この曲も実は、「遠く遠く~‘06ヴァージョン」同様、NTT東日本の企業広告CMがきっかけで知りました。実際のところ、そのサウンド自体はいたってシンプルなものですが、とにかく歌詞が素晴らしくて大好きなんです。しかも、このシングルのカップリング曲がまた「What I wanted the most.」という曲なのですが、実はこの曲の英語ヴァージョンでして、セイン・カミュによるその英語歌詞がまた見事なまでの訳詞の出来で、これまた素晴らしくて大好きなんです。
それにしても、あれからもう20年以上経ったんだなぁ、と感慨深いです。ということで、ウェンディ・フレイザーをフィーチャーしたパトリック・スウェイジの「シーズ・ライク・ザ・ウィンド」の懐かしのMTV Video Clipも、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。
ということで、この「I Will Be There With You」、聴いたことがない方が居たら、Katharine McPheeをヴォーカルでフィーチャーしたVocal版はこちらあるいは下記画像をクリックすると、インストゥルメンタル版はこちらで、それぞれフルで試聴できますので、興味のある方は是非ともチェックしてみてください。
今回は、FOX CHANNELにて放送され大人気の、24時間に起こった出来事を1時間のエピソード24話でつづった、現実の時間と同じリアルタイムで進行する、従来の型を破ったTVシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』の番宣も兼ねて、2005年の夏~秋頃を中心に頻繁に流れていたPVで使用されていた、Sean Calleryによる「“24”THEME」のARMIN VAN BUURENによるREMIXである「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」を収録しているリミックス・シングル盤『24 -TWENTY FOUR- / THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIXES)』を取り上げたいと思います。
当時、ケーブルテレビに加入した直後で、丁度、『X-FILES』の再放送を1話から観ていた時で、『24 -TWENTY FOUR-』については、まだシーズンIから観てないということもあり、途中から観る気にならなくて、観ていなかったのですが、毎晩、『X-FILES』の放送直前に、「“24”THEME」のARMIN VAN BUURENによるREMIXである「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」のPVが流されていたので、何気なく視聴していたところ、緊張感とスピード感溢れる、ドラマチックな展開のトランスの高揚感にやられまして、買う決心を固めたものの、かなり入手困難な代物で、暫く買いたいけど買えない状況が続き、結局、入手まで2年近くというかなりの時間を要しました。
否、正確に言うならば、このリミックス・シングル盤『24 -TWENTY FOUR- / THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIXES)』こそ、入手困難ではありましたが、「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」自体は、『24』オリジナル・サウンドトラック日本盤やEU盤にも収録されており、入手自体は容易でした。しかしながら、『24』オリジナル・サウンドトラックは、日本盤もEU盤もCCCDで発売されておりまして、米国盤は非CCCDで発売されているのですが、如何せん米国盤には「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」が収録されてない、ということで、非CCCD盤にこだわって探すとなると、音源入手は容易ではありませんでした。(因みに、非CCCDの「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」の音源については、1年前に『Club Fever: The Biggest Weekend Tunes』というコンピレーション・アルバムに収録されていることを発見し、入手しました。しかしながら、このコンピCDも、一般の店頭では入手困難です。)
とはいえ、このリミックス・シングル盤『24 -TWENTY FOUR- / THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIXES)』にしか収録されていないらしい、「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX)」とかも聴いてみたくて、このリミックス・シングル盤『24 -TWENTY FOUR- / THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIXES)』は、その後も探し続けましたが、見つかっても高額だったりして、なかなか適正価格にこだわって探すとなると、見つかりませんでしたが、この度、漸く状態の良い適正価格の中古盤を英国のネットショップで見つけることが出来、昨日、無事に届きました。
この2年の間に、『24 -TWENTY FOUR-』も、FOX CHANNELにてシーズンIVまで再放送を順番に観てきたこともあり、このCDはとても楽しめました。やはり長尺になっても、緊張感とスピード感溢れる、ドラマチックな展開のトランスの高揚感は素晴らしく、オープニングで使用される時計の音や、主演のキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーのモノローグ(「This... is the longest day of my life」)も効果的に使用されていて、ドラマの作風とも見事にマッチしていて最高ですし、本当に何度聴いても飽きがきませんし、ドラマのシーンが目に浮かんできます。
ということで、興味のある方は、こちら又は下記画像をクリックすると、その「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」のPVをフルでご覧になれますので、良かったら是非とも視聴してみてください。(因みに、この「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」のPVは、『24 -TWENTY FOUR- シーズンIV DVDコレクターズ・ボックス』に付属の特典ディスクにも収録されている模様です。)
尚、このリミックス・シングル盤『24 -TWENTY FOUR- / THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIXES)』にしか収録されていないらしい、「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX)」には、ジャック・バウアーのモノローグは、「THE LONGEST DAY (ARMIN VAN BUUREN REMIX RADIO EDIT)」よりも多く使用されております。最後に、そのモノローグを下記にご紹介します:
There are terrorists planning to assassinate a presidential candidate.
