ほんの数本。。
生きていた証しの愛おしいチビの茶色い毛。。
それを見てからの喪失感の波。。
今日で一カ月。。
あれから一カ月。。
人が亡くなると、
それに伴いやらなければならない事が山積みで。。
悲しむ間も与えられず、
家族として次から次へと手続きやら何やらと。。
忙しく動き回っていた。
49日法要、初盆etc。。数年間は気が張っていた。
人間同士だからこそ。。故人との
言葉によるやり取りや様々な思いが交差して、
悲しみも深くなったり、浅くなったり、
きれいな色の思いも、薄暗い色の思いも、
複雑に絡まれているから、
全てを凪にするには時間が必要で、
それも少しずつ、
少しずつ。。
ところがチビには
いつも、いつも、
無償の愛と癒しを頂くばかりで。。
喜怒哀楽や疲弊している時でも
太陽の日差しのように。。
影のように。。
必ず傍にいて、先日の動画のように慰めてくれていた
さりげなく、当たり前のように愛情を注いでくれていた。
無くしてみて、どれ程愛情を貰っていたかを痛感。。
その存在だけで、触れるだけで、
どれ程幸せで癒されていたか。。。
まだまだ6㌔を維持し、
お腹モフモフを堪能していた頃の動画。
この幸せは永遠に続くと思っていた。。
猫さんの方が短命と頭でわかっていても、
柔らかく、しなやかなチビとの生活は
愛に溢れていたから、別れは先だと思っていた。
チビを抱き締めながら
「死ぬ時は一緒だよ」と約束したのになぁ。。
どんな時も、必ず視界のどこかにいてくれて
普通に動物と言ってしまえばそれまでだけど。。
家族だったチビは。。
愛情深かったチビは。。
その姿がないだけで家がガランと。。
もう触れ合えないって。。
もう会えないなんて。。
どっぷりと悲しみと喪失感の真っ只中