ロシア軍によるウクライナ侵攻は、開始後24日目になり、展開は予想されてたように、プーチン・ロシアは、Xi_キン平・CCPにSOSを発信したことがメディアの話題になったのが先週後半でした。
これは、2月24日にウクライナ侵攻計画を共有してたので、意外性など一切無く極めてスムーズな発信と世界は受け止めました。
つまりワッカリ易い展開と状況だと思っております。
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逆に、毎日、SNS情報を見てる限り、メディアを含む日本の言論空間や政治家の中の、従来の「お花畑派」「九条原理主義者」「平和ボケ派」系の発信者とそうしたインフルエンサーに感染した「個性的知識人思考派」のオツムのノーテンキ度が明確になったような印象を強く受けます。
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現実は、碁や将棋、ひょっとしたらチェスの定石通り、つまりプーチン・ロシアのXi_キン平・CCPへのアプローチを待っていたように、バイデン・アメリカは畳み掛けて、さらに、中国を恫喝しました。
もっともバイデン・アメリカとて、現在強力に効果を実証した経済制裁による返り血を浴びないでもない側面が、ウォールストリート筋から指摘されてるようですが、この件は後日に残します。
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小心者のXi_キン平にも大きな誤算がありました。
- 対ウクライナ侵攻は、2014年2月27日のクリミア併合の同様の、ハイブリット戦を仕掛け、2日間で攻略する。 ロ軍には8年前の実績がある以上、そして世界のビッグ2の一方の雄が仮に読み違いがあっても、作戦の軌道修正は極めて短期間で補正可能
- 西側の制裁内容は、従来から言い尽くされてきた通りの内容で、当然ながら、そのリスクの詳細、受ける影響も読み込み済事項の範囲内
こんな謀議に近い会談が、北京五輪中に執り行われ、五輪開催中の、しかも中共コロナがビンビンしている北京を後にしたプーチン・ロシアであったはず。
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ロシアの2日で侵攻完了、傀儡政権樹立して、計画完了のハズが、戦闘は現在にまで至っていることで、このすばらしい誤算によって、侵攻開始4日後、つまり週明けに月曜日には、世界規模での経済制裁が即座に実行に移されたという現実がありました。
この即効力を見ても、国連が関与しなければ、スムーズに事が運ぶという決定的に現実を世界が共有できた瞬間と言えます。
2019年10月の武漢ウィルス漏出でも、国連機関である、WHOの関与が無ければ、G7やEUの水平横断的政治組織は、傘下の研究機関をフル活用して、高精度の防疫態勢の構築できてた可能性を世界に共有出来たかも知れない。
このこと一つを取り上げても、形骸化し、中国の裏庭化し、機能不全の元凶である国連安全保障理事会のP5から2国の排除、つまり1945年体制の排除が必要であることの認識も共有できたハズです。
ということになれば、老獪な西欧社会は「中国のロシア救済の実行」を仕向ける動きすらあったとしても不思議では無くなってきた状況が視野に入ってきたような。。
2020年2月に予見した「ガラガラポン」がようやく始まりかけたことの興奮と、さらに、北方領土回復も視野に入ってきた興奮がボケた思考回路を刺激してくれるみたいです。