連立相手の顔色を覗い、野党の反対を恐れ、メディアとの対決を忌避し、財務官僚に詐され、外務官僚に嵌めれ、財界には恫喝されて何も出来きずに、伝統の「事なかれ主義」を硬くなに貫く政府は、国の内外に多くの問題、矛盾を抱えたまま、跳梁する侵略国家に手をこまねいている。
知恵も、知識も、決断力のない国家、政権は永田町に近い日枝神社で、毎朝「護国安泰」を朝夕参拝して祈願、福島瑞穂のご真筆で書かれた「憲法九条」の御札をNSC会議室の正面壁面の上段に神棚を置いて祀りつつ、無為無策でいるより、簡単な解決法のキーワードは「ボコボコ」だと思う。
英国が今米国並に対決モードを増幅してる様子が明確に見える報道が連日ニュースサイトや、報道系メディアコンテンツで発信されている。
「ボコボコ」がもっとも現実的で、経済効率の高い解決の選択肢であることは、歴史を学習すれば容易に理解できるはずです。
「階級闘争の勝利の果に恒久平和」など左翼の戯言、白昼の夢、淡い初恋同様の陽炎のような期待に過ぎないことはアホ以外は皆体験的にも知っている常識のはずです。
世界史の教科書を開いてみよう。
Kazanは、手元に「高校世界史B・三省堂、1997年版」の教科書があるが、インデックスをいれて、368ページ、表表紙と裏表紙の見開き4ページをいれた372ページの記述の半分は、パワーゲームの果の戦争の起承転結を記述している。
それによるメリットを、それなりの代償を支払う事で、1600年以降の世界で利益を最大化してきた国があり、その国は「ボコボコ」結果、代償の旨味を知り尽くしている。
腰を挙げた国とつるんで旗幟鮮明に立ち回れば、冒頭の隘路はまるで、一皮、ふた皮向けたかのような解決につながる確立は、100 ゼロだと見える。