準備は直ぐに終わる。
作り置きもあるし。。

アレ?爪とぎの音が聞こえる(耳が覚えている)
アレ?チビの足音(時々ミシッと音がする)
キッチンに立つと相変わらず目の端にチビの姿が。。

ペットロスって。。
色んな習慣や触れ合いが人以上に多いからなのかも。。
我が家はハグの習慣もあるし、
それなりにスキンシップも多い家族だけど、
チビとはそれ以上というか。。
一年中触れ合いだらけ。。

大人になった子供達も
親じゃなくチビに癒されたい為
家に来る事が多かった。
その気持ちは痛い程わかるし、
チビもそこはわかっていて(チビも喜んでたし)
されるがまま、喉をゴロゴロ、フガフガ言わして
甘えていた。。。

かけがえのない存在だったチビ。。
元気になったり、思い出してポロっと涙したり。。
いつになったら抜け出せるのか。。

こんなキャラじゃない私!と思っても。。。
仕方ない。。
チビをこんなにも愛してたんだもの。。

煩悩は煩悩でも、寂しさは金。未練は銀。
耐えることは人間を強くする。悪いことではない。

耐えなきゃならんのよね。。



普通にしてるのに。。

2019-04-02 | チ ビ
どんなに悲しくても、寂しくても、
泣き暮らす。。ということもなく
普通に生活してきた一カ月。

勿論、ふとこみ上げて泣くことはあっても
主人と献杯した日と
数回堪らずに涙にくれた日はあったけど。。
それだって普通のことだと思ってた。。

あの茶色の毛を目にした時のショックは。。。

猫フードを主人の会社の猫さんに持って行ってもらったのも
キャットタワー、トイレも主人に解体してもらったのも
チビが愛してやまなかったおもちゃ数種類も捨てて
包んだ毛布も洗濯をして洗ったのも。。

あれはロスから身を守る為だったんだ。。
ショックが大き過ぎて痕跡を残したくなかったのは
自分の為だったのかな。。。?

ペットがいる家庭なら当たり前の毛の存在。

それを目にして。。。
どうしようもない喪失感と悲しみが
押し殺してた分、一気に押し寄せて。。

初めての猫さんとの生活。
最初は戸惑いも多かったけれど、
知れば知るほど
猫の愛情深さや優しさ、可笑しさ、潔さ。
可愛さや癒しを。。日々感じて暮らしてた。
仕事に向かう家族への玄関での挨拶。
忙しなく動く私を見守り、休憩すれば隣に。
出掛けると見送ってくれて、帰宅すると迎えてくれる。
外出時間が長いと、玄関に並ぶ寂しさの証。
お気に入りのおもちゃ。。。
夜には布団に入り一緒に睡眠。

本当に、今まで生きてきて
こんなに四六時中一緒に過ごすことなんて、
チビが初めて!
それもいい距離感で、その上癒しまで。。。

人間ならそうはいかないものね。。

あー揺れ動いてるなぁ。。心が。。
49日までは素直に悲しみに浸ればいいのに。。
泣けばいいのに。。
浸りますって言ったのに。。
なんでブレーキをかけようとするんだろ?

でもね。。
同じように寂しいのに、
日々仕事している主人を見てると
悲しんでばかりじゃいけない。。とも思うし、
日中は動かなきゃならない現実とも向き合うし、
あーでもない、こーでもないと
脳内の色んなウルフがうるさくて。。

こんな時間にチビの写真や動画を見て
さめざめと泣いてます。

ホント!人間って面倒くさい生き物!

最近、バトンタッチしたみたいに
かなりエネルギッシュに動く妹が
あちらこちらできれいなお花の写真を送ってくれて
慰めてくれます(ありがとう!妹よ!)