Waterfalls Blog

The Blog of "Waterfalls: Taka's Hemisphere"

ピーター・セテラ / STAY WITH ME

2013-06-16 | Song of the Day
今回は、来月開催されるピース・アーチ・ひろしまプロジェクトのメインイベント「World Peace Concert”HIROSHIMA”2013」のオープニングコンサートに出演するピーター・セテラの、日本では映画「竹取物語」の主題歌として有名な「Stay With Me」を取り上げたいと思います。

この曲は、ピーター・セテラのシカゴ脱退後の初ソロ・シングルであり映画「ベスト・キッドⅡ」の主題歌でもあった「グローリー・オブ・ラヴ」と、続くエイミー・グラントとの共演でのセカンド・シングル「ネクスト・タイム」での連続全米No.1獲得の後に、日本国内でのみシングルとしても発売された、日本ではピーター・セテラの代表的なヒット曲の一つです。しかしながら、(ドイツでリリースされたという話があるものの、プロモリリースか商用リリースか不明な為、ここでは含めず)日本以外では今まで一切商用リリースされていないこともあり、世界的には埋もれている隠れた名曲となっています。寧ろ、世界的には作曲者のボビー・コールドウェルのセルフ・カバー・ヴァージョンの方が、日本以外でも商用リリースもされており有名かもしれません。

2009年12月の初ソロ来日公演の実現以降、デイヴィッド・フォスター&フレンズの出演者としての2度の来日(2010年2012年)を含めると、(2011年の来日はなかったものの2012年のソロ再来日公演は1月だったので)ほぼ毎年来日が実現しており、渡米して公演を観たり来日署名運動を展開したりしていた者としては、格別の感慨があります。

しかしながら、まだ満たされないものがあるとするなら、それはまだ1度も「Stay With Me」が披露されていない点となります。実は、去年1月、ピーター・セテラ本人に直接「Stay With Me」の日本シングル盤をプレゼントできたのですが、その時にわかったのは、ピーター・セテラ自身そのシングル自体持ってなかったという点で、曲の存在自体覚えてなかったようだった、という点でした。

でも今ではその曲をピーター・セテラ本人も持っていますので、(来月の「World Peace Concert”HIROSHIMA”2013」では無理だとしてもその後に)またある(と信じている)ソロ来日公演では、是非共、日本での世界初披露を実現したく、声を大にしていきたいと思っています。

ということで、今日からFacebook、Google+、TwitterといったグローバルSNSを利用しての発信を開始しました。それらのアカウントをお持ちの方で賛同いただける方は、是非「いいね!」とシェア、「+1」と共有、「リツイート」をこの場を借りてお願いいたします。

Facebook:https://www.facebook.com/taka.hijiya/posts/595056557182710?viewas=100000686899395
Google+:https://plus.google.com/101817397760514656103/posts/EjHedXnYLE8
Twitter:https://twitter.com/waterfalls_taka/status/346137490706542593

もしこの曲をご存知でなかったり聴いたことがない方が居たら、是非ともこの機会に聴いてみてください。


竹取物語予告編


カネボウかぐや姫


stay with me - peter cetera


Bobby Caldwell - Stay With Me

Nick Wood / HOPE

2012-03-25 | Song of the Day
今回は、サッカー日本代表の応援ソングとしてもおなじみの「PASSION」を手掛けたことでも有名なニック・ウッドによる、昨年3月に発生した東日本大震災により被災した東北被災地の子供たちのためのチャリティー楽曲「HOPE」をご紹介したいと思います。

「HOPE」は、東日本大震災で大津波に飲まれながらも1本だけ奇跡的に生き残った、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」に敬意を表し、ニック・ウッドとグラミー賞受賞の実績を持つ音楽プロデューサーのジョン・ジョーンズが共同プロデュースした楽曲で、このプロジェクトに共感し賛同したジュリアン・レノンがデュエットでボーカル参加しているほか、小室哲哉もピアノ演奏で参加しています。また、バックコーラスには震災孤児や震災遺児の教育支援のための教育支援事業BEYOND Tomorrowの学生達も参加しています。

とにかく、「HOPE」の全印税収益はBEYOND Tomorrowに寄付されますので、iTunesにて是非ゲットしましょう!  



ホイットニー・ヒューストン / グレイテスト・ラヴ・オブ・オール

2012-02-13 | Song of the Day
今回は、11日急逝したホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を急遽取り上げたいと思います。

自分にとっては、この曲が初めて耳にしたホイットニー・ヒューストンの曲で、聴いた瞬間から鳥肌ものでした。また、今でも一番好きなホイットニー・ヒューストンの曲で、いつ聴いても琴線に触れます。実際、リンダ・クリードという作詞家による歌詞の内容も素晴らしいのですが、子供の頃からの夢を叶えたホイットニー・ヒューストン自身を回想するようなこのビデオも素晴らしい出来で、それだけに晩年のホイットニー・ヒューストンを思うと、切なく悲しくもなるのですが、全盛期の一番輝いていた頃のビデオでもありますので、是非とも試聴してみてください。

