「学びのまち足利・『うちどく』プロジェクト」~学力と豊かな心と家族の絆を「うちどく」で育てよう!~

足利うちどく推進委員会と足利市小中学校PTA連合会で推進している「うちどく」(家庭での読書活動)を広めていくブログです。

「足P連うちどくフォーラム2019」大盛況!

2019-12-02 14:27:29 | うちどく推進
「足P連うちどくフォーラム2019」が無事に終わりました
栃木県PTA連合会「研究PTA」事業の一環で、令和元年11/30(土)の午後2時30分より市民会館小ホールで開催され、約140名の児童・生徒・保護者・PTA・学校関係者の皆様にお越しいただきました。本当にありがとうございました

まず初めに、足利市小中学校PTA連合会(以下、足P連)舘野進一会長の主催者代表挨拶、そして、ご多忙の中お越しいただいた足利市教育委員会の邉見隆教育次長に来賓のご挨拶をいただき、開幕しました。



第1部は、今回の目的でもある「より多くの人々に『本・読書』に興味を持っていただく」ため、ミステリー作家で脚本家でもある大倉崇裕(おおくらたかひろ)さんをお招きしてのトークショーでした。大倉さんは、福家警部補シリーズや警視庁いきもの係シリーズ等数多くのミステリーを書かれ、最近では劇場版名探偵コナンの「から紅の恋歌(2017)」や「紺青の拳(2019)」の脚本も書かれた人気作家さんです





大倉さんは、本・読書やミステリーの魅力、そして、ご自身の読書遍歴(今までどんな本をどれくらい読んできたか)を話され、また、ホワイトボードを使って、作家さんの収入の仕組み(どうやって本は売れて、作家にお金が入るか)等も教えていただきました。そして、劇場版コナンの2作品の製作秘話、原作の青山先生とのやりとり等も紹介され、本当に楽しく貴重なお話を聴くことが出来ました 

第2部は、パネルディスカッション「読書で子どもの世界を広げよう!」を行いました。パネリストに大倉さん、そして、赤ちゃんから本に親しむきっかけ作りの活動をしている、あしかが子育て応援ネット代表の岡島敦子さん、赴任された学校の図書館を次々と魅力的に改造されている、足利市立東山小学校校長の村山哲也さん、「うちどく(家庭での読書活動)」を推進している足P連会長の舘野さんをお招きし、足利うちどく推進委員会の桑山弘和委員長がコーディネーターを務めました。



各パネリストのお立場から、本との接し方や子どもにとっての読書の意義、どうやって本や読書に興味の無い子ども達にアプローチするかなど、大変参考になるご意見をいただきました。

最後に、亀井一浩足P連副会長の謝辞で幕を閉じましたが、終了後も大倉さんにサインを求める長蛇の列、大倉さんも快くサインに応じてくれました。また、コナンの実物の脚本をご持参され、来場者が閲覧できるようにしていただき、皆さん大喜びで本物の脚本の頁をめくっていました



お忙しいところ、快くご講演を引き受けていただいた大倉さん、同じく第2部のパネリストの皆様、当日お越しいただいた皆様、また、ご後援いただいた足利市・足利市教育委員会、並びにご協賛いただいた市内企業、団体、個人の皆様、各校PTA、教職員の皆様に心より感謝申しあげます。また、ご準備いただいた足P連役員、うちどく推進委員会の皆さん、大変お疲れ様でした。これからも、足利の子ども達が少しでも本・読書に興味を持つような活動を続けて行きたいと思います

「足P連うちどくフォーラム2019」開催します!

