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ミスチル「くるみ」が映画主題歌に起用され、アレンジ再録

2006-09-21 | News Clippings
人気ロックバンド、Mr.Childrenが来年公開の映画「幸福な食卓」(小松隆志監督)の主題歌にヒット曲「くるみ」を提供したことが17日、分かった。提供といっても、同作のため完全にアレンジを変え、録音し直した“新生”「くるみ」。ミスチルにとって旧曲の再録は異例だが、映画に感動した音楽プロデューサー、小林武史(47)とメンバーが自ら申し出て実現した。

「くるみ」は人は傷つき、何かを失っても、それでも前に進まなければならないという内容を歌ったバラード。2003年11月に「掌」と両A面シングルで発売され、CMソングにも使われて大ヒットした。その後も、メッセージ性の強い歌詞でファンの支持を受け続ける楽曲だ。

「原作を読んだとき、頭の中で『くるみ』が鳴った」という小滝祥平プロデューサーが、今年4月半ば、映像だけをつないだ試写に小林を招いた。2人は映画「深呼吸の必要」「地下鉄に乗って」でコンビを組んだ仲。同曲の使用を切望する小滝氏に小林は当初ためらったが、映像を見て一転。自ら「レコーディングをし直したい」と申し出たという。

映画は、父親の自殺未遂をきっかけに崩壊した家族を支える中学生の佐和子が主人公。佐和子を襲った突然の悲劇が、皮肉にも家族を再び結びつけるという“崩壊と再生”を描くが、「くるみ」に込められた思いと映画の内容は驚くほどぴたりと一致。小林は「メンバー全員が試写を見た上で、満場一致で参加を決めさせていただきました」とコメントした。

旧「くるみ」は通常のバンド演奏だが、新「くるみ」は小林が自ら奏でる静かなピアノから始まり、ボーカルの桜井和寿(36)が感情を込めて歌う。思わず声に出てしまった、「くるみ」という声も入っている。

異例の再録という心意気に、小滝氏も英断。約5分のフルサイズを使うために、エンディングを新たに撮影、編集し直して応えた。佐和子が土手をひたすら歩くだけの映像だが、♪出会いの数だけ別れがある…という歌詞が映画のすべてを絶妙に表現している。

「この映画のための新たな『くるみ』が出来上がったと思います」と小林は、新曲を「くるみ-for the Film-幸福な食卓」と命名。小滝氏は「今回の仕事で、いいものはいつも新しい、ということをまざまざと見せてもらった」と感激している。

■ Source: SANSPO.COM


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1 Comments

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New Single「しるし」 (Taka@管理人)
2006-11-18 02:14:08
既に11月15日より発売中のMr.Children New Single「しるし」のカップリングとして、この「くるみ - for the Film - 幸福な食卓」も発表されました。

詳しくは、下記URL先のオフィシャル・サイトより確認下さい。

http://www.mrchildren.jp/

それにしても、日テレのドラマ「14才の母」は観てないのですが、この新曲「しるし」、素晴らしい名曲ですね~。このシングルの収録曲は全て好きです、ハイ。
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