最後に、ホイットニー・ヒューストンのご逝去を悼み,謹んで哀悼の意を表します。


Whitney Houston - Greatest Love Of All



Julian Lennon / Lookin' 4 Luv

2011-09-18 | Song of the Day
ジュリアン・レノンが遂に活動再開です! 1998年発表のアルバム『フォトグラフ・スマイル』以降はレストラン経営や写真展の開催など、もっぱらサイドビジネスやプロジェクト中心の活動をしていたジュリアン・レノンですが、昨年末に久し振りにシングル「Lucy」を発表してはいましたが、完全新曲のフルアルバムの発表という意味では本格的な音楽活動の再開となる、実に13年振りとなる6枚目の新作『Everything Changes』からの先行第一弾シングルとなるのが、この「Lookin' 4 Luv」になります。とにかく、円熟味を増したこの繊細なスロー・バラードを歌うジュリアン・レノンの歌声は優しく切なげで、心に響きます。

ということで、新作『Everything Changes』への期待も高まるこの「Lookin' 4 Luv」、是非とも聴いてみてください。

Lookin' 4 Luv


The_AIU / CPU

2011-09-10 | Song of the Day
今回は、iTunesの「今週のシングル」に選ばれたThe_AIUの「CPU」を取り上げたいと思います。

2010年10月15日に東京で結成されたThe_AIUは、インドネシアで熱狂的な人気を誇る女性シンガー、アユ・ラトゥナ(Vo)と、元THE JETZEJOHNSONのギタリスト池橋壮一(Gt&Cho)と、ノイズ&トリートメント担当の国籍不明の謎の美少年ジェシー(Noise&Treatment)から成る多国籍でドラムレスの3ピース・バンドとのことで、この「CPU」は彼らの1st Album『MINORITY』からの1曲とのことなのですが、とにかくその楽曲のクオリティの高さと池橋壮一のエッジの効いたカッティング・ギター、ビョークを彷彿とさせるアユ・ラトゥナの唄声に惹かれます。

とにかく、9月7日より1週間はiTunesの「今週のシングル」として無料でダウンロードできますので、是非ともこの機会をお見逃しなく!

http://itunes.apple.com/jp/album/id461793546

The_AIU/CPU(music video)


マドンナ / ラ・イスラ・ボニータ

2010-07-16 | Song of the Day
今回は、今日から行われるザ・ボサノヴァ・ホテル初来日公演を記念して、メンバーであるブルース・ガイチが、パトリック・レナードマドンナと共作した曲で、マドンナの大ヒット曲である「ラ・イスラ・ボニータ」を取り上げたいと思います。

「ラ・イスラ・ボニータ」は、マドンナの1986年発表のアルバム『トゥルー・ブルー』の中の1曲でシングルカットもされ世界中で大ヒットした名曲ですが、実際にブルース・ガイチはレコーディングにもスパニッシュ・ギターとアコースティック・ギターで参加しています。個人的には、初めて好きになったマドンナの曲であると共に、今でも一番好きなマドンナの曲で、美しいメロディとメランコリックなギターがとても印象的で大好きです。

実は、この曲、ザ・ボサノヴァ・ホテルとしてもアルバム『ムーン・アイランド』でボサノヴァ風にセルフ・カヴァーしているので、改めてオリジナルを聴き返してみるのも良いかなと思い、セレクトしました。

ということで、マドンナの大ヒット曲「ラ・イスラ・ボニータ」の懐かしのビデオクリップ、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。


マイケル・センベロ / マニアック

2010-07-13 | Song of the Day
今回は、今週末行われるザ・ボサノヴァ・ホテル初来日公演を記念して、メンバーであるマイケル・センベロの大ヒット曲「マニアック」を取り上げたいと思います。

映画「フラッシュダンス」の挿入歌で全米No.1も獲得したこの「マニアック」ですが、ザ・ボサノヴァ・ホテルとしてもアルバム『ムーン・アイランド』でボサノヴァ風にセルフ・カヴァーしているので、改めてオリジナルを聴き返してみるのも良いかなと思い、セレクトしました。

ということで、マイケル・センベロの大ヒット曲「マニアック」の懐かしのビデオクリップ、こちら又は下記画像をクリックすると、フルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。


ララ・ファビアン / BAMBINA

2010-07-09 | Song of the Day
今回は、ララ・ファビアンの名曲「BAMBINA」を取り上げたいと思います。

フランス語で歌われているこの曲ですが、実は、もうすぐ来日公演が行われるザ・ボサノヴァ・ホテルのメンバーであり、ブルース・ガイチの奥方でもあるジェイニー・クルーワーが、ララ・ファビアンと共作した曲なのです。また、平原綾香が好きな方ならご存知の通り、無名歌手・氷室茜という設定の役柄で本格的に女優デビューした、倉本聰が『北の国から』、『優しい時間』に続く“富良野三部作・最終章”として3年ぶりに富良野を舞台に書き下ろした連続ドラマ『風のガーデン』の中での、ホテルのラウンジでのピアノの弾き語りのシーンで歌われた曲でもあります。(また、シングル「ノクターン/カンパニュラの恋」のSpecial Trackとしてもリリースされています。)