2019-11-14 18:01:04 | うちどく推進
先週金曜〆切の「第6回うちどくコメントコンクール」、今年もたくさんのご応募をいただきまして、誠にありがとうございました 現在、取りまとめ中で、来週選考委員会を開催した後、市長、教育長に優秀作品を選んでいただく予定です。ご応募いただいた方々、どうぞお楽しみに

さて、今日はこのブログで案内をするのを忘れておりましたが「足P連うちどくフォーラム2019」のお知らせです。栃木県PTA連合会「研究PTA」事業の一環で、11/30(土)の午後2時30分より市民会館小ホールで開催します。



第1部は今年上半期邦画No.1ヒット作品劇場版「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」の脚本を担当したミステリー作家の大倉崇裕(たかひろ)さんをお招きしてのトークショー、第2部は市内で読書に関わる活動をされている方々をお招きしてのパネルディスカッションを予定しております。「本・読書」を楽しむための色々な話が聴けると思いますので、どうぞお気軽にお越しください 

もちろん、大倉さんからはコナンの話もいっぱい聴けますよ ぜひ、保護者の皆さんだけでなく、お子さんも一緒にご参加くださいませ。足利市内の小中学生ならびに保護者の皆様は、このチラシの下部分の申込書で学校を通じてお申し込みください。一般の方は足利教育センターまでご連絡ください。(TEL・FAX 0284-43-1112、水土日休み) 〆切は、す、すみません、明日11/15(金)までとなっております 多少遅れても受け付けますので大丈夫です。どうぞよろしくお願いいたします

また、当日はお隣で足利市立図書館まつりも開催しておりますので、ぜひ一緒にお楽しみください

なぜPTAが「うちどく」を?

2017-09-26 15:29:42 | うちどく推進

今回は、なぜ、PTAが「うちどく」推進を始めたか?というお話を

近年、どこの小中学校でも、「朝読書」や「読み聞かせ」の時間がありますよね?
そう、学校としては、子どもたちの読書への意欲を高める活動に、物凄く一生懸命に取り組んでいます。


一方で、せっかく学校で本への興味を持った、読書好きになった子ども達でも、家ではなかなか本を読んでいません。スマホ、ゲーム、テレビ、あるいは習い事等、他にやりたいことがいっぱいありますからね


そこで、やはり、家庭での読書習慣は日常の生活を通して作られるものであり、子どもの最も身近な存在である保護者が、子どもと共に読書の楽しさを分かち合い、読書に親しむような活動をすべきではないかと考えました

また、少子化、核家族化、共働き家庭の増加、個人主義の広まり、電子メディアの普及等で、家族間のコミュニケーション不足が問題となっています。
しかし、「うちどく」をすることにより、家族のふれあいの時間ができ、コミュニケーションが増え、家族の絆も深まり、子ども達がTVやゲーム、携帯端末等に長時間携わっている生活習慣を見直せるのではないかと


ということで、これは家庭と学校で協力していかなければならないことなので、PTAの出番です
平成26年度より、足利市小中学校PTA連合会が旗を振り、市内33校の小中学校とそのPTAが協働で、「うちどく」を進めています。また、足利市教育委員会にもご理解をいただき、同年度末に市教委が作成した「あしかがっこ 学びのすすめ ~学力アップ10ヶ条~」の第8条に「家族みんなで家読(うちどく)タイム」との一文を入れていただきました

こうして、少しずつ、足利での「うちどく推進」がスタートしました。次回は、「うちどく」を広く皆さんに知ってもらうための事業のお話を

「うちどく」を始めよう!

2017-09-26 11:17:01 | うちどく推進


うちどく」って知ってますか?
ズバリ!家庭で読書することです
平成26年度より、足利市小中学校PTA連合会(足P連)では、親子のコミュニケーションと子どもたちの学力アップおよび豊かな心をはぐくむため「うちどく」の推進に取り組んでいます。
そして、今年度より足P連から独立した「足利うちどく推進委員会」がその意志を引き継ぎ、このブログを通して「うちどく」をどんどん広めていく予定ですので、どうぞよろしくお願いします

でも、「うちどく」ってどうやるの?
特に難しい決まりはありません。

例えば、小さいお子さんには読み聞かせをしてあげたり、


家族で同じ本を読んだり、


時間(うちどくタイム)を決めて家族みんなで読書したり、読んだ本の感想を話し合ったり、おすすめの本を言い合ったり、何でもかまいません。

読書を通して、家族がコミュニケーションを取り合い、家族の絆を深めていくことが、「うちどく」の目的の一つです
ぜひ、それぞれのご家庭に合った「うちどく」を始めてみましょう