チビ&ウルフのつぶやき

在りし日のチビの思い出とウルフの日常をつぶやいてます。

喪失感。。

2019-04-01 | チ ビ


ほんの数本。。
生きていた証しの愛おしいチビの茶色い毛。。

それを見てからの喪失感の波。。

今日で一カ月。。

あれから一カ月。。


人が亡くなると、
それに伴いやらなければならない事が山積みで。。
悲しむ間も与えられず、
家族として次から次へと手続きやら何やらと。。
忙しく動き回っていた。
49日法要、初盆etc。。数年間は気が張っていた。

人間同士だからこそ。。故人との
言葉によるやり取りや様々な思いが交差して、
悲しみも深くなったり、浅くなったり、
きれいな色の思いも、薄暗い色の思いも、
複雑に絡まれているから、
全てを凪にするには時間が必要で、
それも少しずつ、
少しずつ。。


ところがチビには
いつも、いつも、
無償の愛と癒しを頂くばかりで。。
喜怒哀楽や疲弊している時でも
太陽の日差しのように。。
影のように。。
必ず傍にいて、先日の動画のように慰めてくれていた
さりげなく、当たり前のように愛情を注いでくれていた。
無くしてみて、どれ程愛情を貰っていたかを痛感。。
その存在だけで、触れるだけで、
どれ程幸せで癒されていたか。。。

まだまだ6㌔を維持し、
お腹モフモフを堪能していた頃の動画。

この幸せは永遠に続くと思っていた。。
猫さんの方が短命と頭でわかっていても、
柔らかく、しなやかなチビとの生活は
愛に溢れていたから、別れは先だと思っていた。

チビを抱き締めながら
「死ぬ時は一緒だよ」と約束したのになぁ。。

どんな時も、必ず視界のどこかにいてくれて

普通に動物と言ってしまえばそれまでだけど。。
家族だったチビは。。
愛情深かったチビは。。
その姿がないだけで家がガランと。。

もう触れ合えないって。。

もう会えないなんて。。

どっぷりと悲しみと喪失感の真っ只中


チビの毛が。。

2019-03-28 | チ ビ
コロコロした時やアウターに
チビの毛が付いていて。。

落ち込むのはわかっているから
チビが使用していた物は
気合を入れて
早めに処分したのに。。。

ふと目にしたチビの毛を見ただけで
こみ上げて。。

毎日当たり前のように
触れ合った感触が。。匂いが。。
怒涛のように蘇り。。


ダメだ。。。

今日はダメな日だ。。





いつまでも続くと思っている日常は

2019-03-26 | チ ビ
(チビ。。。恋しいよ。。)


親の時に嫌というほど身に染みたのに。。

時間がそれを忘れさせ、

また。。。

まして、昨年から少しずつ覚悟を決めよ!と
時間のプレゼントを頂いていたのに。。。
狼狽し、寂しさに漂っているなんて。。

寂しさは金。未練は銀。
耐えることは人間を強くする。。。

確かに強さは身には付いている。。

しかし、近い将来は又誰か。。
もしくは自分かもしれない。。

常に覚悟を持って生活していきたい!
なんて言っても、修行僧じゃないから
どうしても日常のアレコレに気持ちが持っていかれ
揺れてみたり、冷静に対応出来てみたり。。。

チビと今生で別れるまでは、
いろんな経験が生きてるなぁーなんて自負していたけど、
いやいや。。
案外。。というか、
まだまだ脆いもんなんだなぁ

最近、子供達が
「父や母が小さく見える。。長生きしてよ!」って。。

エッ!嘘でしょ!
でも昔。。自分も両親を見て感じたことがあった。

私から見ると、年上の主人は、
同年代より若いし、動きもいいけれど、
先日アルバムを見ると、眩しいくらい若い!
それは私も同じ。
まだ私は赤いちゃんちゃんこの年齢ではないけれど、
もうそろそろ。。

子供達が巣立ち、孫達も授かり。。
嬉しい出来事なのに。。
若い頃のように、嬉しさだけではないのよね。
充実感と寂しさと(ここでも。。)切なさと。。

孫の誕生は、この上ない喜びだったけれど、
それだけでなく、若い頃のように体が動かず、
更に元気に帰さねばと気も遣う。
帰ったら帰ったで、ホッとするやら寂しいやら。。
本当に複雑。
亡き母の、先輩達の言葉を、今、深く理解する。