My wife and daughter have been kidnapped.
And the people that I work with may be involved in both.
I'm Federal Agent Jack Bauer.
This... is the longest day of my life.
とにかく、オリジナルのスティングによる1987年発表のアルバム『ナッシング・ライク・ザ・サン』収録の名曲「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」も大好きな私ですが、このカヴァーは、ほぼ原曲に忠実な演奏とはいえ、間奏に吉本新喜劇のテーマ曲としてよく知られている「Somebody Stole My Gal」というジャズのスタンダード・ナンバーをモチーフにしたメロディーが挟み込まれていたりしていて、思わず笑ってしまいますし、何よりも画一的なレッテルに違和感を持ち、居心地の悪さを感じている、東京在住関西人の悲哀を歌った歌詞がユニークで笑えます。
実は、昨年末の来日公演のライブの感想の中でも触れましたが、Billy Joelは、1993年発表の『River of Dreams』を最後に新曲中心のポップ・アーティストとしての活動から離れると宣言して以降、本当にオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムや新曲を(カヴァー曲を除くと)出してきておりません。よって、昨年末の久々の来日公演においても新曲の演奏は1曲もなく、その点は、多少寂しく感じたものでした。ただ、一方で、今回の久々のワールド・ツアーをきっかけに、1993年発表の『River of Dreams』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムを作る意欲が湧いてくれないかなぁ、と多少期待したのも事実で、実際、今回のツアーを行う前に、「引退なんかしていない」と引退(と解釈されてしまった)発言の真意を説明までしていたことも、その期待感を増幅させました。でも、まさかこんなに早く新曲を耳にすることができるとは、正直、予想していませんでした。
実際、NEW YORK POSTが先月、1993年発表の『River of Dreams』以来となるポップ・ミュージックの新曲「All My Life」を、Billy Joelが、昨年12月29日にニューヨークのスタジオに往年のプロデューサーである巨匠のPhil Ramoneと共に入りレコーディングしたと報じた際も、その「All My Life」が、現在の妻であるKatie Lee Joelとの結婚二周年を記念して書かれた曲とのことだったので、単なるプライベートな作品として私的に録音しただけかも、とリリースについては、正直、懐疑的でした。
しかしながら、この度、PEOPLE.comにて、この新曲「All My Life」の独占先行フル試聴が開始されたと知り、早速こちらにて歌詞と共に先行試聴してみました。印象としては、Billy Joel自身、PEOPLEとのInterviewの中で語っているように、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲という訳ではなく、寧ろ1950年代の古き良きアメリカを彷彿とさせるような、Tony BennettやFrank Sinatraのようにオーケストラをバックにロマンティックに歌い上げるという感じの楽曲ということで、まるで懐かしのポップ・スタンダードのような趣を感じました。また、歌詞についても、私生活で見舞われた数多くのアクシデントを乗り越えて、漸く真に愛する妻を得ることができ、人生が好転した喜びが溢れていて、やっとBillyも立ち直って幸せになったんだな、というのがメッセージとしてひしひしと伝わってくる内容で、ジーンとくるものがありました。勿論、本音を言うと、Billyの往年の典型的なポップ・ミュージックのような作風の楽曲を期待していたので、その点については、肩透かしを食らった感もありますが、これはこれでありかな、というのもまた偽らざる気持ちであります。
