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浅草も、上野も、町並みは変わらずとしても、様相の一変感は全開でした。
今回の滞在先としてお世話になった知人宅は、西武新宿線沿線の住宅地ですので。もっぱら、高田馬場駅からの西武新新宿線を利用します。
帰国翌日、秋葉原に直行して中古ノートPCを購入したのですが、JR総武線の駅ホームから、ラジオ館方面出口のルートは、かっての秋葉原デパートの印象がインプットされているKazanには、まごついてしまうあり様です。
また、昭和通り出口で利用する長いエスカレータはそのままとしても、降りていく途中から見える、一階の様子は、記憶の断片と重なる部分は限定的で、ここでも今浦島感全開です。
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ラジオ工作系、PC自作も趣味の守備範囲とするKazanOGGには、目をつぶっても歩けるはずの秋葉原の駅で、あえなく、その自信はとん挫です。
見上げる総武線を見て、中央通りを確認して交差点に立った時、初めて、方向性が確認できる始末で、中央通りと神田明神に向かう通りの交差点の視界に入る、光景がそこそこ記憶と重なりますが、国政選挙で、故安倍晋三総理による選挙最終演説会場になった、一画と周囲の光景は完全に記憶と重なることはなかったです。
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電車で気が付いたことの一つに、新聞が消えたことです。
紙媒体の雄であった、新聞社が斜陽産業に変身したことが実感できて、これで、あと何年かでの、「N共朝毎」凋落が決定することが目視できたことで、これは幸先に良い光景になります。
電車内の光景は、ほぼ全員がスマホを見ております。
昨日の朝通勤時間が過ぎた9時半頃、高田馬場から山手線で新宿代々木に向かう時、少々の混雑があったのですが、座席に座る20代の男性二人はスマホで、あと一人の同年代の男性はタブレットで各人がかなり気合をいれて、ゲームに熱中しており、さらに彼らと同じ一行ではないように見受けられるその隣の若い女性も、スマホ打ちをしております。
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自分は新宿から代々木間のひしめき合う社内で、吊革に懸命にしがみ付き乍らゲームに夢中になっている彼ら観察してると、明らかに形相が変わり目の表情から、ドーパミンが溢れ出ているような印象でした。
そして、車内の90%以上の乗客の足元を見ると、全員がスニーカーです。
これを見た時、皮靴タイプのビジネスシューズも上述の「紙媒体」の新聞の後を追いかけているような様子を実感できました。
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3.11の時は、浅草におりました。
当時のビジネスマンの通勤光景は記憶してます。
その光景が大きく変貌したのを実感した瞬間でした。
電車内の光景は、「失なわれた30年」を認識していたKazanの概念が一層濃厚になったようです。
戦争で勝てるのか。。。、日本は?
かすかな不安が脳裏をよぎりましたデス。