そんな慌ただしくも、楽しく、切ない日々も
主人と私とチビとで、ずーーっと続くと思ってた。。

それなのに。。

主人と、あと何回楽しく食卓を囲めるのかな?
当たり前の日常を過ごせるのかな?
旅立ちはどっちが先なんだろう?
今は、それがちょっと怖い。

「先に逝ったもん勝ち!」
残される辛さ、寂しさから逃げたい為に言ってたけど。。


涙もろくなるのは年を取った証拠。
そりゃそうよね。
若い時は経験が浅いし、エネルギーが有り余って
心躍る事ばかりに目がいくし、楽しいし。
負の感情だって今思えば新鮮な経験。

でも、年を取ってみると。。
感情の襞(ひだ)は数も増え、折り目も深く、
様々な変化に(季節、陽の光、風、静寂さえも。。)
痛みと共に優しさ、切なさ、悦びと。。
複雑に絡み合い、深い味わいを持つことに。。
まるで感情の侘び寂の世界。。。?

いつかは会えるであろう人達、チビと会う為に
今を精一杯生きなきゃなぁと思うけど、
まだ。。時間が必要ね。。
永遠って見えない心の中のことなのかもね





逝って四十九日という喪に服す期間が必要ですが
四十九日経ったら普通の生活に戻りましょう(招き猫ちゃんねる)

知らなかった猫の思いやり

2019-03-25 | チ ビ
日中は2人で静かな時間を過ごし、
眠れなかった夜に。。
こんなチャンネルを見つけてしまって。。

猫さんとの生活は、チビが初めてだったので
沢山の幸せな思い出と触れ合いは残っていますが、
私自身が猫さんの事をどれ程理解していたのかな?
と、考えると。。。わからない。

チビと暮らし始めて直ぐ
鹿児島と家を行き来する生活を数年。
当時は、
可愛らしかったチビを満喫する間も
気持ちの余裕もなかったんだなぁ。。と
改めて思い返しました。

このブログを始めてみて
他のブロガーの方々より教わったことや、
動物病院の先生、看護師さんからも教わったこと。

約15年も一緒に過ごせば
理解できたこともあれば、
あれは何だったんだろう?と
未だにわからない事も。。
(それは人間同士でも同じかもしれませんがね)

そんな中で見つけたこのチャンネルで
あーやっぱりチビはあの時、
慰め、心配してくれていたんだなぁ。。と、
再確認できる内容。

昨年の時でさえ、
心配する私を心配していてくれた。。
あの時も?
あれも?
これも?
スマホにも残るチビの表情を見て。。。




チビはお節介さんなくらいに
いつも心配し、癒し、傍にいてくれたんだ。。

きっと、もっと知らない猫さんの愛情ってあるんだろうなぁ
今からじゃ遅いけど、思い出しながら学んでみるよ。

ありがとう。。ありがとう。。チビ




煩悩の真っ只中

2019-03-22 | チ ビ
気持ちの前進、後退を繰り返しながら
チビのいない生活を受け入れようとしています。
約15年の月日と思い出、チビの感触は
あまりにも生々しく心に、体にこびりついて、
寂しさ。。恋しさ。。
いろんな煩悩に心が乱れます。

YouTubeで鑑賞しているドラマでの和尚さんの言葉
胸に刺さりました。。

煩悩は煩悩でも、寂しさは金。未練は銀。
耐えることは人間を強くしてくれます。
悪いことではない。

そうでした。。。
父を亡くした後の母の慟哭。。
その感情に巻き込まれたあの時。。

寂しさ、孤独に溺れないよう強くなりたい!
と思ったことを。。

それでも、一番心身が辛い時に、
四六時中傍にいて、
ただひたすらに癒し、
無償の愛を注いでくれたチビ
人間同士とは違い、その密度は濃厚。。

キッチンに立てば足元かカウンターに。
寛げば隣に。
寝れば潜り込んできて
腕か、太ももを枕に。。etc。。
忘れられる訳がない。。

とはいえ、心の中では決めています。
49日までは、心ゆく迄
煩悩にどっぷりと浸ろうか。。と。
無理はしない。。と。