昨夜、交流協会・高雄から案内のあった日本映画を見ました。
紹介の映画【天地明察】、監督は【おくりびと】の滝田洋二郎で、市の公共施設、愛河の【高雄市電影館】です。
チケットは120元。
昨年の大島渚映画イベントで【愛のコリーダ】以来2回目の会場ですが、チケットを見たら、【イベント 日本文学特映場―天地明察】のスタンプが押してありました。会場は小規模な上映室で100席位ですが50人くらいの観客ですが、エンデングクレジットの終了まで誰も立ち上がりません。ふと「日本人も結構映画好きの人が多くなった」と思って、終了後退場者の流れを見たら、ほとんどが台湾人です。そんな事から、数週間前に見た【KANO】の事を思い出しました。
台湾の映画愛好人口は日本より率としては多いのではないでしょうか?
高雄を見ても知る限りでは、<堀江> <三多地区での遠東百貨店内のシネコン> そこから数分の所の<超高層商業ビル横の一角>等、徒歩で15分圏内だけでも以上のように集中して、結構ダブったプログラムを上映しています。 さらに、そのほとんどが一番館です。そして入場料が安いー 一般が130元(日本円350円位)、 昔、新宿や浅草にあった小規模な2番館のようなイジケタ施設ではありません。
そうした背景が、【KANO】のような評判作を生み出しているのではと思いつつ、工事の開始で防災フェンスですっかり覆われた愛河べりのセブンで、缶ビールを空けました。店内のカウンターやテーブルで飲んでいるのは、いつもの事ですが、例によって自分が一人。。。それでも、面白い映画を見た後、そぞろ歩きをし、冷えたビールを飲む。日比谷・有楽町で映画を見て、コーヒーハウスでお茶を飲んでた記憶が蘇った瞬間でした。
次回の予定は、1週間後で『中学生丸山』(宮藤宮九郎監督。2013年。草剛、平岡拓真、坂井真紀、仲村トオル。120分)です。