ということで、Billy Joel復活の狼煙となる13年振りのポップ・ミュージックのオリジナルの新曲「All My Life」、是非とも下記オトフレーム又はこちらをクリックして、試聴してみてください。
因みに、Sony Music Online Japanの公式ページによると、この新曲は2月27日全米発売予定との事ですが、日本での発売は今のところ未定*とのことです。とはいえ、これを機会に良いアイデアが浮かんで、最終的には『リヴァー・オブ・ドリームス』以来となるオリジナルの新曲だけのポップ・ミュージックの新作アルバムへと発展することを期待したいものです。
* 2007年4月18日に、「Honesty」と「Stiletto」の2曲をボーナストラックとして追加収録した全4曲入りシングルとして、日本盤も発売となっております。詳しくは、Sony Music Online Japanの公式ページより参照ください。
尚、地上波で放送された『トゥルー・コーリング』吹替版では、土屋アンナがカバーした「Somebody Help Me」がエンディングテーマとして使用されたとのことですので、地上波で観ていた方にとっては、寧ろそちらのほうがお馴染みと思われますが、そちらの方については、既に土屋アンナの1st mini album『Taste My Beat』に収録され発売中とのことですので、地上波で観ていた方がお探しの場合は、そちらの方でないかどうか一応こちらより試聴の上、お買い求めください。
私にとって、本格的に洋楽に嵌るきっかけとなったのが、この曲との出会いからだったと言っても過言ではありません。初めてこの曲を知ったのは、当時偶に見ていたサンテレビで夕方放送していた『ポップベティハウス』で、丁度、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」のMTV Video Clipが流れたのですが、その瞬間、その美しい楽曲とピーター・セテラのハイトーン・ ボイスの虜となりました。しかし、当時、中学生だった自分にとっては、アルバムカセットでも高価で即買える代物ではなかったので、とりあえずはFMラジオのエアチェックで、ピーター・セテラの「グローリー・オブ・ラヴ」の放送番組(多分、同時期に聴くようになった、毎週日曜日の夜にFM大阪で放送されていたケーシー・ケーサムの『アメリカン・トップ40』だったと思う)をカセットテープに録音、編集して愛聴していました。そして、その年末頃には、エイミー・グラントとのデュエット曲でもあるセカンド・シングル「ネクスト・タイム」という美しい名曲(結果的にはその曲も全米No.1を獲得しました)を耳にしたのが決めてとなり、無けなしの小遣いを叩いて、漸くアルバム『ソリテュード~ソリティア』のカセットを買う決心を固め、近所のレコード屋に走ったものの、売り切れていて買えず(代わりになぜかピーター・ガブリエルの『SO』ならありますけど、と薦められ、思わずツッコミそうになった記憶もあります) 、翌1987年の正月に漸く購入できたという懐かしい思い出があります。
それにしても、あれからもう20年経ったんだなぁ、と感慨深いです。ということで、「グローリー・オブ・ラヴ」の懐かしのMTV Video Clipも、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。
因みに、非公認盤DVD『Live In Salt Lake City』でも、この「グローリー・オブ・ラヴ」を歌う前に、ピーター・セテラ本人が少しコメントしていますが、実はこの曲、元々は映画『ロッキー』シリーズ(時期的に『ロッキー4』?)用に書かれたものであったが不採用となり一旦お蔵入りになっていたものとのことで、その後、『ベスト・キッド2』関係者からオファーを受けた際に、聞かせたところ気に入られた事から、歌詞を『ベスト・キッド2』用に一部書き直して提供したものだそうです。もし存在するなら、そのオリジナルの映画『ロッキー』シリーズ用の没テイクも聴いてみたいものです。