とにかく、シンプルながらも心に染み入る名曲ですので、聴いたことがない方が居たら、是非とも聴いてみてください。因みに、フランス語の歌詞とその英訳ならこちら、和訳ならこちらでご覧になれますので、できれば歌詞を見ながら聴いてみてください。




アンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ/ ブラザー・オブ・マイン

2009-11-26 | Song of the Day

今回は、私自身プログレッシブ・ロック(=以下プログレ)を知るきっかけになった曲であり、これぞプログレと今でも思う代表格とも言える曲であるアンダーソン・ブラッフォード・ウェイクマン・ハウ(=以下ABWH)の「ブラザー・オブ・マイン」を取り上げたいと思います。

初めてこの曲を知ったのは、当時偶に見ていたサンテレビで夕方放送していた『ポップベティハウス』だったと思います。そこで流れたABWHの唯一のアルバム『閃光』(1989年)からの第一弾シングル「ブラザー・オブ・マイン」のビデオクリップを見た瞬間に、その美しいビデオ映像とリック・ウェイクマンの煌びやかなキーボードやスティーヴ・ハウのギターが奏でる楽曲の旋律の美しさ、ビル・ブラッフォードのけたたましいエレクトリック・ドラム、そして、何よりもジョン・アンダーソンのエンジェル・ヴォイスに惹かれたのが、イエスジョン・アンダーソンの音楽、更にはプログレをも好きになる最初のきっかけでした。その後、このABWHが1970年代にあった創造性を蘇らせようと当時のイエスの黄金のラインナップで結成したバンドということから、1970年代のイエスのシンフォニックな作品を中心に所謂名盤と称されるプログレ作品を色々聴いてきましたが、私個人的には、この「ブラザー・オブ・マイン」やこの曲が収められているアルバム『閃光』を超える感動を覚えたプログレ作品は、イエスも含め、まだ他にはありません。

ということで、(i)ビッグ・ドリーム(ii)ナッシング・キャン・カム・ビトゥイーン・アス(iii)ロング・ロスト・ブラザー・オブ・マインの3部構成の組曲であるこの「ブラザー・オブ・マイン」の懐かしのビデオクリップ、下記画像をクリックするとフルでご覧になれますので、良かったら是非とも試聴してみてください。


Anderson Bruford Wakeman Howe "Brother of mine" (music video)


平原綾香 / ノクターン

2009-10-24 | Song of the Day
丁度一年前の今頃は、倉本聰が『北の国から』、『優しい時間』に続く“富良野三部作・最終章”として3年ぶりに富良野を舞台に書き下ろした連続ドラマ『風のガーデン』を欠かさず見ていました。その連続ドラマの主題歌が、平原綾香のこの曲「ノクターン」でした。また、平原綾香日本語詞の作詞を担当したカップリングの「ノクターン」の日本語版「カンパニュラの恋」、「BAMBINA」も同ドラマの中で使われていました。元々、平原綾香のファンとなったきっかけが『優しい時間』の主題歌「明日」でしたので、この『風のガーデン』の主題歌も平原綾香の「ノクターン」に決定したと知ってからは、第二の「明日」となるのではないかと期待していました。しかも、ホテルのラウンジなどでピアノの弾き語りをしている無名歌手・氷室茜という設定の役柄で、平原綾香も本格的に女優デビューするとのことでしたので、その期待は更に膨らんだ状態で初回放送を見たのですが、ホテルのラウンジでのピアノの弾き語りのシーンでの歌唱曲「BAMBINA」は良かったのですが、エンディングになって流れてきた「ノクターン」を初めて聴いたときの印象は、暗くて正直微妙でした。

しかしながら、この『風のガーデン』は、「人が最期に帰る場所」というのをテーマに選んだ、死ぬということについて考えた作品であったということもあり、このショパンの名曲の荘厳な暗さはドラマの雰囲気に見事にマッチしていて、徐々に嵌っていきました。また、史香による英語詞もドラマのストーリーに見事にマッチしていて、心を打つ出来でした。(尤も、こちらこちらのインタビューによると、ドラマのための書き下ろしではなく全くの偶然なんだそうですが。)

とにかく、聴けば聴くほど心に深く染み入るこの「ノクターン」と、もう少しポップな味付けとなっている「ノクターン」の日本語版「カンパニュラの恋」、聴いたことがない方が居たら、是非とも聴いてみてください。また、Leisure CentralというUKハウスの伝説的レーベルAOや、日本屈指のハードハウスレーベルParatoneの創設メンバーで、DJ Synthesizerとしても活躍する掛川陽介と、i-depnote nativeらのサウンドプロダクションに於いて、重要な役割を果たしている黒帯クリエイター本澤尚之によるプロダクションユニットのアルバム『LEGACY Classical Masterpieces ×House Music 』というアルバムに収録されている平原綾香のシングル『ノクターン』のリミックス・ヴァージョンである「Nocturne (note native remix) 」も最高にクールですので、良かったら併せてチェックしてみて下さい。