ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

熱くなってきた台湾国総統選挙、鉄板です

Taiwanの政治が日増しに熱くなってきてます。 台湾に住んでいてTVなどの印象から、昨年来、体勢は決まったようなものと何度かメッセージを発信して来ましたが、現野党の民進党・蔡英文氏の勝利は鉄板です。

 

つい、不謹慎にも、日本のギャンブル用語を使用してしまいましたが、今回は民進党には「うねり」を感じます。

 

kazanの嫌いな社会党ー社民党の故土井たか子氏の有名な「山は動いた」がありますが、うねりを感じると言うことはこういうことなのでしょう。 知性的な印象で、一見地味ですが、多くの方の共感を得られるキャラクターは、前回の一敗地からの雪辱戦となるのですが、いわゆる雪辱戦と言う言葉からうける「悲壮感」は一切ありません。

 

kazanが住んでいます高雄市は、有名な名物市長が同様に女性の「陳菊」氏で同じく民進党です。台湾は南部、kazan流に言えば、北回帰線の南、つまり熱帯ゾーンは民進党が圧倒的に強いです。

 

歴史的にみれば、1927年2月28日の228事件も、火ぶたは古都・台南ではじまり、全国的に広がりましたが、高雄市でも激しい抗争というより虐殺にちかい状況が史実として残っております。 この詳細はいずれの機会にゆずります。

 

kazanが尊敬してやまない、李登輝総統につぐ、知性派の総統の誕生が、いまや遅しの観を呈していることを、そして、男性社会が色濃く残る台湾で女性総統はおおきな歴史の転換点になるのではと想像します。 前回の選挙では、安全保障関係の問題があまり表に出なかったのですが、最近の支那中国の暴走ぶりが国際的な批判をあびるような環境のせいで、明確に「日台生命共同体」構築を前面に出すことをみても、やわな女性国家元首でないことも確かです。

 

時代がかわりますね。

 

さてこれで、支那共産党はどういう出方をするでしょう? なにせ、時代を読めず、歴史を学ばないゴロツキ国家ですから、何かつけて厄介ですが、共通の価値観を共有する民主国家として連帯、連携をとることは、当然のことです。

 

チャンネル桜の台湾チャンネル・永山英樹氏はブログで、

 

中共が台湾に武力行使する七つの事態

27091_convert_20150910164506.jpg公表された台湾国防部の2014年版中共軍事報告書

報告書は、中共軍が台湾に侵攻する可能性がある事態のケースとして、次の七点を挙げている。

1、台湾が独立宣言をした時。

2、台湾が明らかに独立に向かっている時。

3、台湾内部で動乱が発生した時。

4、台湾が核兵器を獲得した時。

5、海峡両岸の平和統一の対話が延期された時。

6、外国勢力が台湾内部の事務に介入した時

7、外国の軍隊が台湾に進駐した時。


を紹介しています。

完全に狂っているとしかおもえません。 

kazanの持論である、歴史のベクトルと反対の動きをするのでから、何をかいわんやです。


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