上は宝くじ屋で販売されている、スクラッチ式のその場で判定でき換金できるくじです。
スクラッチは、春節のお年玉代わりに頂戴しました。
面白いのは、宝くじ屋でのくじです。
日本で100円馬券を買って、140円の配当が付いて場合、どこかの場外馬券場で換金するのが常識です。
ところがが台湾人は見栄っ張りですから、100台湾ドル、約日本円300円を換金すると同時にまた、その分で購入、あるいは換金分のくじを含めて3枚や5枚、あるいは10枚を新規に購入するのだそうです。
間違っても100台湾ドルの当たりクジを換金するような「セコい」発想は無いのだそうで、それ聞いた館人は気が弱いから、未だに換金せびれております。
こ のような心理を見込んだの宝くじ屋のマーケティングは、かなり率がいいビジネスモデルです。 どう考えても、少額の当たりくじの換金が連続して当たる確率 は低いし、少額の多くの当たりクジが出ることで、リピーターが換金した金額以上の購入をするわけですから、営業効率はよくなります。
そして、一発で高額くじが当たらない限り、延々と、自分の不運を恨みながら、10枚から20枚位のくじを買い続けることになります。 これは楽なビジネスということになります。
他にギャンブルのない台湾では、宝くじが唯一のギャンブルです。 賭けマージャンやトランプ、将棋、碁の類で金銭の賭けは表向きは禁じられてます。