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ベリンダ・カーライル来日“シャンソン転向宣言”

2006-03-13 | News Clippings
米歌手、ベリンダ・カーライル(47)が9日、大阪市内でサンケイスポーツの独占インタビューに応じ、仏のスタンダード音楽に挑戦することを明らかにした。77年に女性だけのパンクバンド「ゴーゴーズ」でデビューし、87年の「ヘブン・イズ・ア・プレイス・オン・アース」の大ヒットでポップ歌手としても成功したベリンダ。50代を前にしても常に変化を追い求めている。



今回ベリンダは、日本のバブル期を彩ったユーロビート系アーティストによるライブイベント、「80S DANCE POP SUMMIT」出演のため2年ぶりに来日。この日、大阪・中之島の大阪国際会議場で迎えた初日の前に、サンケイスポーツの取材に応じた。

「私の曲はユーロビートじゃないけど、お客さんはいろんな音楽を聴けるからいいんじゃない? この際ヒット曲だけを歌うし、絶対楽しませるわ」とベリンダ。パンク出身らしい率直なやり取りが続き、「それに、ポップ歌手として日本に来るのは、これで最後になると思うわ」と爆弾発言も飛び出した。

「フランスのスタンダード音楽だけのアルバムを作っているの。クラシックやシャンソン、全部フランス語で歌ってるのよ。去年のうちに大体仕上げたので、9月には発売できると思うわ」

93年に仏へ移住。今は夫と14歳の息子と3人で、南仏で暮らしている。「前から欧州に興味があって、ライフスタイルを変えたいと思ったときに、きっぱり決めたの」。夫はレーガン政権時代の高等顧問を務めたヤリ手で、ベリンダ自身も「ヘブン-」などの印税があり、ショービジネスの第一線から離れても問題なかったという。

それでも、2年前に日本の夏フェス「サマーソニック」で、ゴーゴーズを再結成させたばかり。本格的にロック回帰を目指すと思われていた最中での“シャンソン転向宣言”だから、世界的な仰天ニュースだ。

「自分のキャリアに新しいものを加えたい。ひどい出来だったらボツにしようと思ったけど、結構いいわよ」とベリンダ。アルバムのタイトルは仏語で出発のかけ声を意味する「ボラ」。新分野へ踏み出す心境を、見事に集約した題名だ。


★17年ぶりアストリー
同イベントのトリを務めるリック・アストリーは実に17年ぶりの来日(3度目)。80年代に「ネバ・ゴナ・ギブ・ユー・アップ」「トゥゲザー・フォエバー」の2大ヒットを飛ばし、「一人娘と過ごす時間が欲しくて」あっさり引退。現在はマイペースで仕事を再開しており、今回は2月22日に日本では13年ぶりに発売されたニューアルバム「ポートレイト」からの曲や、前出の2曲などを披露した。

★10日から東京公演
80S DANCE POP SUMMIT」はベリンダのほか、英歌手のリック・アストリー(39)、シニータ(同)、伊歌手のマイケル・フォーチュナティの4人が出演。11、12日は東京国際フォーラムで東京公演が行われる。当日券の問い合わせはディスク・ガレージ=TEL03・5436・9700へ。

■ Source: SANSPO.COM


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